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しのざき 見兆(しのざき みち、1968年6月24日 - )は、日本のタレント、歌手、ユニット「ナナしの娘」メンバー。旧芸名はしのざき 美知。
しのざき | |
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2023年2月26日、国営昭和記念公園にて | |
基本情報 | |
出生名 | 篠崎三千代(旧姓の本名) |
別名 | しのざき美知、SHINOZAKI(旧芸名) |
生誕 | 1968年6月24日(54歳) |
出身地 | 日本 埼玉県さいたま市浦和区 |
ジャンル | J-POP |
職業 | シンガーソングライター 作詞家、作曲家 |
担当楽器 | ボーカル |
活動期間 | 2001年 - |
公式サイト | ナナしの娘オフィシャルサイト |
埼玉県浦和市(現さいたま市浦和区)出身。デビュー当初は、スターダストプロモーションに所属。その後吉本興業、代官山プロダクション(ボーカリスト、作詞家として所属)に移籍した。復帰後にしのざき見兆と改名した。
人物・来歴
デビュー
1983年8月に『笑っていいとも!』の「私のメロディー」に出演をきっかけに、翌1984年に芸能界デビュー。その際いいとも青年隊が3人各自持たされている賞品箱を野々村真の大ファンだったため、毎回はずれでもいいと野々村の箱を選んでいた。バラエティ番組で人気者となる。
ものまねタレントとして
また、ものまねタレントでもあったため『ものまね王座決定戦』に出演していた当時はダチョウ倶楽部・笑福亭笑瓶・ピンクの電話とともに「ものまねお笑い四天王」とも呼ばれていた。ただし当初は、松居直美・松本明子・篠塚満由美と共に「ものまね女四天王」を結成していたが、わずか1年で斉藤ルミ子と交代し、「お笑い四天王」行きとなった。
「お笑い」と冠されるだけあってものまね自体は決して似ているわけではないが、ノリと勢いで強引なまでに見せつけるスタイルは一貫していた。『ものまね王座決定戦』ではほとんどが1回戦負けだったものの、1992年春『爆笑スター-』放送で、中山美穂の「Rosa」を披露した際は場内の爆笑を巻き起こして勝利し(対戦相手はわたる哲平)、司会の研ナオコからも絶賛された。しかし2回戦では菊池桃子の「Say Yes!」で番組史上初のワースト記録・80点をマーク、審査員席にいた菊池本人には「ちょっと愛せないですね」と言われたあげく6点を付けられた。なお対戦相手の松居直美の得点は満点(100点)だったため、これも番組史上最大点差を付けての勝敗決着となっている。
1993年、浅草キッドの現場マネージャーに『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』で見初められ、結婚のため芸能界を引退[1]。その後、一児の母となる。
歌手・SHINOZAKIとして再デビュー →再度引退
2001年、ダイエットに成功した上でSHINOZAKI名義で歌手として再デビュー。芸能界を再度引退して専業主婦になる。トレードマークであった小鼻の横のほくろがあることで元タレントの"しのざき美知"と認知され、引退後の私生活に支障が出ると感じたため子育てがひと段落した時期に除去手術を受けた[2]。
ユニット結成・改名
2017年、YouTubeに、しのざき美知&住吉奈々美(すみよしななみ・元構成作家。ベネッセこどもちゃれんじ教材の構成脚本キャラクターデザイン等を手掛ける。イラストレーター、作詞、振付担当、手話ダンス指導としても活躍。)[3] の新ユニット"くろ☆ぽんず"の"海のほひほひ"動画が突如アップロードされる。
2018年、YouTubeにて『くろ☆ぽんずRADIO きのこになりたい』がスタート。芸能界にふたたび復帰。10月にライブの企画「改名じゃんけん」に敗れたことから「しのざき見兆」と改名した[4]。新芸名を決めるアンケート用紙に「モノマネ見逃した!」と書いてあったことが由来。
2019年、ユニット名をくろ☆ぽんずからきのこになりたいに改名。楽曲提供していたヨシカネタクロウがメンバーに加わった。
2021年、ヨシカネタクロウが脱退し、ユニット名を「ナナしの娘」と変更して再出発した。
コンセプトは「何度でも青春」、「青春オカワリもう一杯」、「永遠の乙女宣言!」「ほっこりぽっちゃり癒やしの3世代対応型タレント」。いくつになっても何度でも青春の頃のように楽しもう、という思いが込められている。
出演作品
バラエティ
- 笑っていいとも!(フジテレビ系)
- 花の女子校 聖カトレア学園(テレビ東京) - 野々村真に片思いをしている掃除婦役[注 1]
- 桃色学園都市宣言!(フジテレビ)
- ものまね王座決定戦(フジテレビ)
- タモリのボキャブラ天国(フジテレビ) - 視聴者投稿作品のVTRで「ブスキャラ」として数回の出演
- ダウンタウンのごっつええ感じ(フジテレビ)
- ビートたけしのお笑いウルトラクイズ(日本テレビ)
- オールスター激突クイズ 当たってくだけろ!(TBS) - 第4回大会にて。ただし「没収係」としての出演。上岡龍太郎に「(いちいち)来るな、お前は」と言われていた。
- 浅草橋ヤング洋品店(テレビ東京)
- ザ・ラスベガス(よみうりテレビ)
- つぶれ荘物語(よみうりテレビ)
- 志村けんのだいじょうぶだぁ(フジテレビ)
テレビドラマ
- 時にはいっしょに 第11話(1986年、フジテレビ) - 不動産屋の客 役
- 月曜ドラマランド「ねらわれた学園」(1987年、フジテレビ)
- CAT'S EYE キャッツ・アイ ミッドナイトは恋のアバンチュール(1988年、日本テレビ)
- オトコだろッ!(1988年、フジテレビ) -
- ゴメンドーかけます(1989年、フジテレビ) - 山田小百合 役
- 外科病棟女医の事件ファイル 第9話「みちのく同窓会ツアー殺人! 襲われた不倫妻」(テレビ朝日)
- 君だけに愛を(1991年、日本テレビ)
- (スクールウォーズ2)(1990年 - 1991年、TBS) - 柴田商店従業員・ともちゃん 役
- 裸の大将 第61話「清のお見合い縁結び」(1993年、関西テレビ)
映画
- BE FREE!(1986年) - 館ムツ子 役
- もっともあぶない刑事(1989年)
- ファンキー・モンキー・ティーチャー(1991 - 1993年) - 馬場利 役
ものまねレパートリー
以下のレパートリーは全てものまね番組で実施したものである。
- 浅野温子(『オバケのQ太郎』、キュ、キュ、キュ〜、浅野温子だキュ〜)
- 菊池桃子(『SAY YES』、『ものまね王座決定戦』にて最低記録80点をマークした)
- 笠置シヅ子(『東京ブギウギ』、ストッキングをかぶり垂れ目にする)
- 黒木香(『魅せられて』、「女はワキ〜」「私の中でお眠りなさいませ」)
- 小松方正(『東京ブギウギ』、ストッキングをかぶりつり目にする。上記の笠置シヅ子と交互にものまねされる)
- 志茂田景樹(『ものまね王座決定戦』にて本人に6点をつけられた)
- 貴花田(『Seaside Bound』、肉襦袢に褌をつけたいで立ちで披露。仕切りのポーズで客席に尻を向け、片手で褌を上に引っ張っぱりながら「Tバック!」と叫ぶ)[注 2]
- ドラえもん[注 3]
- 中山美穂(『Rosa』(ローザ)、ホントにホントにホントにホントにご苦労さん、ハイッ)
- 松本伊代(『センチメンタルジャーニー』、最後に両鼻に詰めたティッシュを吹き飛ばす)
- マリリン・モンロー
- ミッキー吉野(ゴダイゴ)(『モンキー・マジック』、適当にキーボードを弾く)
- 宮沢りえ(『ウルトラセブン』)
- 山本リンダ(『狙いうち』)
シングル
しのざき美知
SHINOZAKI
連載
- 月刊平凡「マコトとシノザキのキャンパス保健室」(全9回、1986年5月号 - 1987年1月号)※当時は篠崎美知代名義。マコトは野々村真。
脚注
注釈
出典
- ^ “《復帰インタビュー》タモリ、たけし、志村けんさんも惚れ込んだ伝説の女性お笑いタレントが明かした「唯一怒らせた俳優」”. NEWSポストセブン. 2023年4月20日閲覧。
- ^ “ホクロを取った“しのざき美知”が語る「容姿イジリへの覚悟」「25歳の絶頂期での引退」「子育てと親の介護、そして芸能界復帰」”. NEWSポストセブン. 小学館 (2023年4月20日). 2023年4月20日閲覧。
- ^ “すみよしななみ プロフィール”. ナナしの娘オフィシャルサイト. 2023年3月9日閲覧。
- ^ “続・しのざきみちと いう女神”. ノンジャンルダンス 晴留屋(はれるや)リーダーくぅちゃんの活動日記. 2023年3月9日閲覧。
- ^ “しのざき美知 / TELL ME MAGIC [廃盤]”. CDJournal. 2023年3月9日閲覧。
- ^ “夜空 SHINOZAKI”. diskunion. 2023年3月9日閲覧。