『第12回NHK紅白歌合戦』(だいじゅうにかいエヌエイチケイこうはくうたがっせん)は、1961年(昭和36年)12月31日に東京宝塚劇場で行われた、通算12回目のNHK紅白歌合戦。21時から23時40分にNHKで生放送された。
出演者
司会者
メイコは3年連続の司会だが、「子供が3歳となるのでそろそろ御節料理など日本の正月の風習を教えてあげたい」との理由により今回が最後という条件で紅組司会を引き受けた。また、高橋は9年連続だが、この年に退職してフリーアナウンサーに転身したが翌1962年3月までNHKと1年間の専属契約(事実上、後の嘱託職員)を締結していたためこの年最後の司会担当[1]。
出場歌手
紅組 | 白組 | ||
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歌手 | 曲 | 歌手 | 曲 |
朝丘雪路(4) | チャチャで飲みましょう | 神戸一郎(4) | 東京ラプソディ |
藤本二三代(4) | 花のマーブル通り | 藤島桓夫(6) | 波止場気質 |
中原美紗緒(6) | ボーイ・ハント | 芦野宏(7) | カナダ旅行 |
水谷良重(4) | ペピート | 守屋浩(2) | 月のエレジー |
雪村いづみ(5) | マック・ザ・ナイフ | アイ・ジョージ(2) | 硝子のジョニー |
松山恵子(5) | 恋の三度笠 | 村田英雄(初) | 王将 |
石井好子(4) | 鐘よ鳴れ | 林伊佐緒(11) | 恋の幌馬車 |
西田佐知子(初) | コーヒールンバ | 平尾昌章(2) | タック・ロック |
こまどり姉妹(初) | 姉妹酒場 | 和田弘とマヒナ・スターズ(3) | 惚れたって駄目よ |
花村菊江(2) | 木曾の花嫁さん | 三浦洸一(6) | 恋しても愛さない |
松尾和子(2) | 再会 | 水原弘(3) | 禁じられた恋のボレロ |
ペギー葉山(8) | ブリア | フランク永井(5) | 君恋し |
江利チエミ(9) | スワニー | 三橋美智也(6) | 石狩川エレジー |
美空ひばり(6) | ひばりの渡り鳥だよ | 橋幸夫(2) | 南海の美少年 |
宮城まり子(7) | まり太郎の歌 | 春日八郎(7) | 長良川旅情 |
藤沢嵐子(5) | さらば草原よ | 高英男(7) | (カミニート) |
寿美花代(初) | ジャズ・バンド | 森繁久彌(3) | 五つ木の子守唄 |
神楽坂浮子(2) | 東京の下町娘 | 井上ひろし(初) | 別れの磯千鳥 |
ザ・ピーナッツ(3) | スク・スク | ダークダックス(4) | 北上夜曲 |
淡谷のり子(8) | マリア・ラオ | 伊藤久男(10) | メコンの船歌 |
坂本スミ子(初) | アロロコ | 坂本九(初) | 上を向いて歩こう |
楠トシエ(5) | 石松金毘羅道中 | ジェリー藤尾(初) | 石松野郎の歌 |
森山加代子(2) | シンデレラ | 佐川ミツオ(初) | 背広姿の渡り鳥 |
越路吹雪(7) | ラスト・ダンスは私に | フランキー堺(4) | 金色夜叉 |
島倉千代子(5) | 襟裳岬 | 三波春夫(4) | 文左たから船 |
選考を巡って
- 前回の出場歌手の中より今回不選出となった歌手は以下。
審査員
- (長澤泰治) - NHK芸能局長(審査委員長)
- 土門拳 - 写真家
- 高田元三郎 - ジャーナリスト
- 仲代達矢 - 俳優
- 大鵬幸喜 - 大相撲・横綱
- 和田夏十 - 脚本家
- 勅使河原霞 - 華道家
- 村山リウ - 評論家
- 森光子 - 女優
- ほか視聴者代表2名
演奏
その他ゲスト
当日のステージ・エピソード
脚注
注釈
出典
参考文献
関連項目
外部リンク
- NHK紅白歌合戦公式サイト
- 第12回NHK紅白歌合戦 - (NHK放送史)