飛驒金山駅(ひだかなやまえき)は、岐阜県下呂市金山町大船渡にある、東海旅客鉄道(JR東海)高山本線の駅である[1]。
飛驒金山駅 | |
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駅舎(2011年12月) | |
ひだかなやま Hida-kanayama | |
◄下油井 (5.0 km) (9.0 km) 焼石*► | |
所在地 | 岐阜県下呂市金山町大船渡679 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | CG 高山本線 |
キロ程 | 66.7 km(岐阜起点) |
電報略号 | ヒカ |
駅構造 | 地上駅 |
(ホーム) | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- | 177人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)3月21日[1] |
備考 | (簡易委託駅)[1] |
* この間に福来信号場有り(当駅から2.7km先)。 |
飛驒金山という駅名だが、下呂市金山地区はもともとは美濃国(武儀郡)である。ただし駅は金山地区から飛騨川・馬瀬川合流点にかかる金山橋を渡った先の、飛騨国(益田郡)である市内下原地区にあり、飛騨路の入口ということで命名された。これらの地域が昭和の大合併により合併して益田郡金山町が発足し、金山町全体が飛騨地方に組み込まれたのは、駅の開業から27年後の1955年である。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅[1]。単式ホームの1番線が下り本線、島式ホームの片側の2番線が上り本線、もう片側の3番線が上下副本線となっている。3番線は普通列車用で、特急待避のほか1日1本設定されている当駅折り返し列車が使用している。3番線の外側に保線車両用の(側線)が若干数あり。島式ホーム上に待合室がある。また、屋根付きの跨線橋が設置されている。
蒸気機関車運行時代は貨物列車において岐阜方のC58形と高山方のD51形の機関車付け替えを行っていた[2]ため、広い構内に面影が残る。当時は転車台も設置されていた[3]。
地元観光協会の職員が業務を担当する(簡易委託駅)で、下呂駅が当駅を管理している。2012年3月31日までは東海交通事業の職員が業務を担当する(業務委託駅)で、みどりの窓口が設置されていた。自動販売機が駅舎を出てすぐの所に設置されている。
のりば
跨線橋から焼石方面を望む(2011年12月)
跨線橋から下油井方面を望む(2011年12月)
下油井方面が美濃路、焼石方面が飛騨路(2011年12月)
駅舎(2010年1月)
構内(2006年8月)
駅舎の一部(2006年8月)
利用状況
「岐阜県統計書」と「下呂市データ集」によると、近年の1日平均(乗車人員)は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
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1995年 | 460 |
1996年 | 443 |
1997年 | 417 |
1998年 | 417 |
1999年 | 398 |
2000年 | 414 |
2001年 | 391 |
2002年 | 375 |
2003年 | 352 |
2004年 | 349 |
2005年 | 326 |
2006年 | 310 |
2007年 | 278 |
2008年 | 266 |
2009年 | 257 |
2010年 | 270 |
2011年 | 263 |
2012年 | 253 |
2013年 | 240 |
2014年 | 218 |
2015年 | 209 |
2016年 | 199 |
2017年 | 189 |
駅周辺
バス路線
駅前から金山地域内各地へコミュニティバスのげろバス金山(東線・菅田線)が運行されている。
東線は祖師野上 - 和良診療所間で八幡バス・和良線に接続する便があり、乗り継いで長良川鉄道の郡上八幡駅へ出ることが出来る。
駅前に停車中のげろバス金山(2011年12月)
その他
隣の駅
※当駅に一部が停車する特急「ひだ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。