経歴
1937年(昭和12年)生まれ。父親の再婚相手は歌手の藤本二三吉であり、二三吉とは実の母娘ではないが、実の母娘以上に仲が良いと評判であった。
二三代が歌手を志した際、芸能界の厳しさを知り尽くしている二三吉は娘のことを思い反対したが、二三代の熱意に折れ熱心にサポートした。二三吉の力添えもあり、作曲家の吉田正に師事し、1956年(昭和31年)にビクターから「花の十九よさようなら」でデビュー。
1957年(昭和32年)11月発売の「夢みる乙女」、1958年(昭和33年)11月発売の「好きな人」、1960年(昭和35年)12月発売の「花の大理石(マーブル)通り」がヒット。この3曲とも、吉田正が作曲している。
NHK紅白歌合戦に4回連続出場という実績がある(詳細は下記参照)。
1961年(昭和36年)には岩下志麻主演の映画『あの波の果てまで・3部作』(松竹)の主題歌も担当した。
最後のレコードは、1973年(昭和48年)発売の「二人の北新地」。2001年(平成13年)3月28日、大動脈解離で急逝。63歳没。娘に歌手の(藤本じゅり)がいる。
主な曲
NHK紅白歌合戦出場歴
テレビ番組
映画出演
- 夜霧の南京街(1958年、東映)
- 右門捕物帖 片目の狼(1959年、東映)
- 初春狸御殿(1959年、大映) - ※DVD発売
- 噛みついた若旦那(1960年、東宝)
- 東京の空の下で(1960年、大映)
- 北上夜曲 北上川の初恋(1961年、大映)
- お世継ぎ初道中(1961年、東映)
- 銭形平次捕物控 美人鮫(1961年、大映)
- 次郎長と小天狗 殴り込み甲州路(1962年、東映)