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群馬県立桐生高等学校

群馬県立桐生高等学校(ぐんまけんりつ きりゅうこうとうがっこう)は、群馬県桐生市美原町にある公立高等学校である。

群馬県立桐生高等学校
群馬県立桐生高等学校(2011年12月)
北緯36度24分33秒 東経139度19分46.9秒 / 北緯36.40917度 東経139.329694度 / 36.40917; 139.329694座標: 北緯36度24分33秒 東経139度19分46.9秒 / 北緯36.40917度 東経139.329694度 / 36.40917; 139.329694
国公私立の別 公立学校
設置者  群馬県
併合学校 群馬県立桐生高等学校
群馬県立桐生女子高等学校
設立年月日 2021年
(旧桐生高校は1917年
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程、通信制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科理数科
学期 3学期制
学校コード D110210000031
高校コード 10184C
所在地 376-0025
群馬県桐生市美原町1-39
外部リンク 公式サイト
(ウィキポータル 教育)
ウィキプロジェクト 学校
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歴史

明治から大正にかけて、県内他市において前橋中学の分校が設立される中、織物の街桐生においては中学ではなく桐生高等染織学校(現・群馬大学工学部)が設立された。従って、桐生の学生達は近隣の太田佐野前橋の中学に通うことになり、下宿生活を余儀なくされていた。これを憂えた桐生町民が有志を集めて中学設立に奔走。1917年(大正6年)3月12日に町立桐生中学校として創立された。旧制中学校として「町立」の形式をとっていた学校は、全国においても数えるほどしかない。設立4年目の1921年(大正10年)には県に移管され、1948年昭和23年)に現在の名称である群馬県立桐生高等学校となった。

開校以来男子校であったが、1998年から男女共学理数科を設置した。

制服は男子校時代から引き継がれており、金ボタン5個の黒詰襟学生服(標準学生服)。2021年4月からの女子制服は桐生女子高等学校の制服のデザインを受け継いだセーラー服。

2021年4月から桐生女子高等学校と統合し、新たな桐生高等学校として開校[1]

年表

旧・群馬県立桐生高等学校

  • 1917年3月 - 町立桐生中学校開設。
  • 1921年3月 - 群馬県立桐生中学校となる。
  • 1939年7月 - 現在地に移転。
  • 1948年4月 - 群馬県立桐生高等学校と改称。定時制課程開設。
  • 1981年3月 - 定時制課程閉校。
  • 1998年 - 理数科(男女共学)を開設。
  • 2007年 - スーパーサイエンススクール開設。

新・群馬県立桐生高等学校

  • 2021年 - 群馬県立桐生高等学校と群馬県立桐生女子高等学校と統合に伴い開校。

学科

  • 全日制課程
    • 普通科
    • 理数科
  • 通信制課程
「プロフェッサー・ビジット(PROFESSOR VISIT)」

「2018年度プロフェッサー・ビジット」が2018年10月12日に開催された。国立大学13校の教員が全国各地の高校を訪れ、最先端の研究成果や、大学での学びの楽しさを伝える企画で、公立諏訪東京理科大学の山田哲靖教授による、タイトル「人工知能(AI)の芸術分野への挑戦」についての出張講義を行った[2]

学校生活

JRわたらせ渓谷鐵道桐生駅から徒歩5分、上毛電鉄西桐生駅から徒歩10分と交通機関が利用しやすい立地にある。東武鉄道新桐生駅相老駅からは、市内循環バスである「おりひめバス」を利用することになる。みどり市太田市薮塚本町地区からは、自転車通学をする生徒も多い。

周辺には桐生市立図書館や新川公園があり、閑静な環境である。

現在、各生徒の進路実現のため、夏期休業中の補習や土曜日に補習や模試、朝補習、進路指導の強化や大学見学・講義なども行っている。また、修学旅行の日程の中に現地の大学・企業見学が内容として組み込まれている。こういった改革や積極的な受験指導により、大学合格実績は国公立大学合格者数・難関私大合格者数とも増加している。後述する群馬大学との関わりもあるため、群馬大学へ進学する生徒も毎年多くみられる。

また、「探究」という授業も行われており、生徒はそれぞれの関心のある分野を決めた後自分達で研究テーマを設定し、教員の指導を受けながら論文の作成を目指す。

平成10年に新たに設けられた理数科は、「物づくり」の伝統を持つ桐生という土地柄と地元に群馬大学工学部があるという好条件を活かし、他にはない教育を目指している。特に4月には「理数科オリエンテーション」が行われ、自然科学への興味を深める講義、 コンピュータの基礎を学ぶ学習などが行われるほか、サイエンス合宿などのカリキュラムが組まれている。その他にも、英語でのプレゼンテーション授業なども行い、世界に通用する人材の教育をはかっている。ロケット製作・実験の分野での活動が近年評価され、第5回種子島ロケットコンテストに唯一の高校生チームとして出場した。また、缶サットと呼ばれる衛星の小型モデルのようなものの製作を毎年行っており、宇宙甲子園などで様々な成果を残している。

行事は、体育祭と文化祭が一年交代で交互に行われるほか、修学旅行やマラソン大会などがある。体育祭は「水明杯争奪大運動会」、文化祭は「山紫祭」と呼ばれそれぞれの後夜祭では在校生のみ参加できる「火文字」という火で文字を表す催しごとがある。古くから続く伝統行事であるものの、近隣からの苦情もあり毎年存続が危ぶまれている。そのため実行委員や生徒会では懸命の努力を行っている。

教員らは、『国公立大学』への進学を生徒に促す、また『我が校は、地域に根づく進学校である。』などと繰り返し発言し、言わば自称進学校である。

硬式野球部の戦績

同校は戦前から戦後にかけて、北関東の高校野球界を牽引する存在であった。以下において甲子園大会での戦績のみ記載する。

西暦 大会名称 勝敗 回戦 スコア 対戦校 備考・関連項目
1927 第13回全国中等学校優勝野球大会 1回戦 1-2 福岡中(岩手) 阿部精一
1930 第16回全国中等学校優勝野球大会 1回戦 1-2 平安中(京都)
1931 第17回全国中等学校優勝野球大会 1回戦 2-1 福岡中(岩手)
2回戦 0-3 松山商(愛媛)
1933 第10回選抜中等学校野球大会 1回戦 0-3 海草中(和歌山)
1934 第20回全国中等学校優勝野球大会 1回戦 4-3 早稲田実(東京)
2回戦 0-8 呉港中(広島)
1935 第21回全国中等学校優勝野球大会 1回戦 0-4 秋田商(秋田)
1936 第13回選抜中等学校野球大会 1回戦 9-7 熊本工(熊本)
2回戦 2-1 小倉工(福岡)
準々決勝 1-0 東邦商(愛知)
準決勝 5-4 育英商(兵庫)
決勝 1-2 愛知商(愛知) 青木正一
1936 第22回全国中等学校優勝野球大会 1回戦 4-0 呉港中(広島)
2回戦 3-1 京阪商(大阪)
準々決勝 5-6 平安中(京都)
1939 第16回選抜中等学校野球大会 1回戦 0-5 熊本工(熊本)
1939 第25回全国中等学校優勝野球大会 1回戦 2-3 福岡工(福岡)
1940 第17回選抜中等学校野球大会 1回戦 0-1 愛知商(愛知)
1941 第18回選抜中等学校野球大会 1回戦 0-6 滝川中(兵庫)
1947 第19回選抜中等学校野球大会 1回戦 6-3 今宮中(大阪)
2回戦 10-2 海草中(和歌山)
準々決勝 3-2 津島中(愛知)
準決勝 3-4 徳島商(徳島) 常見忠
1947 第29回全国中等学校優勝野球大会 1回戦 0-3 小倉中(福岡)
1950 第22回選抜高等学校野球大会 1回戦 9-3 洛陽高(京都)
2回戦 2-3 長良高(岐阜)
1951 第33回全国高等学校野球選手権大会 1回戦 1-3 県立和歌山商(和歌山)
1955 第27回選抜高等学校野球大会 2回戦 1-0 天理高(奈良) 田辺義三
準々決勝 12-0 明星高(大阪)
準決勝 6-3 高田高(奈良)
決勝 3-4 浪華商(大阪)
1955 第37回全国高等学校野球選手権大会 1回戦 3-1 玉島高(岡山)
2回戦 4-10 日大三(東京)
1958 第28回選抜高等学校野球大会 1回戦 2-0 西条高(愛媛)
2回戦 2-3 中京商(愛知)
1958 第40回全国高等学校野球選手権大会 1回戦 3-1 御所工(奈良)
2回戦 0-3 魚津高(富山)
1963 第45回全国高等学校野球選手権大会 1回戦 1-0 米子南(鳥取)
2回戦 5-0 新潟商(新潟)
3回戦 9-4 南部高(和歌山)
準々決勝 1-2 下関商(山口)
1964 第36回選抜高等学校野球大会 1回戦 3-6 平安高(京都)
1966 第48回全国高等学校野球選手権大会 1回戦 3-1 広島商(広島)
2回戦 10-1 北陽高(大阪)
準々決勝 2-4 中京商(愛知)
1967 第39回選抜高等学校野球大会 1回戦 4-3 松山商(愛媛)
2回戦 2-3 高知高(高知)
1978 第50回選抜高等学校野球大会 1回戦 3-1 豊見城(沖縄) 木暮洋
2回戦 7-0 岐阜高(岐阜)
準々決勝 4-0 郡山高(奈良)
準決勝 2-3 浜松商(静岡)
1978 第60回全国高等学校野球選手権大会 1回戦 18-0 膳所高(滋賀)
2回戦 0-3 県岐阜商(岐阜)

著名な出身者

学術・研究

芸術・文化

政治

経済

法曹

スポーツ

芸能

関連項目

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “桐生高校・桐生女子高校の統合による新高校の基本構想(平成30年7月17日)”. 群馬県. 2021年4月1日閲覧。
  2. ^ 「2018年度プロフェッサー・ビジット」」朝日新聞主催、駿台予備校、代々木ゼミナール協賛、2019年1月9日、朝日新聞、P19-21、2019年1月9日閲覧。

外部リンク

  • 群馬県立桐生高等学校
  • 桐高・桐女新高校開設準備会
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