河戸帆待川駅(こうどほまちがわえき)は、広島県広島市安佐北区亀山二丁目にある西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の駅。駅番号はJR-B15。
概要
可部線の延伸区間で唯一の中間駅である。旧・可部線の廃線区間を活用したものであるが、廃線前は設置されていなかった。延伸計画を進めていく中で、可部駅とあき亀山駅の中間に位置しており、直線区間で廃線敷地内にホームを設置可能な場所に当駅が設置されることになった[広報 3]。一度廃線になった可部線の可部-三段峡間の一部があき亀山駅まで電化復活になった経緯は可部線及び河戸駅を参照。
正式駅名が決定する前の仮称は「新可部駅」(しんかべえき)であった[広報 4]。
歴史
駅構造
自動券売機および簡易自動改札機が設置されており、ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。
改札とホームの間は緩やかなスロープがあり、バリアフリー対応となっている。改札外に車椅子対応トイレが設置されている。
駅全景(2017年3月)
駅ホーム(2017年3月)
駅名標(2017年3月)
駅名板(2017年3月)
可部鋳物モニュメント(2017年3月)
利用状況
- 以下の情報は特記のない限り、広島市統計書に基づいたデータである。なお、2016年度の実営業日数は28日である。
駅周辺
バス路線
駅には乗り入れないが、駅前道路となる広島県道267号に「河戸帆待川駅」という停留所があり、下記の各路線が経由する。
隣の駅
脚注
出典
- ^ 『鉄道ダイヤ情報』2020年6・7月合併号付録 JR西日本 可部線<平日>、岩徳線/錦川鉄道 ダイヤグラム[2020(令和2)年3月14日改正]
- ^ 清水康志 (2017年3月5日). “県内3新駅、期待乗せて発車 可部線で一部復活し2駅、山陽線は「寺家」開業”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 広島版
- ^ “国交相、可部線延伸事業を許可…廃線を復活”. レスポンス (2014年2月25日). 2014年2月25日閲覧。
- ^ “”. NHK. 2014年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月21日閲覧。
- ^ 小林圭 (2016年12月4日). “可部線延伸区間、試運転が始まる JR、可部―あき亀山”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 広島版
- ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ
- ^ 亀山地域の史跡 船山と帆待川 - 公益財団法人 広島市文化財団 亀山公民館
広報資料・プレスリリースなど一次資料
- ^ 『JR可部線の電化延伸について』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2013年2月4日 。
- ^ a b (PDF)『平成29年春のダイヤ改正について』(プレスリリース)西日本旅客鉄道広島支社、2016年12月16日 。2016年12月19日閲覧。
- ^ “JR可部線の延伸(中間駅の位置)”. 平野博昭 (2013年11月15日). 2014年2月25日閲覧。
- ^ “西日本旅客鉄道(株)申請の第一種鉄道事業許可について(概要)” (PDF). 国土交通省 (2014年2月25日). 2014年2月25日閲覧。
- ^ 『可部線電化延伸区間の新駅について』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2015年2月6日 。
- ^ 可部線および山陽線新駅の駅名決定について 西日本旅客鉄道 ニュースリリース 2016年7月8日
関連項目
外部リンク
- 河戸帆待川駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道