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野辺山駅

野辺山駅(のべやまえき)は、長野県南佐久郡南牧村大字野辺山にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)小海線である。小海線内では長野県最南端に位置する。

野辺山駅
駅舎(2021年10月)
のべやま
Nobeyama
清里 (5.9 km)
(8.1 km) 信濃川上
所在地 長野県南佐久郡南牧村大字野辺山306[1]
北緯35度57分19.26秒 東経138度28分27.97秒 / 北緯35.9553500度 東経138.4744361度 / 35.9553500; 138.4744361座標: 北緯35度57分19.26秒 東経138度28分27.97秒 / 北緯35.9553500度 東経138.4744361度 / 35.9553500; 138.4744361
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 小海線
キロ程 23.4 km(小淵沢起点)
電報略号 ノヘ[1]
駅構造 地上駅
(ホーム) 2面3線[2]
乗車人員
-統計年度-
84人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1935年昭和10年)11月29日[1]
備考 (業務委託駅)[3]
標高:1,345.67 m(JRグループ最高)[1]
(テンプレートを表示)

概要

 
JR最高地点碑と列車(清里 - 野辺山間 2011年2月)

駅の(標高)は1,345.67 m[4][5]で、JRグループの駅及び日本の普通鉄道の駅としては日本一高い地点に位置する[4]。隣接する清里駅との間にJRグループの最高標高地点 (1,375 m) がある。

なお、日本の最高標高の駅はトロリーバスなど普通鉄道以外の鉄道を含めると、立山黒部貫光立山トンネルトロリーバス室堂駅 (2,450 m)、索道(ロープウェイ)を含めると駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅 (2,611.5 m) となる。また、世界最高標高の鉄道駅は中国チベット自治区にあるタングラ駅 (5,068.63 m) である。

当駅は、1960年(昭和35年)4月25日以降、普通鉄道で日本の最高標高の駅となっており、それまでは同日廃止された草軽電気鉄道の(国境平駅) (1,371 m)が最高であった[6]

日本国有鉄道(国鉄)時代から「国鉄一高い駅」と「国鉄一深い駅」の縁で総武快速線馬喰町駅と友好関係にある(ただし馬喰町駅については、東京駅京葉線ホームや青函トンネル内の吉岡海底駅2014年〈平成26年〉3月廃止)の開業に伴って最も深い駅ではなくなっている)。

1935年(昭和10年)開業時の初代駅舎は、当時の建築の流行に沿った流面形状のヴォールト型で、全体を白セメントで仕上げ、独立した屋根を持たないというユニークなものであった[7]。開業当時にはたびたび美しい駅舎として記録されている。構造も特異で、古レール鉄筋として下板を張り、その上にラス(金網)を張ってモルタルで固めていた[7]。しかしモルタルによるなしのヴォールト構造が災いして早くから雨漏り・ひび割れが問題となり、築15年にも満たない1948年(昭和23年)に、通常の木造駅舎への改築を余儀なくされている[7]。2代目駅舎は初代ほど個性的ではないものの、ローカル線の木造駅舎としては建物のを高く作っていることが特徴であった。

現存の3代目駅舎は1983年(昭和58年)に完成したもので、観光地の駅らしく尖塔を付けるなどの演出がされている[8]が、正面玄関エントランス付近擁壁の独特な曲面などは初代駅舎のモチーフを踏まえたデザインである。

歴史

駅構造

中込駅が管理し、ステーションビルMIDORIが受託する(業務委託駅)[3]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅[2]留置線を有する。互いのホームは構内踏切で連絡している。トイレは駅に隣接した公園に設置されており、多機能トイレを併設した男女別の水洗式である。

簡易Suica改札機と(指定席券売機)が設置されている。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1 小海線 下り 小海中込方面[17]  
上り 小淵沢方面 定期列車は始発2本のみ
2  
3 (臨時ホーム)

(出典:JR東日本:駅構内図)

  • 2022年6月現在、3番線を発着する定期列車はない。
  • 朝5時台、昼12時台に当駅始発・小淵沢行きの列車が設定されているほか、臨時普通八ヶ岳高原列車にも当駅発着が設定されている。

利用状況

JR東日本によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員は84人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 242 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 237 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 236 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 254 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 224 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 213 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 210 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 233 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 244 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 204 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 197 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 192 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 189 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 185 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 180 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 165 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 177 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 166 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 153 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 145 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 78 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 84 [利用客数 1]

駅周辺

 
駅前「銀河公園」に保存されているC56 96

隣の駅

※臨時快速「HIGH RAIL 1375」の隣の停車駅については、当該列車記事を参照のこと。

東日本旅客鉄道(JR東日本)
小海線
清里駅 - *() フォトデッキ駅 - 野辺山駅 - 信濃川上駅
*:打消線は廃駅

関連項目

脚注

[脚注の使い方]

記事本文

  1. ^ a b c d e 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、158頁。ISBN (9784784071647)。 
  2. ^ a b 『JR全駅・全車両基地』 25頁
  3. ^ a b “駅業務委託|駅ビジネス事業|事業紹介|生鮮市場JCなど運営 株式会社ステーションビルMIDORI”. ステーションビルMIDORI. 2022年4月1日閲覧。
  4. ^ a b えきねっと(JR東日本)|小海線 高原列車の旅|旅どきnet(2011年11月20日閲覧)
  5. ^ 長野県南牧村ホームページ 南牧村の日本一(2011年11月20日閲覧)
  6. ^ 日本交通公社『旅程と費用(全改訂第2版)』日本交通公社、1960年、975頁。 
  7. ^ a b c 交建設計・駅研グループ、1996、『駅のはなし 明治から平成まで』改訂初版、成山堂書店 ISBN (4-425-76032-8) pp. 147-148
  8. ^ a b 鉄道ピクトリアル』第33巻第7号、電気車研究会、1983年7月、117頁。 
  9. ^ 大蔵省印刷局, ed (1935‐11-22). “鉄道省告示 第541号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (2668). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2959147/3. 
  10. ^ ヤスデの大群小海線止める 線路に十キロ、埋めつくす『朝日新聞』1976年(昭和51年)10月4日朝刊、13版、23面
  11. ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 3号 飯田線・身延線・小海線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年7月26日、27頁。 
  12. ^ a b “高原の駅 装い新たに 小海線 野辺山駅の改築が完成”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1983年3月19日) 
  13. ^ a b (PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2013年11月29日。 オリジナルの2019年2月14日時点におけるアーカイブ2020年3月24日閲覧 
  14. ^ “駅の情報(野辺山駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2018年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月22日閲覧。
  15. ^ a b “小海線の清里、野辺山駅「みどりの窓口」31日で閉鎖”. 産経新聞. (2018年10月30日). オリジナルの2018年10月30日時点におけるアーカイブ。. https://archive.fo/woNIr 2018年10月30日閲覧。 
  16. ^ “エコのモデルに野辺山駅整備 断熱や蓄熱 太陽光パネルも”. 信濃毎日新聞 (信濃毎日新聞社): p. 21. (2020年3月4日) 
  17. ^ “時刻表 野辺山駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月18日閲覧。
  18. ^ a b 『JR全駅・全車両基地』 13頁

利用状況

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本

参考文献

  • 『週刊 JR全駅・全車両基地』 12号 大宮駅・野辺山駅・川原湯温泉駅ほか92駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月28日。 

外部リンク

  • 駅の情報(野辺山駅):JR東日本
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