村串 仁三郎(むらくし にさぶろう、1935年(昭和10年) 10月20日[1]- )は、日本の経済学者。法政大学名誉教授。専門は労働経済学。
略歴
東京に生まれる。1958年に法政大学(社会学部)(2部)を卒業し、1963年に同大学(大学院)社会科学研究科経済学専攻(修士課程)を修了、1969年に同大学院(博士課程)を単位取得後満期退学する。1969年に法政大学(経済学部)専任助手、1970年に助教授、1980年に教授に就任する。1982年に『日本炭鉱賃労働史論』で経済学博士(法政大学)取得する[2]。2006年3月、定年退職する。
著書
単著
- 『賃労働原論-『資本論』第一巻における賃労働理論』(日本評論社、1972)
- 『賃労働理論の根本問題』((時潮社)、1973)
- 『賃労働政策の理論と歴史』(世界書院、1979)
- 『明延鉱山労働組合運動史』(明延鉱山労働組合、1983)
- 『孫育てイギリス留学日記』(崙書房出版、1995)
- 『日本の鉱夫-友子制度の歴史』(世界書院、1998)
- 『国立公園成立史の研究-開発と自然保護の確執を中心に』(法政大学出版局、2005)
- 『大正昭和期の鉱夫同職組合「友子」制度-続・日本の伝統的労資関係』(時潮社、2006)
- 『自然保護と戦後日本の国立公園-続『国立公園成立史の研究』』(時潮社、2011)
共編
- 『レジャーと現代社会-意識・行動・産業』(安江孝司), 法政大学比較経済研究所共編 (法政大学出版局、1999)
参考
- 『自然保護と戦後日本の国立公園-続『国立公園成立史の研究』』