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東武越生線

越生線(おごせせん)は、埼玉県坂戸市坂戸駅入間郡越生町越生駅を結ぶ、東武鉄道鉄道路線である。駅ナンバリングの路線記号はTJ

越生線
越生線を走行する8000系
(2022年1月 越生駅 - 武州唐沢駅間)
基本情報
日本
所在地 埼玉県
起点 坂戸駅
終点 越生駅
駅数 8駅
路線記号 TJ
開業 1932年2月17日 (91年前) (1932-02-17)
全通 1934年12月16日 (88年前) (1934-12-16)
所有者 東武鉄道
運営者 東武鉄道
使用車両 使用車両の節を参照
路線諸元
路線距離 10.9 km
軌間 1,067 mm
線路数 複線(武州長瀬駅 - 東毛呂駅間)
単線(上記以外)
電化方式 直流1,500 V 架空電車線方式
閉塞方式 自動閉塞式
保安装置 (東武形ATS)
最高速度 90 km/h[1]
(テンプレートを表示)

路線データ

  • 路線距離:10.9km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:8駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:武州長瀬駅 - 東毛呂駅 (1.0km)
  • 全線電化(直流1500V)
  • 最高速度:90km/h[1]
  • 閉塞方式:自動閉塞式
  • 保安装置:(東武形ATS)

歴史

越生鉄道
 
種類 株式会社
本社所在地   日本
東京都本所区小梅1丁目2-1[2]
設立 1928年(昭和3年)9月28日[3]
業種 (鉄軌道業)
事業内容 旅客鉄道事業[2]
代表者 専務 (畑中四郎)[2]
資本金 315,000円(払込額)[2]
特記事項:上記データは1943年4月1日現在[2]
(テンプレートを表示)

越生線の前身は越生鉄道で、1927年(昭和2年)9月22日に埼玉県入間郡坂戸町から入間郡越生町に至る全長7マイル(11.2km)に3フィート6インチ(1067mm)軌間の地方鉄道免許を受け、1928年(昭和3年)9月28日に創立総会を開き、本社を東京府東京市本所区の東武鉄道本社内に置き、初代取締役社長は東武鉄道専務取締役[4]の吉野伝冶が就任し、資本金35万円で設立させた。設立に当たっては、越生鉄道沿線の町村が越生鉄道の株式の引き受けに協力した[5]

1932年(昭和7年)2月17日に坂戸町 - 高麗川東岸まで5kmが開通し貨物営業が開始された。開業当初は東武鉄道から機関車貨車を借り入れ、月平均2,500tの砂利を輸送した。その後、国鉄八高線が越生まで延長されると、越生鉄道においても急遽延伸工事を行い、1934年(昭和9年)12月16日に森戸 - 越生間(5.9km)が開通し、旅客運輸営業を開始した。開業に当たっては気動車(ガソリンカー)2両を購入し、坂戸町 - 越生間1日9往復の旅客運輸営業に就いた。当初月間平均5千人であった輸送人員も大幅に増え、1935年(昭和10年)12月さらに気動車(ガソリンカー)1両を購入し、1936年(昭和11年)2月より増強した車両の運転を開始して1日14回に増加し、所要時間も坂戸町 - 越生間は30分かかっていたところを24分に短縮した。輸送人員は開業5年後の1940年(昭和15年)には月間1万5千人に達した。

交通統制に関する政府方針に沿って東武鉄道に合併することとなり、1943年(昭和18年)4月25日に定時株主総会を開き越生鉄道の買収を取締役会に一任、越生・東武鉄道両社長間で鉄道運輸事業及び所属財産27万1,751円でもって譲渡され、同年6月10日に監督官庁認可、7月1日にすべての買収手続き完了、即日東武鉄道越生線として鉄道運輸営業を継承した。

年表

運行形態

定期・臨時列車合わせて坂戸駅 - 越生駅間を運行する普通列車のみが運行される。おおむね平日の朝・夕時間帯と土休日の朝時間帯は12分間隔、平日の日中と土休日の午前中以降は15分間隔での運転である。上下列車の交換は主に一本松駅と武州長瀬駅で行われるが、ラッシュ時は川角駅と東毛呂駅でも行われる。坂戸駅で東上本線の列車と接続しており、日中は全列車が急行(うち半数はFライナー)と接続しているが、そのほかの時間帯は急行以外の種別と接続する列車がある。

全線でワンマン運転を実施している。

東上本線直通

1970年代までは東上線観光急行列車(「くろやま」「かまきた」)が、また朝夕は川越市駅まで乗り入れていた普通列車があったが、2013年現在定期列車の直通はない。臨時列車では、1996年 - 2003年に観梅列車「越生観梅号」として池袋駅発で運行された実績がある。

越生観梅号

毎年2 - 3月のの季節に運転されていた臨時列車である。

1996年の運行当初は池袋駅 - 越生駅間無停車(坂戸運転停車)とし、池袋駅乗車時については越生梅林へのクーポンと無料の乗車整理券を要した。設定当初より下り越生行のみで、上りは運行されなかった。前面の表示は「臨時・越生」、側面は「臨時」で運行された。また、ヘッドマーク取り付け用のサボ受けが取り付けられた。2000年より朝霞台・川越の両駅に停車。ただし、両駅での乗車の際にも無料の乗車整理券を要した。2002年より乗車整理券が不要となった。

2003年を最後に臨時列車として運転をしていなかったが、代替として梅の季節に区間運転列車が「越生観梅」ヘッドマークを装着して運転していた。

2017年3月5日8000系81107Fで14年ぶりに運転された[13][14]

  • 停車駅:池袋駅・坂戸駅 - (越生線内各駅) - 越生駅

使用車両

現在の車両

ワンマン運転専用の4両編成が使用される。運用は東上本線のワンマン運転区間(寄居駅 - 小川町駅間)と共用。

過去の車両

駅一覧

  • 全駅埼玉県内に所在。
  • 線路: ◇・|:単線区間(◇は列車交換可能)、∨:これより下は単線、∧:これより下は複線・終点(交換可能)
駅番号 駅名 駅間キロ 累計キロ 接続路線 線路 所在地
TJ-26 坂戸駅 - 0.0 東武鉄道:  東上本線 坂戸市
TJ-41 一本松駅 2.8 2.8   鶴ヶ島市
TJ-42 西大家駅 1.6 4.4   坂戸市
TJ-43 川角駅 1.2 5.6   入間郡 毛呂山町
TJ-44 武州長瀬駅 2.0 7.6  
TJ-45 東毛呂駅 1.0 8.6  
TJ-46 武州唐沢駅 0.8 9.4   越生町
TJ-47 越生駅 1.5 10.9 東日本旅客鉄道八高線

留置線のある駅

廃駅・廃止信号所

  • 大家駅(現・一本松 - 西大家間、1934年12月16日 - 1945年12月1日または同年12月10日)
  • 西大家信号所(現・一本松 - 西大家間、1984年8月1日廃止)
  • 森戸駅(現・西大家 - 川角間、1932年2月17日 - 1959年2月1日)
  • 川角信号所(現・川角 - 武州長瀬間、1987年8月25日廃止)

脚注

  1. ^ a b 寺田裕一『データブック日本の私鉄』 - ネコ・パブリッシング
  2. ^ a b c d e 『地方鉄道及軌道一覧. 昭和18年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ a b 『地方鉄道及軌道一覧. 昭和12年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ a b 『日本全国諸会社役員録. 第38回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  5. ^ 総株数7000株、株主総数1346人うち大株主(300株以上)根津嘉一郎、吉野伝治、松田嘉重『地方鉄道軌道営業年鑑』昭和4年(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ 「鉄道免許状下付」『官報』1927年9月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  7. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1932年3月1日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  8. ^ 大家駅が位置していたのは坂戸駅から3.9km(一本松駅から1.1km、西大家駅から0.5km)の地点(昭和~平成 東武東上線沿線アルバム(アルファベータブックス、2022年6月5日第1刷)62頁「東武東上線・越生線の時刻表」(越生鉄道・昭和14年4月改正)より)。
  9. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1934年12月24日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  10. ^ 鉄道省監督局「地方鉄道、軌道事業の現況並に異動」『電気協会雑誌』第203号、日本電気協会、1938年11月、附録2頁。(国立国会図書館デジタルコレクション)
  11. ^ 6月10日譲渡許可「地方鉄道譲渡」『官報』1943年6月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  12. ^ (PDF) (東武鉄道ニューリリース・インターネットアーカイブ・2011年時点の版)。
  13. ^ “3月5日(日)、東上線池袋駅から越生線越生駅に直通する臨時列車「越生観梅号」を運転!” (PDF). 東武鉄道 (2017年1月25日). 2017年2月7日閲覧。
  14. ^ 東上線・越生線で“越生観梅号”運転 - 鉄道ファン・railf.jp 鉄道ニュース、2017年3月6日

関連項目

外部リンク

  • 東武越生線
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