菅原照仁 (すがわら・てるひと、1972年7月13日- )は、日本のラリードライバー。東京都港区出身。日本レーシングマネージメント株式会社代表取締役およびチームスガワラ代表。
略歴
ダカール・ラリー(パリダカ)において最多出走のギネス記録を持つ菅原義正の次男として生まれる。
1998年に初めてパリダカにメカニックとして参加し、翌年からはナビゲーターとして早くも父の日野・ライジングレンジャーに同乗する。毎戦総合5位以内でフィニッシュしており、2001年には総合2位を獲得している。
2005年からドライバーとしてダカールにデビュー[1]。日野・レンジャーで2007年に10L未満クラスで初優勝を飾ると、2011年から2020年大会まで、父もなし得なかった同クラス10連勝を達成した。また大型トラックに混じりながらも、2022年時点で17戦中8戦で総合トップ10入りも果たしている。総合での最高成績は6位。ダカールではすでにレジェンド的な存在であり、2020年大会ではJ SPORTSのインタビュー中に他のエントラントからサインを求められてる場面もあった。
2020年からは父が勇退したことにより、照仁が代表としてチームを率いている。
日野自動車のイメージが定着しているが、修行時代はいすゞ・ビッグホーンや三菱・パジェロ、独自開発のバギーカーなどをドライブしていたこともある[2]。