歴史
年表
- 1936年(昭和11年)2月28日:開業。
- 1963年(昭和38年)5月16日:西大家信号所 - 日本セメント埼玉工場間の専用線が運用開始。
- 1984年(昭和59年)8月1日:西大家信号所 - 日本セメント埼玉工場間の専用線が廃止。
駅名の由来
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホーム・駅舎は線路の北側にある。自動改札機設置。2012年度に多機能トイレが新設された。
係員が不在となる時間帯がある。その際、きっぷの精算や問い合わせは、インターフォンや集札箱での対応となる。
かつては当駅の一本松寄りに所在する西大家変電所付近に「西大家信号所」があり、日高市にある日本セメント(現・太平洋セメント)の埼玉工場まで専用線が延びていた(後述)。
改札口(2021年7月)
ホーム(2009年8月)
利用状況
2021年度の1日平均乗降人員は3,489人である[利用 1]。
近年の1日平均乗降人員の推移は下表のとおりである。
駅周辺
駅のすぐ東側に鶴ヶ島市との境界があり、日高市との境界も駅南西400mほどのところにある。駅の西側には、かつて鎌倉街道上道が通っていた[注釈 1]遺構が残っている。
- 埼玉県立坂戸西高等学校
- 東京国際大学坂戸総合グラウンド
国渭地祇 ()神社- 西入間警察署大家駐在所
- 坂戸森戸郵便局
バス路線
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行事業者 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
西大家駅 | 西コース | 城山荘入口・川角駅・坂戸駅北口 | 坂戸市役所 | 坂戸市内循環バス | |
一本松駅入口・鶴舞東・坂戸駅北口 | |||||
町屋転回所 | 上新田・脚折線 | 前山団地 | つるワゴン | ||
一本松駅入口・関越病院・坂戸駅南口 | 鶴ヶ島市役所 |
※ 町屋転回所: 駅から南に約200m
日本セメント専用線
西大家貨物線(にしおおやかもつせん)は1963年(昭和38年)に開業し、西大家信号所で越生線と分岐し、日本セメント埼玉工場内(現・太平洋セメント埼玉工場)の日高を結んでいた。全線電化である。東上線の高坂駅から分岐する(高坂構外側線)経由で秩父鉱業東松山採掘場の粘土を仕入れ、日本セメント埼玉工場で生産した製品を(下板橋セメント)包装所へ輸送することを目的としていた。東武鉄道所属のED5010形電気機関車が専用線に直接乗り入れていた。東上線の貨物廃止でバラ車等によるダンプカー輸送に切り替わり、1984年(昭和59年)に廃止となった。
同工場への専用線は、八高線・川越線高麗川駅から分岐するものも存在し、1999年(平成11年)まで使用されていた。
廃線跡は大部分が道路用地として使われている。
隣の駅
脚注
記事本文
注釈
出典
利用状況
- 東武鉄道の1日平均乗降人員
参考文献
- 「四日市場村」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ171入間郡ノ16、内務省地理局、1884年6月。(NDLJP):764003/44。
関連項目
外部リンク
- 西大家駅(駅情報) - 東武鉄道