有馬温泉駅(ありまおんせんえき)は、兵庫県神戸市北区有馬町字ウツギ谷にある、神戸電鉄有馬線の駅[1]。駅番号はKB16。
有馬温泉駅* | |
---|---|
駅舎(2014年10月) | |
ありまおんせん ARIMA-ONSEN | |
◄KB15 有馬口 (2.5 km) | |
所在地 | 神戸市北区有馬町字ウツギ谷266-2 |
駅番号 | KB16 |
所属事業者 | 神戸電鉄 |
所属路線 | ■有馬線 |
キロ程 | 22.5km(湊川起点) 新開地から22.9 km |
駅構造 | 地上駅[1] |
(ホーム) | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- | 1,492人/日(降車客含まず) -2019年- |
乗降人員 -統計年度- | 3,384[2]人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)11月28日 |
備考 | 標高357m * 開業当初は電鉄有馬駅[1]。 |
歴史
駅構造
標高は357mで、これは神戸電鉄線内で最も高い。頭端式2面2線のホームを持つ地平駅でホーム有効長は4両[1]。駅舎は車止め側にあり、小規模な駅ビルとなっている[1]。当駅は開業以来のアール・ヌーヴォー調の洋風駅舎で永年親しまれてきたが、1989年に有馬クリスタルビルの1階が駅舎となった[1]。
かつては2番線の横に貨物用引き込み線があったが、現在は駐車場になっている。
のりば
※ 日中は1番線と2番線を交互に使用する。
3両編成2本による夜間停泊運用がある。朝夕ラッシュは新開地行き、鈴蘭台行きとなる。
運行形態
新開地方面からのほとんどの列車が三田線に直通し、新開地駅 - 当駅間の列車は朝夕のみである(土休祝日は夜18時台に当駅発鈴蘭台止まりが2本設定されている)。したがって発着列車は有馬口 - 有馬温泉間の区間列車が大部分を占める[3]。1991年3月24日に、日中の新開地駅 - 当駅間の系統を、三田線岡場駅折り返しに変更したが、当駅の発着本数は1時間4本に増やされた。
2013年5月28日に発生した有馬口駅での脱線事故により有馬口駅の配線変更を行い、当面の間、新開地・鈴蘭台発着の運行が不能となるためすべての列車が有馬口と有馬温泉の間での折り返し運行となっていたが、2014年6月28日のダイヤ改正より、新開地 - 有馬温泉間の直通運転が再開された[5]。
利用状況
近年の1日平均乗車人員は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2007年(平成19年) | 1,546 |
2008年(平成20年) | 1,518 |
2009年(平成21年) | 1,463 |
2010年(平成22年) | 1,493 |
2011年(平成23年) | 1,522 |
2012年(平成24年) | 1,562 |
2013年(平成25年) | 1,562 |
2014年(平成26年) | 1,608 |
2015年(平成27年) | 1,702 |
2016年(平成28年) | 1,622 |
2017年(平成29年) | 1,616 |
2018年(平成30年) | 1,477 |
2019年(令和元年) | 1,492 |
駅周辺
バス路線
「(有馬温泉#バス)」も参照
- 阪急バス(有馬駅前バス停)
- 神姫バス(有馬温泉駅バス停)
- 69系統:有馬温泉行
- 69系統:(岡場駅・フルーツパーク経由)神戸三田プレミアム・アウトレット行
その他
第1回近畿の駅百選に選定されている。
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、170頁。ISBN (9784343006745)。
- ^ “2019年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 神戸電鉄. 2021年4月21日閲覧。
- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、11-13頁。
- ^ 今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳 9号 関西2』新潮社、2009年、p.56
- ^ 脱線事故後の運転再開と今後の対策について(PDF) 2013年6月11日, at the Wayback Machine.
- ^ 神戸市統計書 2021年4月21日閲覧
- ^ 神戸電鉄. “会社案内/年譜 平成16~”. 2013年7月12日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 有馬温泉駅 - 神戸電鉄