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1980年の映画

1980年の映画(1980ねんのえいが)では、1980年(昭和55年)の映画分野の動向についてまとめる。

出来事

世界

日本

周年

日本の映画興行

配給会社別年間配給収入
配給会社 配給本数 年間配給収入 概要
新作 再映 洋画 前年対比
松竹 14 55億4768万円 1980年は松竹不振の年だった。正月『神様のくれた赤ん坊』、夏『思えば遠くへ来たもんだ』の併映効果もあって、『男はつらいよ 寅次郎春の夢』(12.2億円[注 1])と『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』(12.5億円[注 2])はハイアベレージとなった。『遙かなる山の呼び声』(6.1億円)と『(わるいやつら)』(5.4億円)は成功。『父よ母よ!』(5.1億円)は平凡な成績。『遥かなる走路』と『(震える舌)』は極端な不振。『(五番町夕霧楼)』は惨敗。
12 2 0 86.3%
東宝 22 132億3531万円 1980年の邦画製作界の話題の中心は東宝だった。配給収入が132億3531万円と史上初の100億円突破[28]。配給収入10億円の大台を突破したのは5番組。黒澤明が9年ぶりに監督した『影武者』(27億円)の大ヒット。好稼動だったが国内では製作費32億円を回収できなかった角川映画『(復活の日)』(24億円)。テレビとの連動で幼児の観客を多く集め大ヒットした『ドラえもん のび太の恐竜』(15.5億円)(併映は『モスラ対ゴジラ』)。角川映画『戦国自衛隊』(13.5億円)。1本立て映画の中では『(天平の甍)』(11.5億円)は日中友好ムードが動員に結びついたが、『地震列島』と『ルパン三世 カリオストロの城』はヒットしなかった。
18 2 2 168.0%
東映 27 77億9284万円 1980年は東宝にトップを奪われた。配給収入10億円の大台を突破したのは2番組。全社員が前売券を熱心に販売したことやさだまさしの主題歌の効果で『(二百三高地)』(18億円[27][注 3])が『柳生一族の陰謀』を抜いて東映の新記録を樹立する。東映洋画部扱いの『ヤマトよ永遠に』(13.5億円)。1本立て映画の中では『動乱』(9.5億円)はハイアベレージとなったが、時代劇『影の軍団 服部半蔵』と『徳川一族の崩壊』は完全に沈黙。『(森は生きている)』を含む春のまんがまつり(8億円)は歴代まんがまつりのトップとなった。凋落傾向にあった「トラック野郎」シリーズが併映作『夢一族 ザ・らいばる』に足を引っ張られ、正月の『トラック野郎・故郷特急便』(7億円)で打ち切りとなった。
20 4 3 97.1%
にっかつ 76 34億851万円 ロマンポルノは安定しているが、一般映画2番組がブレーキとなった。一般映画『(桃尻娘 プロポーズ大作戦)』/『(おさな妻)』(1億6500万円)は従来のロマンポルノファンを逃し不発。『(元祖大四畳半大物語)』は人気の松本零士原作でもSFでなければヒットしないことを証明した。(併映は『(鉄騎兵、跳んだ)』)。畑中葉子初主演の『愛の白昼夢』(1億9900万円)はロマンポルノの中でトップ5に入るヒットとなった。経営面では7億6000万円の赤字を計上した。
70 6 0 96.0%
出典:「1980年度日本映画・外国映画業界総決算」『キネマ旬報1981年昭和56年)2月下旬号、キネマ旬報社、1981年、112 - 124頁。 

各国ランキング

日本配給収入ランキング

1980年日本配給収入トップ10
順位 題名 製作国 配給 配給収入
1 スター・ウォーズ 帝国の逆襲   20世紀FOX 32.0億円
2 影武者    東宝 27.0億円
3 (復活の日)   東宝 24.0億円
4 007/ムーンレイカー     ユナイテッド・アーティスツ 23.0億円
5 地獄の黙示録   ヘラルド 22.5億円
6 (二百三高地)   東映 18.0億円
7 クレイマー、クレイマー   コロムビア 16.0億円
8 ドラえもん のび太の恐竜
モスラ対ゴジラ
  東宝 15.5億円
9 ヤマトよ永遠に   東映洋画 13.5億円
9 戦国自衛隊   東宝 13.5億円
出典:1980年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟

北米興行収入ランキング

1980年北米興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1. スター・ウォーズ 帝国の逆襲 20世紀FOX $209,398,025
2. 9時から5時まで 20世紀FOX $103,290,500
3. (スター・クレイジー) コロムビア $101,300,000
4. フライングハイ パラマウント $83,453,539
5. ダーティファイター 燃えよ鉄拳 ワーナー・ブラザース $70,687,344
6. プライベート・ベンジャミン ワーナー・ブラザース $69,847,348
7. 歌え!ロレッタ愛のために ユニバーサル $67,182,787
8. トランザム7000VS激突パトカー軍団 ユニバーサル $66,132,626
9. 青い珊瑚礁 コロムビア $58,853,106
10. ブルース・ブラザース ユニバーサル $57,229,890
出典: “1980 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月23日閲覧。

日本公開映画

1980年の日本公開映画を参照。

受賞

  • (第54回キネマ旬報ベスト・テン)
  • (第35回毎日映画コンクール)
    • 日本映画大賞 - 『影武者』

誕生

死去

日付 名前 国籍 年齢 職業
1月 1日 アドルフ・ドイチュ   82 作曲家
18日 岩田祐吉   92 俳優
18日 セシル・ビートン   76 写真家・デザイナー
29日 ジミー・デュランテ   86 俳優
2月 13日 デヴィッド・ジャンセン   48 俳優
3月 11日 伊藤雄之助   60 俳優
4月 4日 アレクサンデル・フォルト   71 映画監督
16日 アルフ・シェーベルイ   76 映画監督
25日 マリオ・バーヴァ   65 映画監督・撮影監督
29日 アルフレッド・ヒッチコック   80 映画監督
5月 2日 ジョージ・パル    72 アニメーター
8日 東山千栄子   89 女優
14日 ヒュー・グリフィス   67 俳優
21日 稲垣浩   74 映画監督
6月 18日 テレンス・フィッシャー   76 映画監督
24日 ボリス・カウフマン   82 撮影監督
7月 24日 ピーター・セラーズ   54 俳優
25日 ヴラジーミル・ヴィソツキー   42 詩人・歌手・俳優
30日 チャールズ・マッグロー   66 俳優
8月 1日 ストローザー・マーティン   61 俳優
14日 ドロシー・ストラットン   20 プレイメイト・女優
21日 大日方伝   73 俳優
26日 テックス・アヴェリー   72 アニメーター
9月 25日 ルイス・マイルストン   84 映画監督
10月 6日 北原文枝   60 女優
17日 三城輝子   63 女優
21日 嵐寛寿郎   77 俳優
11月 7日 越路吹雪   56 歌手・女優
スティーブ・マックイーン   50 俳優
22日 メイ・ウエスト   87 女優
24日 ジョージ・ラフト   85 俳優
26日 (レイチェル・ロバーツ)   53 女優
高尾光子   65 女優・子役
12月 6日 エーヴ・フランシス   94 女優
20日 渋谷実   73 映画監督
ベン・シャープスティーン   85 映画監督、プロデューサー
31日 ラオール・ウォルシュ   93 映画監督

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 日本映画製作者連盟の発表では配給収入12億円となっている[27]
  2. ^ 日本映画製作者連盟の発表では配給収入12億円となっている[27]
  3. ^ キネマ旬報1981年2月下旬号では配給収入17.8億円となっている[29]

出典

  1. ^ a b 東映 1992, p. 69.
  2. ^ a b c d e f g 松竹 1985, p. 694.
  3. ^ a b c d 東宝 1982b, p. 138.
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n 東宝 2010b, p. 230.
  5. ^ a b c d e f g h 谷川 1993, p. 176.
  6. ^ a b c d 東宝 1982b, p. 139.
  7. ^ 東映 1992, pp. 68–69.
  8. ^ “動乱”. キネノート. キネマ旬報社. 2020年4月17日閲覧。
  9. ^ a b “東映クロニクル”. 東映公式サイト. 東映. 2020年4月1日閲覧。
  10. ^ a b c d e f 東映 1992, p. 68.
  11. ^ “沿革 - 会社情報”. 東宝オフィシャルサイト. 東宝. 2020年1月31日閲覧。
  12. ^ “ツィゴイネルワイゼン”. キネノート. キネマ旬報社. 2019年11月18日閲覧。
  13. ^ “昭和時代(昭和47年~昭和63年)”. 三郷市. 2023年4月12日閲覧。 “8月 建設中の県立みさと公園に映画「ええじゃないか」のオープンセット江戸村開村”
  14. ^ “映画用カラーネガフィルム“A250”の開発”. 富士フイルムのあゆみ. 富士フイルム. 2019年11月19日閲覧。 “映画用カラーネガフィルムについても、高感度化にチャレンジし、1980年(昭和55年)9月、“フジカラーネガティブフィルムA250”を発売する。“A250”は、当時の映画用カラーネガフィルムとしては世界最高感度で、国内外の作品に数多く使用され、1982年(昭和57年)3月、映画界最高の栄誉である米国アカデミー科学技術賞の受賞に輝く。”
  15. ^ a b c d e f g h 東宝 1982b, p. 140.
  16. ^ 山川 1987, p. 435.
  17. ^ 東宝 2010b, p. 231.
  18. ^ 斉藤 2009, p. 96.
  19. ^ 週刊朝日 編『戦後値段史年表』朝日新聞出版〈朝日文庫〉、1995年、23頁。ISBN (4-02-261108-1)。 
  20. ^ a b 「1979年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報1980年昭和55年)2月下旬号、キネマ旬報社、1980年、125頁。 
  21. ^ a b c d 「1979年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報1980年昭和55年)2月下旬号、キネマ旬報社、1980年、120頁。 
  22. ^ 斉藤 2009, pp. 84–85.
  23. ^ “小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  24. ^ “主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年)” (Excel). 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  25. ^ a b “過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。
  26. ^ “主要耐久消費財等の普及率(全世帯)(平成16年3月末現在)” (XLS). 内閣府公式サイト. 統計表一覧:消費動向調査. 内閣府 (2004年3月31日). 2022年5月3日閲覧。
  27. ^ a b c 1980年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
  28. ^ 東宝 1982b, p. 141.
  29. ^ 「1980年邦画四社<封切配収ベスト作品>」『キネマ旬報1981年昭和56年)2月下旬号、キネマ旬報社、1981年、118頁。 

参考文献

  • 斉藤守彦『映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか?』ダイヤモンド社、2009年11月27日。ISBN (978-4-478-01134-8)。 
  • 松竹『松竹九十年史』松竹、1985年12月。(全国書誌番号):(87001945)。 
  • 谷川義雄『年表・映画100年史』風濤社、1993年5月。ISBN (4-89219-113-2)。 
  • 東映『クロニクル東映-II 1947-1991』東映、1992年10月。(全国書誌番号):(93017746)。 
  • 東宝『東宝五十年史』東宝、1982年11月。(全国書誌番号):(83041631)。 
    • 渋沢社史データベース版(1982年11月刊行本が底本)
  • 東宝 編『東宝75年のあゆみ ビジュアルで綴る3/4世紀 1932 - 2007』東宝、2010年4月。 
    • 東宝 編(PDF)『東宝75年のあゆみ 1932 - 2007 資料編』東宝、2010年4月。 
  • 山川浩二『昭和広告60年史』講談社、1987年。ISBN (4-06-202184-6)。 

外部リンク

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