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Д, д は、キリル文字の第5ないし第6字母である。ギリシャ文字の Δ(デルタ)に由来し、ラテン文字の D に相当する。対応するグラゴル文字は Ⰴ(ドブロ)である。
字形
筆記体は、(大文字・小文字それぞれ)ラテン文字の「D」と「g」の筆記体に似る[1]。
イタリックの小文字は「∂」に似た独特の形をとる[1]。ただしセルビア語では小文字は、ラテン文字の「g」のイタリックに似る。
フォントによっては、上辺の筆画がない三角形の字形を取る。
由来
ギリシア文字の Δ δ(デルタ)に由来する。デルタは古ギリシア語で [d] と発音され、新ギリシア語で [ð] と発音された。デルタはフェニキア語の 𐤃(ダレト)に起源を持つ。
呼称
音価
アルファベット上の位置
符号位置
大文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 小文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Д | U+0414 | 1-7-5 | Д Д | д | U+0434 | 1-7-53 | д д |
出典
参考文献
- (ウクライナ語) Сучасна українська мова / О. Д. Понаморів, В. В. Різун та ін.; За ред. О. Д. Понаморева. — 2-ге вид., перероб. — К.: Либідь, 2001.(O・ポノマリーウ編『現代ウクライナ語』第2版、キエフ、2001)