L-フコースイソメラーゼ(L-fucose isomerase、EC 5.3.1.25)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
L-フコースイソメラーゼ | |
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識別子 | |
EC番号 | 5.3.1.25 |
CAS登録番号 | 60063-83-4 |
データベース | |
IntEnz | IntEnz view |
BRENDA | BRENDA entry |
ExPASy | NiceZyme view |
KEGG | KEGG entry |
MetaCyc | metabolic pathway |
PRIAM | profile |
PDB構造 | RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum |
遺伝子オントロジー | AmiGO / (QuickGO) |
L-フコースイソメラーゼ、N末端ドメイン | |
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l-fucose isomerase from escherichia coli | |
識別子 | |
略号 | Fucose_iso_N1 |
Pfam | PF07881 |
InterPro | IPR012888 |
SCOP | 1fui |
SUPERFAMILY | 1fui |
L-フコースイソメラーゼ、中央ドメイン | |
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l-fucose isomerase from escherichia coli | |
識別子 | |
略号 | Fucose_iso_N2 |
Pfam | PF07882 |
InterPro | IPR012889 |
SCOP | 1fui |
SUPERFAMILY | 1fui |
L-フコースイソメラーゼ、C末端ドメイン | |
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l-fucose isomerase from escherichia coli | |
識別子 | |
略号 | Fucose_iso_C |
Pfam | PF02952 |
Pfam clan | CL0393 |
InterPro | IPR015888 |
SCOP | 1fui |
SUPERFAMILY | 1fui |
- L-フコースL-フクロース
従って、この酵素の基質はL-フコース、生成物はL-フクロースである。
この酵素は、異性化酵素、特にアルドースやケトースを相互転換する分子内酸化還元酵素に分類される。系統名は、L-フコース アルドース-ケトース-イソメラーゼ(L-fucose aldose-ketose-isomerase)である。この酵素は、フルクトース及びマンノースの代謝に関与している。
この酵素は六量体で、既知のケトールイソメラーゼの中では最も大きな構造を持ち、他のどのケトールイソメラーゼとも配列や構造の類似性がない。構造はX線結晶構造解析によって2.5Åの解像度で決定されている[1]。六量体のそれぞれのサブユニットはくさび型で、3つのタンパク質ドメインから構成されている。ドメイン1と2はいずれも中央の平行βシートが周囲をαヘリックスに囲まれた構造である。活性中心は、分子の軸に沿った1対のサブユニットの間にある。