一般社団法人siente(シエンテ)は、日本の一般社団法人。AV女優やセックスワーカーを含む女性の多様な生き方を支援することを活動目的としている[2]。
概要
AV出演被害防止・救済法に抗議する現役AV女優らによって設立された。アダルトビデオ業界の関係者に対する職業差別への反対、感染症の予防、各種啓発・広報活動などによって、AV女優やセックスワーカーなどの女性を支援することを活動目的としている[3]。
2022年12月21日、Colaboが開催した記者会見で、弁護士の角田由紀子がアダルトビデオを「女性を性的虐待して、それを娯楽にするもの」と発言したことに対し、「女性の意思決定を踏みにじる発言」と団体として抗議声明を発表した[4]。
2023年1月30日、参議院議員会館で、アジア女性資料センターやSWASHなどと共に困難な問題を抱える女性への支援に関する法律に基づく基本方針について議論する集会に参加した[5]。
人物
参考文献
- ^ 山田厚俊『紙の爆弾 2022年12月号』鹿砦社、2022年11月7日、78頁。
- ^ 平裕介『法学セミナー 2023年1月号 通巻816号』日本評論社、2022年12月12日、36-41頁。
- ^ 『サンデー毎日 2022年11月13日号』毎日新聞出版、2022年11月1日、30頁。
- ^ “「AVは女性を性的虐待し娯楽にしている」Colabo弁護団発言に支援団体が抗議 「女性の意思決定を踏みにじるもの」”. ジェイ・キャスト (2022年12月22日). 2023年5月13日閲覧。
- ^ “困難女性支援法の厚労省有識者会議、”多様性”に疑問続々”. サイゾー (2023年1月31日). 2023年5月14日閲覧。
- ^ “「AV出演女性は全員被害者」は誤った認識 立ち上がった女優たち「親からも理解」「働き方のひとつ」”. ENCOUNT (2023年1月14日). 2023年5月13日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- Siente (@sienteJP) - Twitter