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BLACK SHOUT

BLACK SHOUT』(ブラック・シャウト)は、 Roselia2017年4月19日に発売したシングルである[3][4]

BLACK SHOUT
Roseliaシングル
初出アルバム『Anfang
B面 LOUDER
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル J-POPキャラクターソング
レーベル ブシロードミュージック
作詞・作曲 織田あすか(作詞)
上松範康(作曲 )
プロデュース 上松範康(Elements Garden[1]
チャート最高順位
Roselia シングル 年表
BLACK SHOUT
(2017年)
Re:birth day
(2017年)
ミュージックビデオ
Roselia 『BLACK SHOUT』 Music Video Live Ver. - YouTube
Anfang 収録曲
Neo-Aspect
(1)
BLACK SHOUT
(2)
Opera of the wasteland
(3)


軌跡
(11)
LOUDER
(12)
(テンプレートを表示)

Roseliaは、ブシロードのメディアミックスプロジェクト『BanG Dream!』から誕生した2組目のリアルバンドであり、本作はバンドにとってのデビューシングルである[5]

通常盤(BRMM-10086)と生産限定盤(BRMM-10085)の二種類がリリースされた。生産限定盤のBlu-rayには、表題曲『BLACK SHOUT』のミュージックビデオの他、2017年2月5日に開催された『BanG Dream! 3rd☆LIVE Sparklin’ PARTY 2017!』のRoselia演奏パートを収録している[1]

表題曲の『BLACK SHOUT』はRoseliaらしいダークでクールな楽曲で、カップリング曲の『LOUDER』はハイポップなロックチューンとされている。 また、5トラック目には音声ドラマ形式の「Roseliaミニドラマ〜バンド練習編〜」が収録されている。 また、両盤共通の初回生産特典として2017年6月30日開催「Roselia 1st Live」のチケット先行抽選申込券とオリジナルキャラステッカー(全6種の内ランダムで1枚)が封入されていた[1]

作品背景・音楽性

Roseliaのボーカルである湊友希那を演じる相羽あいなは、「BLACK SHOUT」について、ゲームの中でメンバーが揃ったときにできた曲であるとして印象深いと、超!アニメディアとのインタビューの中で話しており、演者としては経験が少なかったため試行錯誤が多かったと話している[5]。 カップリング曲である「LOUDER」は友希那と父親の関係性を背景としており、相羽はこの楽曲のキーが高くて歌いにくかったうえ、テンポが速過ぎて楽器隊も苦労していたとインタビューの中で話している[5]。 また、「LOUDER」は飛ぶ鳥をモチーフとしている[6]。 なお、「BLACK SHOUT」を作曲した上松範康、「BLACK SHOUT」と「LOUDER」の作詞を担当した織田あすか、そしてこれら2曲の編曲並びに「LOUDER」の作曲を担当した藤永龍太郎はいずれも、Elements Gardenに所属している。

収録曲

生産限定盤・通常盤共通
全作詞:織田あすか、全編曲:藤永龍太郎
  1. BLACK SHOUT
  2. LOUDER
    • 作曲:藤永龍太郎
  3. BLACK SHOUT(instrumental)
  4. LOUDER(instrumental)
  5. Roseliaミニドラマ〜バンド練習編〜
    • 出演:Roselia
Blu-ray(生産限定盤のみ)
  1. Roseliaライブ映像
    1. 魂のルフラン(OA:高橋洋子
    2. Hacking to the Gate(OA:いとうかなこ
    3. BLACK SHOUT
  2. 『BLACK SHOUT』 Music Video Live Ver.

パフォーマンス

「BLACK SHOUT」と「LOUDER」は、いずれもAnimelo Summer Live 2017にて披露された[7]。 リスアニのイベントレポートにおいて、「BLACK SHOUT」は「ダークなイメージを促進するメタル・サウンドを生演奏でガッツリ披露して、バンドとしての実力を示す。」と評されている一方、「LOUDER」は独特のクールなゴシック世界が展開されたと記されている[7]。 また、後者では炎が上がる演出も用いられた[7]

チャート成績

発売前に、Amazonランキングのアニメ・音楽ジャンルで1位を獲得[8]。2017年5月1日付オリコン・週間シングルチャートで週間7位を記録、初週に約1.1万枚を売り上げた。また、2017年5月時点でのプロジェクト関連作品の最高順位であったPoppin'Partyのシングル「走り始めたばかりのキミに/ティアドロップス」の週間10位も更新し、Pastel*Palettesのシングル「しゅわりん☆どり〜みん」がオリコン週間4位を記録するまでは、プロジェクト関連作品の最高順位であった[9][10]

評価

CDJournalのミニレビューにおいて、「BLACK SHOUT」はRoseliaの世界に合ったダークでエッジの効いたロック・チューンであるとされており、鐘の音が世界観の構成に役立っていると評されている[11]。 TechinsightJapan編集部の真紀和泉は、Roseliaがゲスト出演したNHKのテレビ番組『沼にハマってきいてみた』の記事の中で「BLACK SHOUT」について言及している[12]。真紀は同楽曲の曲調や歌い方、声質がモーニング娘。を思わせると指摘しており、モーニング娘。’19の加賀楓が推すことで双方のファンが興味を持てば彼女もうれしいだろうと述べている[12]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c “「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」発の声優ガールズバンド「Roselia」のファーストシングルがオリコンデイリーランキング7位!”. アニメイトタイムズ. 2017年5月23日閲覧。
  2. ^ “BLACK SHOUT Roselia”. ORICON NEWS. オリコン. 2017年6月5日閲覧。
  3. ^ “Roselia-BLACK SHOUT [CD+Blu-ray Disc]<生産限定>”. タワーレコード. 2017年5月23日閲覧。
  4. ^ “Roselia-BLACK SHOUT<通常盤>”. タワーレコード. 2017年5月23日閲覧。
  5. ^ a b c 『【インタビュー】『バンドリ!』のRoseliaが1stアルバムをリリース! ボーカル&リーダー・湊友希那役の相羽あいなが、CDデビューからの1年を振り返る』(インタビュアー:野下奈生)、イード、2018年5月10日https://cho-animedia.jp/article/2018/05/10/6606.html2020年7月3日閲覧 
  6. ^ “劇場版「バンドリ!」の舞台裏は? Roseliaを魅力的に描くための工夫、続編の注目ポイントも【監督インタビュー】(2ページ目)”. アニメ!アニメ! (2021年5月11日). 2021年11月5日閲覧。
  7. ^ a b c “SOS団「ハレ晴レユカイ」奇跡の復活も!8月25日開催“Animelo Summer Live 2017”1日目レポート!”. リスアニ! (2017年9月25日). 2021年11月20日閲覧。
  8. ^ “声優ガールズバンド「Roselia」の1st Single「BLACK SHOUT」がオリコンデイリーランキング7位を獲得!”. 超!アニメディア. 学研プラス (2017年4月20日). 2017年8月1日閲覧。
  9. ^ “バンドリ!「走り始めたばかりのキミに-ティアドロップス」【Blu-ray付生産限定盤】 Poppin’Party(戸山香澄(愛美)、花園たえ(大塚紗英)、牛込りみ(西本りみ)、山吹沙綾(大橋彩香)、市ヶ谷有咲(伊藤彩沙)) ORICON NEWS”. ORICON NEWS. 2017年6月5日閲覧。
  10. ^ “BanG Dream!:「Roselia」シングルがオリコン7位 発売初週に1.1万枚”. MANTANWEB (2017年4月25日). 2017年6月5日閲覧。
  11. ^ “「バンドリ!ガールズバンドパーティ!」~BLACK SHOUT / Roselia - CDJournal”. artist.cdjournal.com. 2021年11月20日閲覧。
  12. ^ a b “【エンタがビタミン♪】モー娘。加賀楓 “バンドリ! Roselia”との共演に「本当に緊張して、めっちゃ可愛かった」”. Techinsight. テックインサイト (2019年2月22日). 2021年12月14日閲覧。
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