「IT'S SHOWTIME!!」(イッツ・ショータイム!!)は、日本のロックユニット・B'zの楽曲。2003年3月26日にVERMILLION RECORDSより34作目のシングルとして発売された。
「IT'S SHOWTIME!!」 | ||||||||||||||||
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B'z の シングル | ||||||||||||||||
初出アルバム『BIG MACHINE』 | ||||||||||||||||
B面 | New Message | |||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||
規格 | (マキシシングル) | |||||||||||||||
ジャンル | ||||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||
レーベル | VERMILLION RECORDS | |||||||||||||||
作詞 | 稲葉浩志 | |||||||||||||||
作曲 | 松本孝弘 | |||||||||||||||
プロデュース | 松本孝弘 | |||||||||||||||
ゴールドディスク | ||||||||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||||||||
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B'z シングル 年表 | ||||||||||||||||
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概要
デビュー15周年時に発売されたシングル。
記録
今作で5thシングル『太陽のKomachi Angel』から30作連続、30作目のオリコンの1位を獲得し[5]、4月のCDセールストップになった。
このシングルの発売と同時に、4thシングル『BE THERE』から13thシングル『裸足の女神』までシングル10作をリマスタリングの上12cmCD化し再発した[6]。このため、オリコンデイリーチャート上位11位までをB'zで独占という記録を成し遂げた[7][注 1]。但し、ウィークリーチャートでは2位にSMAPの『世界に一つだけの花』がランクインしたため、ウィークリーチャートTOP10独占までには至らなかった[3][5]。
順位 | 前日 順位 | タイトル | アーティスト | リリース日 |
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1 | - | IT'S SHOWTIME!! | B'z | 2003年3月26日 |
2 | - | BE THERE | B'z | 2003年3月26日(再発) |
3 | - | Easy Come, Easy Go! | B'z | 2003年3月26日(再発) |
4 | - | ZERO | B'z | 2003年3月26日(再発) |
5 | - | LADY NAVIGATION | B'z | 2003年3月26日(再発) |
6 | - | ALONE | B'z | 2003年3月26日(再発) |
7 | - | 愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない | B'z | 2003年3月26日(再発) |
8 | - | 太陽のKomachi Angel | B'z | 2003年3月26日(再発) |
9 | - | BLOWIN' | B'z | 2003年3月26日(再発) |
10 | - | 裸足の女神 | B'z | 2003年3月26日(再発) |
11 | - | 愛しい人よGood Night... | B'z | 2003年3月26日(再発) |
順位 | 前週 順位 | タイトル | アーティスト | リリース日 |
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1 | - | IT'S SHOWTIME!! | B'z | 2003年3月26日 |
2 | 1 | 世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン) | SMAP | 2003年3月5日 |
3 | - | BE THERE | B'z | 2003年3月26日(再発) |
4 | - | ZERO | B'z | 2003年3月26日(再発) |
5 | - | 愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない | B'z | 2003年3月26日(再発) |
6 | - | LADY NAVIGATION | B'z | 2003年3月26日(再発) |
7 | - | Easy Come, Easy Go! | B'z | 2003年3月26日(再発) |
8 | - | ALONE | B'z | 2003年3月26日(再発) |
9 | - | BLOWIN' | B'z | 2003年3月26日(再発) |
10 | - | 太陽のKomachi Angel | B'z | 2003年3月26日(再発) |
11 | - | 裸足の女神 | B'z | 2003年3月26日(再発) |
12 | - | 愛しい人よGood Night... | B'z | 2003年3月26日(再発) |
この再発版の売上枚数も合算され、4thシングル『BE THERE』はオリコンの最高順位を更新した[9]。12thシングル『愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない』は総売上が200万枚を突破し、ダブルミリオンとなった[10][注 2]。
収録曲
全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘、全編曲: 松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「IT'S SHOWTIME!!」 | |
2. | 「New Message」 | |
合計時間: |
楽曲解説
- IT'S SHOWTIME!!
- のタイトルにもなった楽曲で、自身の迫力あるライブを彷彿とさせる詞になっており、ライブでも定番曲となっている。
- 松本はマイナー・キーで自分がよく使うコードだけで作りたかったらしい。
- シングルバージョンのドラムは打ち込みだが、13thアルバム『BIG MACHINE』ではドラムが生になった別テイクが収録されている。
- PVはロサンゼルスで撮影されたもので、路地で演奏していたB'zが、(オルフェウム・シアター)の前にトレーラーで登場して演奏するという内容になっている。ドラムでシェーン・ガラース、ベースで現地の女性コーディネーターが出演している。監督はライオネル・コールマン[12]。
- テレビでは4回披露され、いずれもアコースティック・ギターのパートがエレクトリック・ギターで演奏された。また、『(ミュージックステーションスペシャル スーパーライブ2003)』(2003年12月26日)の時はドラムが生になっていた。
- New Message
- 『B'z LIVE-GYM 2002 "GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜"』のライブ終了後に流れた楽曲。
- 11thアルバム『ELEVEN』の頃のアウトテイクであり、濃厚なギターリフなどからその名残が残っている。
- 2nd beatながら、エンディングSEとして使用された未発表曲としては初めてライブ(『B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"』)で演奏され、ベスト・アルバム『』でファン投票7位にランクインし[13]、アルバム初収録となった。
タイアップ
- 『TV ASAHI NETWORK SPORTS 2003』テーマソング(#1)
- ABCラジオ『ABCフレッシュアップナイター』2003 - 2005年テーマソング(#1)
- ABCラジオ『元気イチバン!!ぶっちぎりプレイボール』2003 - 2010年度テーマソング(#1)
参加ミュージシャン
収録アルバム
IT'S SHOWTIME!!
- BIG MACHINE(アルバムバージョン)
- B'z The Best XXV 1999-2012
New Message
ライブ映像作品
IT'S SHOWTIME!!
- B'z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK-
- EPIC DAY(特典DVD)
- B'z COMPLETE SINGLE BOX(特典DVD)
- B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day1〜5
New Message
関連項目
脚注
注釈
- ^ これまでの最高は宇多田ヒカルとglobeが記録した4作[5]。
- ^ 「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」は「IT'S SHOWTIME!!」のプロモーションで出演した『ミュージックステーションスペシャル』(2003年3月28日放送)[11]、『CDTV 10周年史上最高プレミアライブ!(2003年4月2日放送)で「IT'S SHOWTIME!!」と共に演奏された。
出典
- ^ 「Gold Album+...認定 2003年7月度」『The Record』第526号、日本レコード協会、2003年9月、16頁。
- ^ “THE JAPAN GOLD DISC AWARD|THE GOLD DISC”. 日本レコード協会. 2019年11月10日閲覧。
- ^ a b c “”. オリコン (2003年4月7日). 2003年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月27日閲覧。
- ^ ““B'z” マキシシングル「IT'S SHOW TIME!!」タイトル揮毫”. 柿沼康二 公式サイト. koji kakinuma Inc. (2003年12月6日). 2019年11月10日閲覧。
- ^ a b c d “”. SANSPO.COM. 2003年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月15日閲覧。
- ^ “デビューから15年間の歴史を佐伯明が検証”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2003年4月1日)2021年11月29日閲覧。
- ^ “B’zが11位まで独占/オリコンチャートで史上初”. 四国新聞社 (株式会社四国新聞社). (2003年3月26日)2021年2月22日閲覧。
- ^ “B'z、同時発売した11枚のシングルがオリコン1〜11位を独占。”. Narinari.com. (2003年3月27日)2021年2月22日閲覧。
- ^ “「BE THERE/B'z」は○○初出演時に演奏した思い出のナンバー!【歌詞&PVアリ】”. OTOKAKE. 株式会社Tech Factory. 2021年2月22日閲覧。
- ^ “B'z、歴代No.1アーティストまでの軌跡!”. ORICON NEWS (オリコン). (2006年5月25日)2021年11月21日閲覧。
- ^ “出演者ラインナップ|ミュージックステーション”. テレビ朝日 (2003年3月28日). 2021年2月22日閲覧。
- ^ 青木優 (2013年). 『B'z The Best XXV 1999-2012』のアルバム・ノーツ [MUSIC VIDEOのライナーノーツ (初回限定盤に付属)]. VERMILLION RECORDS.
- ^ “B'z The Beat “ULTRA Treasure”リクエスト集計最終結果 TOP30”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2008年7月16日) 2019年11月10日閲覧。