「ヒトリノ夜」(ヒトリノよる)は、ポルノグラフィティの楽曲。2000年1月26日にSME Recordsより2作目のシングルとしてリリースされた。
「ヒトリノ夜」 | ||||
---|---|---|---|---|
ポルノグラフィティ の シングル | ||||
初出アルバム『ロマンチスト・エゴイスト』 | ||||
B面 | ジレンマ | |||
リリース | ||||
規格 | 8cmシングル (マキシシングル)(再発盤) | |||
ジャンル | ロックンロール[1]、ロック、J-POP、アニメソング | |||
時間 | ||||
レーベル | SME Records | |||
作詞・作曲 | ハルイチ(作詞) ak.homma(作曲) | |||
プロデュース | 田村充義、本間昭光 | |||
ゴールドディスク | ||||
| ||||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
ポルノグラフィティ シングル 年表 | ||||
| ||||
2006年3月29日に12cmマキシシングル盤で再リリースされた。
概要
前作『アポロ』から約4か月半ぶりのリリース。
ジャケットには初めてメンバー3人の写真が使用されたが、本作以降の作品のジャケットはグラフィックやイラストが主流となる。また、「♂」「♀」を用いた「PORNO GRAFFITTI」のロゴマークが使用された最初の作品で、このロゴは『NaNaNa サマーガール』(2005年)まで使用された[注釈 1]。
累計で約24万枚の売上を記録したが、オリコンチャート最高位は12位であった。ポルノグラフィティのCD作品でオリコンチャートTOP10入りを果たせなかったのは2021年時点で本作のみである。
収録曲
全編曲: ak.homma。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|
1. | 「ヒトリノ夜」 | ハルイチ | ak.homma | |
2. | 「ジレンマ」 | ハルイチ | シラタマ | |
3. | 「ヒトリノ夜 (Backing track)」 | ak.homma | ||
合計時間: |
- ヒトリノ夜
- ビート・ロックとメロディアスなポップを巧みに合わせたナンバー[4]。
- デビューシングルになる予定であったが、最終的にはタイアップの兼ね合いもあり「アポロ」がデビューシングルに選ばれた[5][6]。
- 制作されたのは1998年頃で、制作当初のバージョンはak.hommaが作詞も担当していた[注釈 3]。この制作当初のバージョンは2016年に行われたlove up! 会員限定ライヴイベント『FANCLUB UNDERWORLD 5』で「ヒトリノ夜 〜インディーズver.〜」として初披露された[5]。
- MVは白黒映像で、自殺の表現がしばしば見られる。
- ライヴでは「勿体ぶったほうがいい1曲[8]」と位置付けられており、近年はほとんどが単発ライヴでの演奏である[注釈 4]。
- ジレンマ
- ヒトリノ夜 (Backing track)
演奏参加
Porno Graffitti
Additional Musicians(#1)
- A.Guitar:林部直樹
- Strings:NAOTO Strings
- Synthesist:飯田高広
- E.Guitar Sound Designer:遠藤太郎
- All Other Instruments:本間昭光
収録作品
アルバム
ヒトリノ夜
ジレンマ
- ロマンチスト・エゴイスト(アルバムバージョンでの収録)
- PORNO GRAFFITTI BEST RED'S
ライヴ映像作品
ヒトリノ夜
- 横浜ロマンスポルノ'06 〜キャッチ ザ ハネウマ〜 IN YOKOHAMA STADIUM
- 横浜・淡路ロマンスポルノ'08 〜10イヤーズ ギフト〜 LIVE IN AWAJISHIMA
- つま恋ロマンスポルノ'11 〜ポルノ丸〜
- 13thライヴサーキット "ラヴ・E・メール・フロム・1999" Live in MARINE MESSE FUKUOKA
- FANCLUB UNDERWORLD 5 Live in Zepp DiverCity 2016
- 横浜ロマンスポルノ'16 〜THE WAY〜 Live in YOKOHAMA STADIUM
- PORNOGRAFFITTI 色情塗鴉 Special Live in Taiwan
- "NIPPONロマンスポルノ'19 〜神vs神〜" DAY2(『ポルノグラフィティ20th Anniversary Special Live Box』収録)
ジレンマ
- Tour 08452 〜Welcome to my heart〜
- 横浜ロマンスポルノ'06 〜キャッチ ザ ハネウマ〜 IN YOKOHAMA STADIUM
- つま恋ロマンスポルノ'11 〜ポルノ丸〜
- 幕張ロマンスポルノ'11 〜DAYS OF WONDER〜
- 13thライヴサーキット "ラヴ・E・メール・フロム・1999" Live in MARINE MESSE FUKUOKA
- 神戸・横浜ロマンスポルノ'14 〜惑ワ不ノ森〜 Live at YOKOHAMA STADIUM
- 14thライヴサーキット "The dice are cast" Live in OSAKA-JO HALL 2015
- FANCLUB UNDERWORLD 5 Live in Zepp DiverCity 2016
- 横浜ロマンスポルノ'16 〜THE WAY〜 Live in YOKOHAMA STADIUM
- PORNOGRAFFITTI 色情塗鴉 Special Live in Taiwan
- 15thライヴサーキット "BUTTERFLY EFFECT" Live in KOBE KOKUSAI HALL 2018
- 16thライヴサーキット "UNFADED" Live in YOKOHAMA ARENA 2019
- "NIPPONロマンスポルノ'19 〜神vs神〜" DAY1(『ポルノグラフィティ20th Anniversary Special Live Box』収録)
- CYBERロマンスポルノ'20 〜REUNION〜(51stシングル『テーマソング』収録)
カバー
ヒトリノ夜
- RAISE A SUILEN[レイヤ((Raychell))]
- 2020年5月27日発売の『(バンドリ! ガールズバンドパーティ! カバーコレクション Vol.4)』に収録。
- 同年6月10日にゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』に追加[10]。
脚注
注釈
- ^ 2006年の本作の再発売を除く。
- ^ 第17話‐第45話。なお、第42話・第45話は総集編。
- ^ 『GTO』のタイアップが決まった際にメロディやコード進行が変更され、それに合わせて新藤によって修正・差し替えられた。そのため「ヒトリノ夜」というタイトルと歌詞の一部はak.hommaによるものである[7]。
- ^ 初期のツアーを除くと、『6thライヴサーキット "74ers"』1公演と『13thライヴサーキット "ラヴ・E・メール・フロム・1999"』でのみ演奏されている。
- ^ 1996年2月頃から配布されていたカセットテープ『(porno graffitti)』にも収録されている。なお、同作品に収録されている「M・O・O・D」がポルノグラフィティとして1番目に出来た楽曲である[9]。新藤・Tamaの発言によると、ポルノグラフィティとして活動を始める1年前(1993年夏頃)には「M・O・O・D」と「ジレンマ」のデモ曲が存在していた[9]。
- ^ 『東京ロマンスポルノ vol.3』『4thライヴサーキット "Cupid(is painted blind)"』ではオープニングナンバーとして演奏されたことがあり、近年ではライヴ中盤に演奏されることもある。
出典
- ^ “ポルノグラフィティの最大の特徴をロックへの敬愛と共に捧げた『ロマンチスト・エゴイスト』(2/3)”. ジャパンミュージックネットワーク株式会社. (2019年9月4日)2020年2月3日閲覧。
- ^ “ヒトリノ夜”. ORICON STYLE. オリコン. 2013年6月5日閲覧。
- ^ “you大樹”. オリコン. 2013年6月12日閲覧。
- ^ “ポルノグラフィティ / ヒトリノ夜 - CDJournal”. artist.cdjournal.com. 2022年4月22日閲覧。
- ^ a b c 『FANCLUB UNDERWORLD 5 Live in Zepp DiverCity 2016』. SME Records. 2016年10月26日.
- ^ “ポルノグラフィティの最大の特徴をロックへの敬愛と共に捧げた『ロマンチスト・エゴイスト』 | OKMusic”. okmusic.jp. 2021年8月16日閲覧。
- ^ 『』、エムオン・エンタテインメント、2013年12月。
- ^ a b 『』副音声. SME Records. 2005年3月24日.
- ^ a b 『ポルノグラフィティ ワイラノクロニクル―B.PASS SPECIAL EDITION』シンコーミュージック、2001年3月1日。
- ^ 『ヒトリノ夜』RAISE A SUILEN (難易度:EXPERT)【ガルパ プレイ動画】
テレビアニメ『GTO』オープニングテーマ 2000年1月16日 - 9月24日 | ||
前作: L'Arc〜en〜Ciel 「Driver's High」 | ポルノグラフィティ 「ヒトリノ夜」 | 次作: - |