『I'LL BE』(アイル・ビー)は、日本のバンド・Mr.Childrenの17枚目のシングルである。1999年5月12日にトイズファクトリーより発売された。
「I'LL BE」 | |||||||||||||||||||
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Mr.Children の シングル | |||||||||||||||||||
初出アルバム『DISCOVERY』 | |||||||||||||||||||
B面 | Surrender | ||||||||||||||||||
リリース | |||||||||||||||||||
規格 | 8cmシングル | ||||||||||||||||||
ジャンル | J-POP ロック | ||||||||||||||||||
時間 | |||||||||||||||||||
レーベル | トイズファクトリー | ||||||||||||||||||
作詞・作曲 | 桜井和寿 | ||||||||||||||||||
プロデュース | 小林武史 Mr.Children | ||||||||||||||||||
ゴールドディスク | |||||||||||||||||||
プラチナ(日本レコード協会) | |||||||||||||||||||
チャート最高順位 | |||||||||||||||||||
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Mr.Children シングル 年表 | |||||||||||||||||||
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EANコード | |||||||||||||||||||
EAN (4988061281025) | |||||||||||||||||||
ミュージックビデオ | |||||||||||||||||||
「I'LL BE」 - YouTube |
概要
前作から3か月ぶりに発売されたシングルで、7thアルバム『(DISCOVERY)』からのシングルカット。ジャケットはメンバーの鈴木英哉の眼が使われている。アートディレクターは信藤三雄。
音楽番組やインターネット上などでシングルバージョンのタイトルが全文字大文字表記『I'LL BE』、アルバムバージョンのタイトルが先頭以外が小文字表記『I'll be』と表記されることがある。CDの裏ジャケット及び配信限定ベストアルバム『Mr.Children 1992-2002 Thanksgiving 25』には大文字表記されているが、歌詞及び公式ホームページには『I'll be』[1]と表記されている。
1990年代最後のシングル。
チャート成績
すでに発売されていた『DISCOVERY』に収録されている「I'll be」と曲調が全く違うもので、シングルカットだったこともあり、オリコンチャートでは『CROSS ROAD』のブレイク以降最低となる初週約19万枚、累計売上30.1万枚と伸び悩んだ。自身がオリコン1位を獲得した90年代のシングルでは最も売り上げ枚数が低い。
収録曲
全作詞・作曲: 桜井和寿、全編曲: 小林武史 & Mr.Children。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「I'LL BE」 | |
2. | 「Surrender」 | |
合計時間: |
楽曲解説
- I'LL BE
- ブリストル・マイヤーズ スクイブ『SEA BREEZE』CMソング。
- 7thアルバム『(DISCOVERY)』に収録されている方はスローテンポのアルバムバージョンの「I'll be」で、シングルバージョンの本曲は2017年5月10日にリリースされた配信限定ベストアルバム『Mr.Children 1992-2002 Thanksgiving 25』にのみ収録されている。
- この曲は複数のバージョンが存在しており、桜井和寿は「いつか未発表曲のみでアルバムを作れるなら全部入れたい」と語っている。制作時期はシングルバージョンの方が先で、活動休止後の復活シングルとして発売する予定もあったが、最終的には「終わりなき旅」が採用された[2]。小林武史は「サビがポップで、スピード感のある曲を」とリクエストしていたという。
- 桜井が友人であるサッカー選手の名波浩から「Mr.Childrenが好きで聴くんだけども、聴くと試合に負ける、調子悪い」と言われ[3]、「今までのような気持ちが内にこもる曲でなく、発散するイメージの曲を作ってみよう」として急遽制作した曲。また、名波が当時ジュビロ磐田からセリエAに移籍するという事もあり制作された。
- 小林の提案で桜井は酒を飲み、やや酔った状態でレコーディングした。終盤、鈴木英哉のドラムはかなり大変だったという。
- 歌詞に登場する「I'll be there」という言葉は、セリーヌ・ディオンが1998年にカバーしたビートルズの楽曲『ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア』の最後に含まれている歌詞で、本曲を桜井が偶然ラジオで聴きヒントになったとのこと。桜井は「『I'll be there』ってすごく力を持った言葉なんだなと思った」と語っている[4]。
- 歌い方はドイツで結成されたバンド・ヒートウェイブに影響を受けているといい、桜井はレコーディング後に「この引き出しはたぶんヒートウェイブに影響を受けたものだな」と思ったとのこと[5]。
- ミュージック・ビデオが存在し、2018年3月21日発売の『』に収録されている。監督は丹修一。また、ミュージック・ビデオの一部には1999年2月3日に赤坂BLITZ開催されたライブ映像[注 1]が使用されている[6]。
- 後に開催されたファンクラブ限定ツアー『Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー』の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」では2位に選ばれた[7]。
- アルバムバージョンはたびたびライブで演奏されるが、シングルバージョンの本曲は演奏されたことがない。
- Surrender
テレビ出演
番組名 | 日付 | 放送局 | 演奏曲 |
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ミュージック・カクテル | 2002年5月23日 | NHK総合 | I'LL BE |
ライブ映像作品
Surrender
収録アルバム
- 『DISCOVERY』(#1、アルバムバージョン)
- 『Q』 (#2)
- 『Mr.Children 1992-2002 Thanksgiving 25』(#1、シングルバージョン)
脚注
注釈
出典
- ^ “Mr.Children公式サイト DISCOGRAPHY I'LL BE”. Mr.Children Official Website.. 2020年6月11日閲覧。
- ^ 『ROCKIN'ON JAPAN』 ロッキング・オン 1999年1月 vol.161
- ^ 『SWITCH』スイッチ・パブリッシング、vol.16 No.7、1998年9月号
- ^ 『SWITCH』スイッチ・パブリッシング、vol.17、No.2、1999年3月号
- ^ 『BREaTH』ソニー・マガジン、vol.7、1999年2月号
- ^ “Mr.Children、一挙公開された20タイトルMVから振り返る名曲群 改めて感じる歌のメッセージとは”. Real Sound|リアルサウンド. 2020年6月11日閲覧。
- ^ 映画『Mr.Children REFLECTION』劇場公開パンフレット