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殺し愛

殺し愛』(ころしあい)は、Feによる日本漫画作品。『月刊コミックジーン』(KADOKAWA)にて、2015年11月号から2023年2月号まで連載された[3][4]。連載開始前にはpixivでプロトタイプ版が執筆されていた[5]。連載終了後、『月刊コミックジーン』にて2023年6月号より番外編が連載されている[2]

殺し愛
ジャンル ラブサスペンス[1]
漫画
作者 Fe
出版社 KADOKAWA
掲載誌 月刊コミックジーン
レーベル MFコミックスジーンシリーズ
発表号 2015年11月号 - 2023年2月号
発表期間 2015年10月15日 - 2023年1月14日
巻数 全13巻
話数 全79話
漫画:殺し愛 番外編
作者 Fe
出版社 KADOKAWA
掲載誌 月刊コミックジーン
発表号 2023年6月号 -
発表期間 2023年5月15日[2] -
アニメ
原作 Fe
監督 大庭秀昭
シリーズ構成 久尾歩
脚本 久尾歩
キャラクターデザイン 佐藤陽子
音楽 吉川慶
アニメーション制作 プラチナビジョン
製作 殺し愛製作委員会
放送局 TOKYO MXほか
放送期間 2022年1月13日 - 3月31日
話数 全12話
(テンプレート) - (ノート)
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル (漫画)・(アニメ)

『月刊コミックジーン』2018年3月号の付録でドラマCD化された[6]。2020年12月にテレビアニメ化が発表された[7]

2022年1月現在、累計発行部数が75万部を突破している[8]

あらすじ

ある日、賞金稼ぎのシャトー・ダンクワースは謎の凄腕の殺し屋ソン・リャンハに遭遇して圧倒的な力で制されるが、彼が要求したのは彼女の連絡先であった。

登場人物

声の項は特記が無い限りテレビアニメ版の声優

主要人物

シャトー・ダンクワース
声 - 大西沙織[9] / 小松未可子(ドラマCD)[6]
本作の主人公。セキュリティ会社リッツランサポート商会に所属する腕利きの新人賞金稼ぎ。幼少期にとある事件現場で発見されて、苗字がノーブルであった以外の出生が謎の過去を持つ。20代の一人暮らし。リャンハの行動に戸惑いながらも、とりあえずは一緒にいようとするなど一定の信頼は置いている[10]。自分のせいで仲間が危機にあっているかもしれないと考えるなど責任感が強い[11]。後に幼少期にリャンハと関わっていたことが判明する[12]
作者のFeによると、「カッコいい女の子」であるということを意識して描かれている[13]。テレビアニメで演じた大西によると、「クールで、感情を表に出すことはない」が、ロボットのような人物ではない[14]
ソン・リャンハ
声 - 下野紘[9]増田俊樹(リャンハ少年) / 遊佐浩二(ドラマCD)[6]
強豪犯罪組織を一人で壊滅したことで高額の賞金首がかかっている謎の凄腕殺し屋。シャトーに謎の執着心を持つ。シャトーの下着を勝手にコインランドリーに持っていくなどデリカシーがない[15]がないがシャトーのことは真剣に心配し、絶対に助けようとする[16]
テレビアニメで演じた下野によると、「本心が見えない」ような「掴みどころのないキャラクター」である[14]。「シャトーを守る」という信念を持っている[14]

リッツラン商会

エウリペデス・リッツラン
声 - 堀内賢雄[17] / 津田健次郎(ドラマCD)[6]
リッツラン商会を営むシャトーの雇い主。身長197cm体重102kgの大柄な体格。父親の関係でシャトーを雇い、暴走気味で平時でも何かをしているように見える彼女に手を焼いている[18]。若いが、落ち着いているので実年齢より年上に見られる[19]。新婚で、妻は別会社を経営している。
インド人(漫画[14]) / ジム(テレビアニメ[14]
声 - 天﨑滉平[17] / 柿原徹也(ドラマCD)[6]
リッツラン商会の経理担当。ひょうひょうとしていて、事務所のクリスマス飾りを経費から使うチャッカリ者。片言で喋り、インド系である以外は一切不明。現場に駆り出されることもある。ある意味、この物語の中で一番謎の多い人物。

その他

ダンクワース元捜査官
声 - 安原義人[17]
シャトーの養父。故人。定年間近の17年前にシャトーを事件現場で保護し、定年後に養子として引き取った。リッツランの父親の恩人。
ホー
声 - 前野智昭[17]
リャンハがかつて所属していた組織の構成員。私怨からリャンハへの復讐を狙う。左頬に入った刺青が特徴。
ドニー
声 - 大塚芳忠[17]
本名は「ドナルド・バッハマン」。港町バロセラに拠点を構え、「戦争仕掛人(トリガー)」の異名を持つ男。
ジノン
声 - 村瀬歩
リャンハとシャトーの命を狙う男。リッツランを襲撃して瀕死の重傷を負わせたり、母親を盾にシャトーを脅迫したりする[20]

制作背景

作品について

作者のFeは本作を描くきっかけとして、高橋慶太郎の『デストロ246』に影響を受けたと語っている[5]。タイトルについて、「キャラクターの関係性を表すシチュエーションのことで、一定層には浸透している」が、つける際に葛藤したという[5]。単行本第1巻が発売されるまでは兼業だったため、仕事が多忙であるほど描きたい意欲が湧き、本作のプロトタイプをpixivに投稿していた[5]。そのため、当初は本作の「続きを描く気はまったく」なかったが、「第1話の、地下駐車場でリャンハがシャトーを押し倒して名前を聞く場面」については「ここから2人の物語が始まったと思うと推進力になっている」とFeは話している[13]。Feは初期の『相棒』が好きだったため、ドラマを観ているようなテンポや雰囲気を意識して描いている[5]

連載開始時点では、最終回の展開については構想されていなかったが、第8巻のころには終わり方について、イメージが映像的に思い浮かんだという[13]。この時に思いついた展開から、最終回の着地点は「大きく変わっていない」が、アニメと同時に完結させる予定のところを話をまとめきれないという理由により、単行本「1巻分延びることに」なっている[13]

制作

本作は2015年の連載開始からアシスタントはおらず、Feが1人で執筆を行っている[13]。1話のページ数が少ないため、1人で制作が可能な作業量であることと、「アシスタントさんを雇うと気を使いそう」とFeが考えているため、このスタイルで制作されている[13]。単行本第6巻や第7巻での場面など、「キャラクターがひどい目にあってる」シーンでは筆が進み、「人に何かを説明するのがすごく下手」なFeは「セリフが多い」シーンは制作が苦しかったという[13]

書誌情報

  • Fe『殺し愛』KADOKAWA〈MFコミックスジーンシリーズ〉、全13巻
    1. 2016年3月26日発売[1][21]ISBN (978-4-04-068238-9)
    2. 2016年10月27日発売[22][23]ISBN (978-4-04-068570-0)
    3. 2017年4月27日発売[24]ISBN (978-4-04-069159-6)
    4. 2017年10月27日発売[25][26]ISBN (978-4-04-069478-8)
    5. 2018年4月27日発売[27]ISBN (978-4-04-069831-1)
    6. 2018年10月25日発売[28]ISBN (978-4-04-065192-7)
    7. 2019年4月27日発売[29]ISBN (978-4-04-065652-6)
    8. 2019年10月26日発売[30]ISBN (978-4-04-064085-3)
    9. 2020年6月27日発売[31]ISBN (978-4-04-064561-2)
    10. 2020年12月25日発売[32][33]ISBN (978-4-04-680044-2)
    11. 2021年7月27日発売[34]ISBN (978-4-04-680554-6)
    12. 2022年3月26日発売[35]ISBN (978-4-04-681236-0)
    13. 2023年1月26日発売[36]ISBN (978-4-04-682071-6)

テレビアニメ

2022年1月から3月までTOKYO MXほかにて放送された[37]

スタッフ

  • 原作 - Fe[17]
  • 監督 - 大庭秀昭[17]
  • シリーズ構成・脚本 - 久尾歩[17]
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 佐藤陽子[17]
  • サブキャラクターデザイン・総作画監督 - 小林利充[17]
  • アクション作画監督 - 才木康寛[17]
  • 3D・プロップデザイン - 杉村友和[17]
  • 美術監督 - 黛昌樹[17]
  • 色彩設計 - 山上愛子[17]
  • 撮影監督 - 伏原あかね[17]
  • 編集 - 木村佳史子[17]
  • 音響監督 - 髙桑一[17]
  • 音楽 - 吉川慶[17]
  • 音楽制作 - TOY'S FACTORY[17]
  • プロデューサー - 木村天、矢田典、黒須信彦、有水宗治郎、平田秀夫、松浦由樹、福井詔雄
  • アニメーションプロデューサー - 米沢恵美
  • アニメーション制作 - プラチナビジョン[17]
  • 製作 - 殺し愛製作委員会[17]

主題歌

「Midnight Dancer」[38]
増田俊樹によるオープニングテーマ。作詞・作曲は田代智一、編曲は伊藤翼
「マコトピリオド」[38]
小林愛香によるエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲はQ-MHz

各話リスト

話数サブタイトル絵コンテ演出作画監督総作画監督初放送日
FILE 01WHAT'S YOUR NAME? 吉川博明大庭秀昭小川浩司佐藤陽子2022年
1月13日
FILE 02TARGET 大庭秀昭梶浦紳一郎小林利充1月20日
FILE 03ROOM にわ素彦南伸一郎佐藤陽子1月27日
FILE 04REAL FACE 吉川博明ながはまのりひこ小川浩司小林利充2月3日
FILE 05LIMIT 大庭秀昭梶浦紳一郎佐藤陽子2月10日
FILE 06DARK DREAM 吉川博明にわ素彦南伸一郎小林利充2月17日
FILE 07BULLET にわ素彦小川浩司佐藤陽子2月24日
FILE 08CONFUSION 吉川博明又野弘道梶浦紳一郎小林利充3月3日
FILE 09A WAR TRIGGER 大庭秀昭南伸一郎3月10日
FILE 10HELP にわ素彦梶浦紳一郎佐藤陽子3月17日
FILE 11WORST サトウ光敏小川浩司3月24日
FILE 12MY NAME 吉川博明にわ素彦南伸一郎小林利充3月31日

放送局

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[37]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [39] 備考
2022年1月13日 - 3月31日 木曜 0:00 - 0:30(水曜深夜) TOKYO MX 東京都
BS日テレ 日本全域 (BS)/BS4K放送 / 『アニメにむちゅ〜』枠
木曜 22:30 - 23:00 AT-X 日本全域 (CS放送) / 字幕放送[40] / リピート放送あり
2022年1月14日 - 4月1日 金曜 0:00 - 0:30(木曜深夜) サンテレビ 兵庫県
金曜 1:00 - 1:30(木曜深夜) KBS京都 京都府

インターネットでは、2021年1月12日より毎週水曜23時30分にdアニメストアにて地上波先行配信が実施され、その後1月19日23時30分以降よりABEMAniconicoGYAO!ひかりTVNetflixFODバンダイチャンネルHuluTELASAJ:COMオンデマンド、みるプラス見放題プレミアム、アニメ放題Amazon Prime Video、アニメカ、U-NEXTRakuten TVDMM.commusic.jpビデオマーケット、HAPPY!動画、クランクイン!ビデオ、ムービーフルplusにて配信[37]

BD / DVD

発売日[41] 収録話 規格品番
BD DVD
I 2022年4月27日 第1話 - 第3話 KAXA-8271 KABA-11141
II 2022年5月25日 第4話 - 第6話 KAXA-8272 KABA-11142
III 2022年6月24日 第7話 - 第9話 KAXA-8273 KABA-11143
IV 2022年7月27日 第9話 - 第12話 KAXA-8274 KABA-11144

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ a b “賞金稼ぎと殺し屋の歪な関係を描くラブサスペンス「殺し愛」1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年3月27日). https://natalie.mu/comic/news/181258 2021年5月27日閲覧。 
  2. ^ a b “「殺し愛」番外編の連載がジーンで、シャトーとリャンハがひとつ屋根の下で生活”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年5月15日). https://natalie.mu/comic/news/524626 2023年5月15日閲覧。 
  3. ^ “「霧雨が降る森」真田まこと・名束くだんのジーン新連載「殺戮の天使」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年10月15日). https://natalie.mu/comic/news/162998 2021年5月27日閲覧。 
  4. ^ “Fe「殺し愛」約7年の連載に幕、カラーイラスト集がコミックジーン付録に”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年1月14日). https://natalie.mu/comic/news/508881 2023年1月14日閲覧。 
  5. ^ a b c d e “「殺し愛」Feインタビュー”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年10月27日). https://natalie.mu/comic/pp/koroshiai 2021年5月27日閲覧。 
  6. ^ a b c d e “Fe「殺し愛」のドラマCDがジーン付録に、シャトーのアフター5に密着”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年2月15日). https://natalie.mu/comic/news/269667 2021年5月27日閲覧。 
  7. ^ “『殺し愛』 がTVアニメ化! 殺し屋同士の愛と狂気を描いたサスペンス”. 電撃オンライン. (2020年12月11日). https://dengekionline.com/articles/59373/ 2021年5月26日閲覧。 
  8. ^ “冬アニメ「殺し愛」5年前、リャンハ(CV下野紘)がある組織で犯した罪とは――第3話先行カット”. アニメ!アニメ!. イード (2022年1月26日). 2022年3月30日閲覧。
  9. ^ a b “アニメ「殺し愛」シャトー役は大西沙織、リャンハ役は下野紘!ティザーPV公開”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年8月6日). https://natalie.mu/comic/news/439863 2021年8月6日閲覧。 
  10. ^ アニメでは6話で描写
  11. ^ アニメでは8話で描写
  12. ^ アニメでは11話で描写
  13. ^ a b c d e f g “「殺し愛」TVアニメ放送&原作完結間近、著者・Feインタビュー”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年3月26日). https://natalie.mu/comic/pp/koroshiai03 2022年3月30日閲覧。 
  14. ^ a b c d e “TVアニメ「殺し愛」特集 大西沙織(シャトー役)×下野紘(リャンハ役)、素の自分とギャップのあるキャラクターを2人はどう演じた?”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年12月28日). https://natalie.mu/comic/pp/koroshiai02 2021年12月28日閲覧。 
  15. ^ アニメ3話より
  16. ^ アニメでは5話で描写
  17. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u “STAFF&CAST”. TVアニメ「殺し愛」公式サイト. 2021年11月8日閲覧。
  18. ^ アニメ2話より
  19. ^ アニメ4話
  20. ^ アニメでは7話で描写
  21. ^ “殺し愛 1”. KADOKAWA. 2021年5月27日閲覧。
  22. ^ “普通の恋じゃない…2人の愛は「殺し愛」殺し屋×賞金稼ぎのラブサスペンス2巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年10月27日). https://natalie.mu/comic/news/207064 2021年5月27日閲覧。 
  23. ^ “殺し愛 2”. KADOKAWA. 2021年5月27日閲覧。
  24. ^ “殺し愛 3”. KADOKAWA. 2021年5月27日閲覧。
  25. ^ “「殺し愛」のドラマCD化が決定、キャストに遊佐浩二&小松未可子”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年10月27日). https://natalie.mu/comic/news/254499 2021年5月27日閲覧。 
  26. ^ “殺し愛 4”. KADOKAWA. 2021年5月27日閲覧。
  27. ^ “殺し愛 5”. KADOKAWA. 2021年5月27日閲覧。
  28. ^ “殺し愛 6”. KADOKAWA. 2021年5月27日閲覧。
  29. ^ “殺し愛 7”. KADOKAWA. 2021年5月27日閲覧。
  30. ^ “殺し愛 8”. KADOKAWA. 2021年5月27日閲覧。
  31. ^ “殺し愛 9”. KADOKAWA. 2021年5月27日閲覧。
  32. ^ “Fe「殺し愛」TVアニメ化決定!殺し屋同士の愛と狂気を描いたサスペンス”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年12月11日). https://natalie.mu/comic/news/408332 2021年5月27日閲覧。 
  33. ^ “殺し愛 10”. KADOKAWA. 2021年5月27日閲覧。
  34. ^ “殺し愛 11”. KADOKAWA. 2021年7月27日閲覧。
  35. ^ “殺し愛 12”. KADOKAWA. 2022年3月26日閲覧。
  36. ^ “殺し愛 13”. KADOKAWA. 2023年1月26日閲覧。
  37. ^ a b c “ON AIR”. TVアニメ「殺し愛」公式サイト. 2021年12月10日閲覧。
  38. ^ a b “MUSIC”. TVアニメ「殺し愛」公式サイト. 2021年11月8日閲覧。
  39. ^ テレビ放送対象地域の出典:
    • 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
    • “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
    • “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
  40. ^ “週間番組表 (2022/01/10〜2022/01/16)”. AT-X. エー・ティー・エックス. 2021年12月15日閲覧。
  41. ^ “Blu-ray&DVD”. TVアニメ「殺し愛」公式サイト. 2021年12月24日閲覧。

外部リンク

  • 『殺し愛』 月刊コミックジーン
  • TVアニメ「殺し愛」公式サイト
  • 『殺し愛』公式|2022年アニメ放送 (@LoveofKill_info) - Twitter
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