岩井コスモホールディングス株式会社（いわいコスモホールディングス、英: IwaiCosmo Holdings, Inc.）は、大阪市中央区今橋に本社を置く金融持株会社である。
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 機関設計 | 監査役会設置会社[1] |
| 市場情報 | 東証プライム 8707 2006年2月8日上場 大証1部（廃止） 8707 2006年5月23日 - 2013年7月12日 |
| 略称 | 岩井コスモ |
| 本店所在地 | 日本 〒541-0041 大阪市中央区今橋一丁目8番12号 |
| 設立 | 1944年（昭和19年）7月4日 （岩井証券株式会社） |
| 業種 | (証券、商品先物取引業) |
| 法人番号 | 3120001074788 |
| 事業内容 | 金融持株会社 |
| 代表者 | 代表取締役会長CEO (沖津嘉昭) 代表取締役社長COO (笹川貴生) |
| 資本金 | 100億4百万円 （2020年3月31日現在） |
| 発行済株式総数 | 2501万2千株 （2017年3月31日現在） |
| 売上高 | 連結：189億48百万円 単体：17億60百万円 （2020年3月期） |
| 営業利益 | 連結：38億17百万円 単体：16億34百万円 （2020年3月期） |
| 純利益 | 連結：27億円 単体：18億37百万円 （2020年3月期） |
| 純資産 | 連結：508億29百万円 単体：366億29百万円 （2020年3月31日現在） |
| 総資産 | 連結：1,667億94百万円 単体：386億63百万円 （2020年3月31日現在） |
| 従業員数 | 連結：825名 （2021年3月31日現在） |
| 決算期 | 3月31日 |
| 会計監査人 | PwC京都監査法人 |
| 主要株主 | 日本トラスティ・サービス信託銀行（株）（信託口） 5.89% （株）りそな銀行 4.03% トーターエンジニアリング 4.00% 日本理化工業 4.00% （2017年3月31日現在） |
| 主要子会社 | #関連会社参照 |
| 関係する人物 | 笹川良一 |
| 外部リンク | http://www.iwaicosmo-hd.jp/ |
概要
コスモ証券株式会社の完全子会社化を機に経営統合によるシナジー効果を発揮するため、持株会社化による組織再編を実施した。
沿革
- 1915年（大正4年）5月1日 - 大阪府岸和田市にて「株式現物岩井商店」という商号で創業（当時存在した鉄鋼商社「岩井商店」とは関係はない）。
- 1944年（昭和19年）7月4日 - 株式会社化。商号を岩井証券株式会社とする。
- 1967年（昭和42年）10月 - 鈴木証券（和歌山市）の営業を譲り受ける。
- 2003年（平成15年）8月 - 外国為替証拠金取引に参入。
- 2006年（平成18年）
- 2010年（平成22年）
- 4月15日 - 経営再建中の情報サービス大手のCSKホールディングス(現・SCSK)の傘下で、大阪市に本店を置く老舗の証券準大手、コスモ証券を買収すると発表。全株式を取得し、金額は170億円[2]。
- 4月16日 - 株式譲渡が行われ、コスモ証券を完全子会社化。営業収益、預かり資産ともコスモ証券は岩井証券の約3倍の規模があり、小が大を買収する形となった。預かり資産は1兆8071億円で、マネックス証券を抜き、業界11位に躍り出た[2]。
- 7月1日 - 証券事業を岩井証券設立準備株式会社（2010年4月16日設立）に吸収分割し（7月1日に岩井証券株式会社に商号変更）、純粋持株会社岩井コスモホールディングス株式会社に商号変更。
- 2012年（平成24年）
関係会社
- 岩井コスモ証券株式会社
- 岩井コスモビジネスサービス株式会社 - コスモ証券子会社のコスモエンタープライズを商号変更。
関連項目
- 吉本興業グループ（旧岩井証券は笹川家や岩井家らによって設立、かつては吉本興業が筆頭株主であった）
脚注
外部リンク
- 岩井コスモホールディングス