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『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』(きさらづキャッツアイ ワールドシリーズ)は、2006年10月28日公開の日本映画。2002年にTBSにて放送された人気テレビドラマ『木更津キャッツアイ』、2003年に映画化された『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』の続編にして、シリーズの完結編。
あらすじ
ぶっさんが死んで3年後。バンビ以外は木更津を去りそれぞれ違う生活をしていた。そんなある日バンビはぶっさんの声を聞き、久しぶりにアニやマスターに会いに行く。そして3人でぶっさんをよみがえらせようとぶっさんらしき声のいうとおりに何かをし始める。それをつくりあげて、突然爆発が起き、3人はぶっさん復活を期待したが自衛隊訓練所から脱走してきたうっちーとゾンビ軍団であった。当然脱走したうっちーを捕まえに教官の杉本文子がやってきてゾンビ達の提案で負けたらうっちーとバンビら3人が自衛隊になることを条件に野球で対決することになる。うっちー以外の3人は落胆しながらグラウンドの整備をしているとそこにはなぜか復活しているぶっさんとオジーがいた。果たして4人はぶっさんに3年前に言えなかった「ばいばい」を言えるのか。
登場人物
TVドラマ・日本シリーズにも登場した配役(レギュラー)
本稿では、ワールドシリーズに特化した内容のみ記載する。
詳細は、(木更津キャッツアイ#キャスト)参照
- 田渕公平(たぶち こうへい)
- 演 - 岡田准一
- 通称ぶっさん。既に故人であり、よみがえったため、衣装はTVドラマと共通。
- 中込フトシ(なかごみ フトシ)
- 演 - 櫻井翔
- 通称バンビ。大学を卒業し、木更津市役所職員である(後に辞職)。現在、実質的なキャッツのリーダー的存在。
- 内山はじめ(うちやま はじめ)
- 演 - 岡田義徳
- 通称うっちー。ひょんな理由により、自衛隊員である。自衛隊での厳しい訓練でこれまでのキャラから普通に喋れるようになった。モヒカン刈りや私服で登場するシーンは、数シーンのみ。
- 岡林シンゴ(おかばやし シンゴ)
- 演 - 佐藤隆太
- 通称マスター。3年前のことが原因でセツ子と離婚し、単身大阪で「野球狂の詩2号店」というたこ焼きの屋台を出店。
- 佐々木兆(ささき きざし)
- 演 - 塚本高史
- 通称アニ。自称「IT関連」だが、実際は秋葉原でTVゲームやメイド喫茶通いするアキバオタク。
- モー子
- 演 - 酒井若菜
- バンビと破局し、猫田と結婚している。前作では27年後(2033年)にはバンビと2人で「野球狂の詩」を訪れている。
- 猫田カヲル(ねこだ カヲル)
- 演 - 阿部サダヲ
- モー子と結婚している。
- 山口(やまぐち)
- 演 - 山口智充
- 猫田とモー子の結婚式では、北島三郎のモノマネで司会を行った。その一方、モノマネ教室講師は神奈月に譲っている。
- 日本シリーズでは韓国パブ「イチ2のサンチュッ」を開店したが、今作では多数の事業を行う。旧「野球狂の詩」は「OZZY'S」に、旧「男の勲章」は「STARPUNCH COFFEE」に、旧「イチ2のサンチュッ」はロシアンパブ「プーチンチン」としてオープンしている。
- 男の勲章・店長
- 演 - 嶋大輔
- 「STARPUNCH COFFEE」の店長。
- 竹田巡査長(たけだじゅんさちょう)
- 演 - 三宅弘城
- 木更津市長選挙においては、神取にするか美礼にするか投票所に入っても悩み続け、選挙管理委員を呆れさせる。
- ミー子
- 演 - 平岩紙
- 彼氏のうっちーが自衛隊員になったため、破局に近い状態になってうっちーとの絡みが減っている。「OZZY'S」で、ロシア人に混ざっても違和感がないホステスをしている。
- セツ子
- 演 - 須之内美帆子
- マスターと離婚し、マスター同様の爆発頭の男性と再婚した。
- 五十嵐イチコ(いがらし イチコ) / ひとみ / ちはる
- 演 - 細野佑美子 / あじゃ / (柴山香織)
- TVドラマ当時は木更津第二高校の(コギャル)だったが、今作では数シーンの出演となっている。
- うっちーの父
- 演 - 渡辺いっけい
- ミー子同様、今作ではうっちーが自衛隊員になったため、モー子の結婚式や野球シーン等数シーンの出演となっている。
- オジー
- 演 - 古田新太
- ぶっさん同様、黄泉がえりしている。
- ローズ
- 演 - 森下愛子
- 「ローズねえさんのカレー屋さん」という屋台を、みまち通りで営業。
- 田渕公助(たぶち こうすけ)
- 演 - 小日向文世
- なぜか、ぶっさんの姿が見えない。日本シリーズでは、ローズとの間に男の子・平助(演:佐光凛星)をもうけている。野球シーンでは、SHINJOの格好で登場した。
- あさだ美礼(あさだ みれい)
- 演 - 薬師丸ひろ子
- 現職の神取市長の対抗馬として、木更津市長選挙に立候補。
日本シリーズから登場した配役
本稿では、ワールドシリーズに特化した内容のみ記載する。
詳細は、(木更津キャッツアイ 日本シリーズ#日本シリーズから登場した配役)参照
ワールドシリーズのみ登場した配役
- 杉本文子(すぎもと あやこ)
- 演 - 栗山千明
- うっちーが入隊した自衛隊の鬼教官。ドSでうっちーを残酷なほどいじめたが、徐々に恋に落ちる。キャッツとの対決でサイクルヒットを放つほど野球の腕もある。酒乱だが、どんなときも言うことは正論。
- 自衛隊隊員
- 演 - 桐谷健太
- うっちーと共に訓練を受ける自衛隊隊員。
- ゾンビ長
- 演 - 橋本じゅん
- 昔日本との野球交流戦で来日したアメリカ代表選手の一人で日系。船が難破し大事なものを船と共に失ったため成仏できなかった。「ようするに」が口癖で、明らかに文法がおかしい。
- ミニミニオジー
- 演 - MCU(KICK THE CAN CREW)
- オジーにそっくりなことでミニミニオジーと呼ばれ、「OZZY'S」のマスターにされた。入院中にぶっさんと病院で知り合いラップで盛り上がった
- 神取一郎(かんどり いちろう)
- 演 - 高田純次
- 木更津市の現職市長。市営百貨店「山ほたるダンシングモール」建設を計画する。選挙のキャッチフレーズは、『木更津アゲイン いざ選挙に「い神取」』で、ぶっさんがテープレコーダーを壊したことにより「い神取」が連呼された。
- 村杉(むらすぎ)
- 演 - レッド吉田
- 市役所職員で、バンビの先輩。寡婦となったユッケを狙っている?。
- モノマネ教室講師
- 演 - 神奈月
- 山口に代わるモノマネ教室講師として登場。公助に武藤敬司のモノマネを仕込まれた。
- 大阪の客
- 演 - 中川礼二
- ワンシーンのみ登場。マスターのたこ焼きにいちゃもんをつける。
- 市役所職員
- 演 - 中川剛
- ワンシーンのみ登場。木更津市長選挙投票所の選挙管理委員をしているが、ある理由により投票に来る人が少なく、暇を持て余す。
- その他の出演者:江本純子、浅野麻衣子、星ようこ、蒼井そら、江口のりこ、松下萌子、榊英雄、鳴海剛、田村泰二郎、山本浩司、木下ほうか、片岡涼乃
釜山港死ぬ死ぬ団 登場メンバー
ユッケが見ていた韓流ドラマ「釜山港死ぬ死ぬ団」のメンバー。韓国らしく、「ビール!、ビール!」が「眞露!、眞露!」に代わっている。また、プサンが余命について話すと、なぜか店内に雪が降る(『冬のソナタ』のようなイメージ)。
スタッフ
- 製作 - 信国一朗、藤島ジュリーK.、椎名保
- 監督 - 金子文紀
- 脚本 - 宮藤官九郎
- 音楽 - 仲西臣
- 音楽プロデューサー - 志田博英
- 主題歌・エンディングテーマ - 嵐「a Day in Our Life」(J storm)
- 挿入歌 - 木更津キャッツアイ feat.MCU「シーサイド・ばいばい」(作詞:MCU・宮藤官九郎 作曲:MCU・CMJK、2006年10月25日発売)
- 企画 - 濱名一哉
- プロデューサー - 磯山晶
- アソシエイトプロデューサー - 大岡大介、中沢敏明
- ラインプロデューサー - 吉田浩二
- 製作協力 - セディックインターナショナル
- 配給 - アスミック・エース
- 製作 - 映画「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」製作委員会(TBSテレビ、ジェイ・ストーム、アスミック・エース)
脚注
外部リンク
- - ウェイバックマシン(2011年7月4日アーカイブ分)
- 木更津キャッツアイ ワールドシリーズ - allcinema
- Kisarazu Cat's Eye: World Series - IMDb(英語)
- 木更津キャッツアイ ワールドシリーズ - KINENOTE
- - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分)