この記事は(検証可能)な(参考文献や出典)が全く示されていないか、不十分です。(2013年8月) |
「夢の中へ」(ゆめのなかへ)は、シンガーソングライターの井上陽水が1973年にリリースした楽曲。
オリジナル・シングル
「夢の中へ」 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
井上陽水 の シングル | ||||||||
初出アルバム『GOOD PAGES』 | ||||||||
B面 | いつのまにか少女は | |||||||
リリース | ||||||||
ジャンル | フォーク、ニューミュージック | |||||||
レーベル | ポリドール | |||||||
作詞・作曲 | 井上陽水 | |||||||
プロデュース | 多賀英典 | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
| ||||||||
井上陽水 シングル 年表 | ||||||||
| ||||||||
EANコード | ||||||||
不明(EP版) |
井上陽水のシングルとしてはオリコンチャートで初めて20位以内にランクインし、同チャートの集計では20万枚近いセールスを記録。井上にとって代表曲の一つとなった。東宝映画『放課後』の主題歌であった。多くのテレビ番組やCMソングに使用されている他、多くの歌手によってたびたびカバーされている。なお、オリジナルレコードの品番はDR1751である。(ASIN) B01BER5DN6
収録曲2曲は、ともにオリジナルアルバムには未収録である(ただし1988年リリースのボックスセット『YOSUI 4 ORIGINAL ALBUMS』には、『氷の世界』の1曲目にボーナスとして収録)。
1989年5月25日に8cmCDシングル版がリリースされた(品番:H00P-40025)。(ASIN) B00PC58HKS
井上陽水バージョンの収録曲
斉藤由貴バージョン
「夢の中へ」 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
斉藤由貴 の シングル | ||||||||
B面 | あなたの存在 | |||||||
リリース | ||||||||
ジャンル | ハウス・ミュージック シンセポップ[1] | |||||||
レーベル | ポニーキャニオン | |||||||
作詞・作曲 | 井上陽水 | |||||||
プロデュース | 崎谷健次郎 | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
斉藤由貴 シングル 年表 | ||||||||
| ||||||||
| ||||||||
EANコード | ||||||||
EAN (4988013074231)(CD版) |
崎谷健次郎によるプロデュースで、斉藤由貴が「夢の中へ」をカバーし、1989年4月に13枚目のシングルとしてリリースした。ハウス・ミュージックを採り入れ、往年の日本人シンガーソングライター歌唱曲を、ポップス歌手がカバーする流行の先駆けとなった。
バックコーラスには、女性デュオのBaBeが参加した。また、デビュー以来ずっとロングだった髪をバッサリと切り、セミロングにしたCDジャケットのヴィジュアル・プロデュースも崎谷が手がけた。さらに斉藤は歌唱時に自身が考案した、手足を前後に動かしながら歌唱する振り付けを披露した。本人も出演した日本テレビ系ドラマ『湘南物語』の主題歌であった。NECのパーソナルコンピューターのCMソングとしても起用された。
CDシングル(S9A1007 (ASIN) B00005FWED)とアナログ盤(6A1095 (ASIN) B01HRILHF4)とカセット(9P10007 (ASIN) B00005L16R)の3媒体が発売された。オリコンの集計では、シングル売り上げ枚数が初めて40万枚を突破し、現時点では同曲が斉藤由貴の最大のセールスを記録している。
また、2007年11月28日にはリテイクされ、「悲しみよこんにちは (21st century ver.)」のカップリングとして「夢の中へ (21st century ver.)」がリリースされた。
斉藤由貴バージョンの収録曲
※カセット版にはカラオケバージョン収録。
メディアでの使用
土曜グランド劇場『湘南物語』主題歌。
映画『ゴジラvsビオランテ』の劇中、ゴジラが大阪に上陸する直前に、斉藤由貴本人が大阪城ホールで歌おうとして中断し、観客へ避難を呼びかけるシーンがある。さらに峰岸徹演じる権藤吾郎が歌を口遊むシーンがある。
『彼氏彼女の事情』バージョン
「夢の中へ」 | ||||
---|---|---|---|---|
榎本温子・鈴木千尋 の シングル | ||||
B面 | S・O・S | |||
リリース | ||||
レーベル | スターチャイルド(キングレコード) | |||
作詞・作曲 | 井上陽水 | |||
榎本温子・鈴木千尋 シングル 年表 | ||||
| ||||
EANコード | ||||
EAN (4988003223120) |
テレビ東京系アニメ『彼氏彼女の事情』のエンディング主題歌として、主演声優の榎本温子と鈴木千尋のデュエットによりカバーされた。2004年12月15日には「天使のゆびきり」と共にまとめられたマキシシングルが再発売されている。なお、オリジナル盤でのC/W曲(再発売盤にも収録)はピンクレディーの「S・O・S」のカバーである。
彼氏彼女の事情バージョンの収録曲
- 1998年版(KIDA-173)
(ASIN) B00005F8MY
- 2004年再発売版(天使のゆびきり/夢の中へ)(KICM-3087)
EAN (4988003305444)/(ASIN) B000657PHU
リマスター盤
「夢の中へ」 | ||||
---|---|---|---|---|
井上陽水 の シングル | ||||
初出アルバム『UNITED COVER 2』 | ||||
B面 | 女神 瞬き | |||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP フォーク | |||
レーベル | ユニバーサルミュージック / ZEN MUSIC | |||
作詞・作曲 | 井上陽水 | |||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
井上陽水 シングル 年表 | ||||
| ||||
EANコード | ||||
EAN (4988031214640)(初回盤)EAN (4988031214657)(通常盤) |
ユニバーサルミュージック(ポリドール)移籍後初のシングル。収録曲はすべて既存曲であるが、シングルとしては約7年半ぶりのリリースとなった。
『夢の中へ』はスターリングサウンドのエンジニアであるテッド・ジェンセンによってリマスター化され、日本テレビ系ドラマ『視覚探偵 日暮旅人』のオープニング曲として使用された。カップリング曲にはNHKバラエティ番組『ブラタモリ』のオープニング曲『女神』とエンディング曲『瞬き』がそれぞれ収録されている。また、ライブ音源を収録した初回盤も発売された。
リマスターバージョンの収録曲
初回盤(UPCH-7245)
- 夢の中へ
- 作詞・作曲:井上陽水/編曲:星勝
- 女神
- 作詞・作曲:井上陽水/編曲:相川等
- 瞬き
- 作詞・作曲:井上陽水/編曲:相川等
- ミス コンテスト(ライブ・パフォーマンス 井上陽水 コンサート2016秋 「UNITED COVER 2」より)(Bonus Track)
- 作詞・作曲:井上陽水
- Make-up Shadow(ライブ・パフォーマンス 井上陽水 コンサート2016秋 「UNITED COVER 2」より)(Bonus Track)
- 作詞・作曲:井上陽水
- バレリーナ(ライブ・パフォーマンス 井上陽水 コンサート2016秋 「UNITED COVER 2」より)(Bonus Track)
- 作詞・作曲:井上陽水
- 氷の世界(ライブ・パフォーマンス 井上陽水 コンサート2016秋 「UNITED COVER 2」より)(Bonus Track)
- 作詞・作曲:井上陽水
- 海へ来なさい(ライブ・パフォーマンス 井上陽水 コンサート2016秋 「UNITED COVER 2」より)(Bonus Track)
- 作詞:井上陽水/作曲:星勝
- 夏の終りのハーモニー (ライブ・パフォーマンス 井上陽水 コンサート2016秋 「UNITED COVER 2」より) (Bonus Track)
- 作詞:井上陽水/作曲:玉置浩二
(ASIN) B01N4IU4CD
通常盤(UPCH-5902)
- 夢の中へ
- 女神
- 瞬き
(ASIN) B01N5K9XAH
その他のカバー
収録作品は初出のもののみ記載する。
- 小柳ルミ子 - 1974年『あたらしい友達』(LP盤/未CD化/CD未収録)
- Angelique - 2001年「好きなのに…/夢の中へ」(編曲:長岡成貢)
- 井上喜久子- 2001年『Anime Toonz Vol.1 Presents: Kikuko Inoue』(海外版)に収録(リミックス:DJ BETA)
- Miss Monday - 2002年『Free Ya』「夢の中へ(Ver.2.0)」として、ラップによる歌詞を追加。
- 上原多香子 - 2003年『pupa』(編曲:家原正樹)(CCCD)
- 伊藤秀志 - 2003年『御訛り』、「夢の中へ ZuZuバージョン」として収録。
- TRICERATOPS - 2004年『YOSUI TRIBUTE』(編曲:TRICERATOPS)
- (NUM 42) - 2006年『PUNK MASH UP JAPAN!』
- 桃井はるこ - 2007年『COVER BEST カバー電車』(編曲・リミックス:manzo)
- YMCK - 2008年『YMCK SONGBOOK 〜songs before 8bit〜』(編曲・リミックス:除村武史)
- 双海真美(下田麻美) - 2010年『(THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2 -FIRST SEASON- 08 双海真美)』(アレンジは斉藤由貴版)(アレンジ:三浦誠司)
- 五四九ゴージ&ダツジ - 2011年『ちょっと深呼吸』
- ジャネット・ケイ - 2012年『アイドルKAY』
- 依布サラサ - 2016年9月10日、シングル『夢の中へ』としてリリース。とんかつ専門店「濱かつ」CMソング(福岡、長崎、熊本限定)[4](通販・イベント限定販売)
- suis(ヨルシカ)- 2019年7月の「PlayStation®4 Lineup Music Video」第一弾でコラボしたアーティスト(夢の中へ ft. suis from ヨルシカ)(未CD化)
- ぼくのりりっくのぼうよみ(現:たなか)- 2019年11月の「PlayStation®4 Lineup Music Video」第二弾でコラボしたアーティスト(夢の中へ Winter Mix ft.たなか)(未CD化)
- 桑田佳祐 - 2019年、ライブビデオ『平成三十年度! 第三回ひとり紅白歌合戦』収録。
- 槇原敬之 - 2019年『井上陽水トリビュート』に収録。(編曲:槇原敬之)
使用例
脚注
出典
外部リンク
- 歌詞:夢の中へ - うたまっぷ