歴史
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅[1]。1・2番線をそれぞれ上下の本線としている。互いのホームは跨線橋で連絡している。
簡易委託化に伴い、駅舎内はリニューアル工事を行い、2009年頃のKIOSK閉店以来となる売店が事実上復活した(ただし、販売される商品は白川町の特産品などが中心で、一部の菓子パンや飲料、菓子が販売されている程度である)。また、駅前には新たに公衆トイレが設置された。
白川町が業務を受託する(簡易委託駅)[2]で、美濃太田駅が当駅を管理している。2012年3月31日までは東海交通事業の職員が業務を担当する(業務委託駅)で、みどりの窓口が設置されていた。
簡易委託化後もマルス端末は引き続き設置されているが、クレジットカードの利用やエクスプレス予約の受取ができないなど取り扱いに制限が加えられたため、みどりの窓口としての扱いから外れている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | CG 高山本線 | 上り | 美濃太田・岐阜方面[注釈 1] | |
2 | 下り | 下呂・高山方面[注釈 1] | ||
3 | 待避列車[注釈 2] | |||
上り | 美濃太田・岐阜方面[注釈 1] | 待避・始発列車 |
ホーム(2011年7月)
廃止された貨物ホーム跡(2014年4月)
利用状況
「岐阜県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。
- 2005年度 - 322人
- 2007年度 - 297人
- 2008年度 - 267人
- 2009年度 - 253人
- 2010年度 - 230人
- 2011年度 - 218人
- 2012年度 - 199人
- 2013年度 - 192人
- 2014年度 - 184人
- 2015年度 - 186人
- 2016年度 - 203人
- 2017年度 - 182人
駅周辺
白川町の中心部とは飛騨川を挟んだ対岸にあたる坂ノ東地区に所在する。
バス路線
駅前ロータリーに濃飛バスの「白川口駅」停留所が設置されており、本数は少ないもののバスが発着している。また白川中央線は平日のみ運転であり、土休日は運休となる。また、北白川地区、蘇原地区、黒川地区とをそれぞれ結ぶ予約制バスの運行がある。
かつてはこの路線の他に加子母村(現在の中津川市)大明神へ向かう路線があったほか、現在は予約制バスである路線も過去には定期路線バスとして運行していた。また昭和50年代中頃までは名鉄バス(当時の名古屋鉄道)の下呂線のバス停が設定されており、名鉄バスセンター行きが運転されていた。
その他
当駅の所在地は岐阜県加茂郡白川町であり、同じ岐阜県内でも白川郷・五箇山の合掌造り集落で知られる大野郡白川村とは関係がない。白川郷の最寄り駅は高山駅である。
白川町では美濃白川ブランドの浸透化を狙い、列車が当駅に到着した際には乗客に白川茶が配られる場合もある。
隣の駅
※当駅に一部が停車する特急「ひだ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。