» www.Giftbox.Az - Bir birindən gözəl hədiyyə satışı
ウィキペディアランダム
毎日カテゴリ
共有: WhatsappFacebookTwitterVK

水上 (列車)

水上(みなかみ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が上野駅 - 水上駅間を東北本線高崎線上越線経由で運行する臨時特急列車である。

水上
水上(2017年12月)
概要
日本
種類 特別急行列車
地域 東京都埼玉県群馬県
前身
  • 急行「ゆけむり」
  • 特急「谷川」
運行開始 1985年(新特急谷川として)
運行終了 2010年12月3日(定期列車として)
運営者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
運営者 日本国有鉄道(国鉄)
路線
起点 上野駅
終点 水上駅
使用路線 東北本線高崎線上越線
車内サービス
クラス 普通車グリーン車
座席
  • 普通車指定席
  • 普通車自由席
  • グリーン車指定席
技術
車両 651系電車
大宮総合車両センター
軌間 1,067 mm
電化 直流1,500 V
備考
1985年から1997年まではエル特急新特急谷川」、1997年から2002年まではエル特急「新特急水上」の名称で運転。
(テンプレートを表示)

概要

水上温泉郷への観光客輸送のため、1957年から上越線方面への優等列車の運転が行われた。上越新幹線の開業(1982年)以降は、東京近郊の通勤輸送の一端を担ったほか、水上駅沼田駅渋川駅など新幹線が経由しない上越線主要駅の利用客を拾う役割も担うようになった。

「水上」の名称で運転が開始されたのは1997年のことで、1982年に運転が開始された新特急「谷川」の名称を上越新幹線(東京駅 - 高崎駅越後湯沢駅間)の「たにがわ」の名称としたために、「水上」に変更したものである。

しかし、上越新幹線や関越自動車道の利用に押され、利用者の減少により、2010年12月3日で定期列車としての運行を終了し、翌12月4日からは臨時列車として運転されている。

運行概況

 
183系で運転される際は、往年の特急「谷川」を模した絵入りヘッドマークが掲出される(2008年1月3日)
 
季節運行化された特急水上。2013年年末、2014年正月シーズンはグリーン車なしの6両編成で運転。(2014年1月5日)

現在は臨時列車として上野駅 - 水上駅間で運転されている。かつて冬季にはスキー客の輸送を兼ねて石打駅まで、夏季には一部列車が越後湯沢駅まで延長運転されることがあった。水上からは冬期は越後中里駅・越後湯沢駅、夏期は土合駅に停車した。

全区間を通して比較的利用者が多い「草津」と比べ、「水上」は渋川駅 - 水上駅間の空席が目立ったため、徐々に運転本数が減少し、2010年12月4日のダイヤ改正で定期列車としては廃止されて土休日運転の臨時列車(2往復)となった[1][2]。2011年の東北地方太平洋沖地震東日本大震災)発生以後は土休日に1往復のみの運転となった。

2012年3月17日のダイヤ改正以降は運転日をさらに縮小して季節列車化され、「草津」との併結運転を取り止めた。

停車駅

上野駅 - 赤羽駅 - 浦和駅 - 大宮駅 - 上尾駅 - 桶川駅 - 熊谷駅 - 深谷駅 - 本庄駅 - 高崎駅 - 新前橋駅 - 渋川駅 - 沼田駅 - 後閑駅 - 水上駅

  • 2010年12月4日 - 2012年2月26日の土休日ダイヤ運行時は、上尾駅は一部列車のみ停車、桶川駅は全列車通過であった。
  • 定期運行していた時代には、鴻巣駅新町駅上牧駅に停車する列車があった。

使用車両・編成

大宮総合車両センターに配置の(651系1000番台)で運行される。

過去の使用車両

  • 183系電車 - 一部の臨時列車で使用された。
  • 185系電車 - かつてはグリーン車の入った7両編成で運転されていたが、2013年12月からはグリーン車なしの6両編成で運転されていた[3]

沿革

  • 1957年昭和32年):上野駅 - 石打駅間に臨時準急列車として「ゆけむり」の運行を開始。
  • 1958年(昭和33年):臨時準急「奥利根」が上野駅 - 越後湯沢駅間で運転開始。
  • 1959年(昭和34年):「ゆけむり」の名称を「みくに」に変更。
  • 1960年(昭和35年):毎日運行の臨時準急列車「ゆのさと」の運行開始。
  • 1961年(昭和36年):ダイヤ改正により、次のように変更。
  • # 「奥利根」の新宿駅 - 水上駅間を中央本線八高線・上越線経由とし、従来の高崎線経由列車を「苗場」に名称変更。
  • # 臨時準急列車「上越いでゆ」が上野駅 - 水上駅間で運転開始。
    • 「奥利根」の場合、中央本線での利用も視野に入れて運行されたとされる。なお、八高線は非電化であることから、気動車により運行されていた。
  • 1962年(昭和37年):「上越いでゆ」が廃止。
  • 1964年(昭和39年):準急「みなかみ」が上野駅 - 水上駅間で運転開始。八高線経由の「奥利根」は運行を週末に限定し名称を「みくに」に変更。
    • 上野駅 - 長野原駅間を運行する「草津」と増解結するため、気動車で運転されていた。
  • 1965年(昭和40年):上野駅 - 水上駅・石打駅間の準急「みなかみ」「苗場」「奥利根」を「奥利根」に統一。八高線経由の「みくに」は廃止。上野駅 - 前橋駅・渋川駅間で準急「はるな」が運転開始。
  • 1966年(昭和41年):「奥利根」「はるな」が急行列車化。はるな」の上野駅 - 前橋駅間が「あかぎ」に統合。
  • 1968年(昭和43年):上野駅 - 水上駅・石打駅間の急行「奥利根」・上野駅 - 渋川駅間の急行「はるな」を「ゆけむり」に変更。下り7本、上り6本を運行。
  • 1969年(昭和44年):上野駅 - 石打駅間を運行する臨時特急列車として「新雪」(しんせつ)運行開始。
  • 1976年(昭和51年):「ゆけむり」の高崎行き下り1本を快速列車化。
  • 1982年(昭和57年):ダイヤ改正で急行「ゆけむり」の一部を格上げし、特急「谷川」(たにがわ)とする。設定当時は下り4本、上り5本。なお、185系電車200番台が不足しているため、急行「ゆけむり」は3往復存続。
 
185系「新特急谷川」と「新特急あかぎ」
  • 1985年(昭和60年):急行「ゆけむり」を廃止し、「谷川」に統合。「谷川」はエル特急化され、「新特急谷川」と称し5往復体制となる。
  • 1987年(昭和62年):臨時特急「新雪」の運行を終了。
  • 1997年平成9年):上越新幹線東京駅 - 高崎駅・越後湯沢駅間の列車を「たにがわ」とし、「新特急谷川」は「新特急水上」(しんとっきゅうみなかみ)に変更。
高崎駅に進入する185系時代の水上号
  • 2002年(平成14年):エル特急および新特急呼称廃止のため、特急「水上」に変更[4]
  • 2004年(平成16年)10月16日:全列車が特急「草津」と新前橋駅にて増解結を実施。また、1往復が臨時特急「リゾート水上」に格下げされる。
  • 2006年(平成18年)7月22日9月30日:4年ぶりに越後湯沢駅まで延長運転。
  • 2007年(平成19年)3月18日:全車両禁煙となる。
  • 2010年(平成22年)12月:利用客減少により、定期運行を廃止し臨時列車化(土休日のみ運転に変更)。
  • 2012年(平成24年)2月:土休日の運転を廃止。以後は季節運行となり、「草津」との併結は廃止。
  • 2017年(平成29年)8月:5年ぶりに夏季の運転が行われる[5]。この年の列車から、使用車両を651系電車に変更。
    • 12月:冬季運転が行われる。使用車両は651系電車。
  • 2020年令和2年)12月:冬季運転が行われる[6]。使用車両は651系電車。

脚注

  1. ^ "2010年12月ダイヤ改正について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 24 September 2010. 2023年3月26日閲覧
  2. ^ 「」『msn産経ニュース』、2010年9月25日。オリジナルの2011年3月13日時点におけるアーカイブ。
  3. ^ (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道高崎支社. 18 October 2013. 2013年11月7日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。
  4. ^ 「鉄道記録帳2002年12月」『RAIL FAN』第50巻第2号、鉄道友の会、2003年3月1日、24頁。 
  5. ^ "夏のレジャーに便利な臨時特急「水上 87・88 号」を運転します" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道株式会社高崎支社. 24 May 2017. 2017年7月25日閲覧
  6. ^ "冬の増発列車のお知らせ" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道株式会社高崎支社. 2021年3月26日閲覧

関連項目

ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。