日本アカデミー賞アニメーション作品賞

日本アカデミー賞アニメーション作品賞（にっぽんアカデミーしょうアニメーションさくひんしょう）は、日本アカデミー賞協会が毎年授与する賞の一つ。

日本アカデミー賞アニメーション作品賞
第35回日本アカデミー賞トロフィー（2012年） （最優秀監督賞『八日目の蟬』成島出）
受賞対象	優秀な日本のアニメーション映画作品
国	日本
主催	日本アカデミー賞協会
初回	2007年
公式サイト	日本アカデミー賞公式サイト

受賞作品

回	年	最優秀アニメーション作品賞	優秀アニメーション作品賞	出典
30	2007年 （平成19年）	『時をかける少女』	『(あらしのよるに)』 『ゲド戦記』 『(ブレイブ・ストーリー)』 『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』	^[1]
31	2008年 （平成20年）	『(鉄コン筋クリート)』	『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』 『河童のクゥと夏休み』 『(ピアノの森)』 『名探偵コナン 紺碧の棺』	^[2]
32	2009年 （平成21年）	『崖の上のポニョ』	『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』 『スカイ・クロラ』 『名探偵コナン 戦慄の楽譜』 『』	^[3]
33	2010年 （平成22年）	『サマーウォーズ』	『名探偵コナン 漆黒の追跡者』 『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 『ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜』	^[4]
34	2011年 （平成23年）	『借りぐらしのアリエッティ』	『名探偵コナン 天空の難破船』 『カラフル』 『ドラえもん のび太の人魚大海戦』 『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』	^[5]
35	2012年 （平成24年）	『コクリコ坂から』	『映画けいおん!』 『手塚治虫のブッダ - 赤い砂漠よ！美しく -』 『豆富小僧』 『名探偵コナン 沈黙の15分』	^[6]
36	2013年 （平成25年）	『おおかみこどもの雨と雪』	『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 『Friends もののけ島のナキ』 『ももへの手紙』 『ONE PIECE FILM Z』	^[7]
37	2014年 （平成26年	『風立ちぬ』	『かぐや姫の物語』 『劇場版 魔法少女まどか マギカ[新編]叛逆の物語』 『キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-』 『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』	^[8]
38	2015年 （平成27年）	『STAND BY ME ドラえもん』	『思い出のマーニー』 『ジョバンニの島』 『名探偵コナン 異次元の狙撃手』 『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』	^[9]
39	2016年 （平成28年）	『バケモノの子』	『心が叫びたがってるんだ。』 『百日紅』 『ドラゴンボールZ 復活の「F」』 『ラブライブ!The School Idol Movie』	^[10]
40	2017年 （平成29年）	『この世界の片隅に』	『君の名は。』 『映画 聲の形』 『ルドルフとイッパイアッテナ』 『ONE PIECE FILM GOLD』	^[11]^[12]
41	2018年 （平成30年	『夜は短し歩けよ乙女』	『』 『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』 『メアリと魔女の花』 『名探偵コナン から紅の恋歌』	^[13]
42	2019年 （平成31年 /令和元年）	『未来のミライ』	『ドラゴンボール超 ブロリー』 『ペンギン・ハイウェイ』 『名探偵コナン ゼロの執行人』 『若おかみは小学生!』
43	2020年 （令和2年）	『天気の子』	『空の青さを知る人よ』 『名探偵コナン 紺青の拳』 『ルパン三世 THE FIRST』 『ONE PIECE STAMPEDE』	^[14]
44	2021年 （令和3年）	『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』	『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』 『(映画 えんとつ町のプペル)』 『(ジョゼと虎と魚たち)』 『STAND BY ME ドラえもん 2』
45	2022年 （令和4年）	『シン・エヴァンゲリオン劇場版』	『アイの歌声を聴かせて』 『(漁港の肉子ちゃん)』 『(劇場版 呪術廻戦 0)』 『竜とそばかすの姫』
46	2023年 （令和5年）	『THE FIRST SLAM DUNK』	『犬王』 『(かがみの孤城)』 『すずめの戸締まり』 『ONE PIECE FILM RED』	^[15]

備考

• 一時期はスタジオジブリ・細田守監督作品が受賞することが多かった。
• 2023年現在、日本テレビ以外の民放キー局が製作にかかわった作品で受賞したのは2015年のSTAND BY ME ドラえもんと2017年の夜は短し歩けよ乙女の2作品^{[注釈 1]}。

脚注

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注釈

1. ^ STAND BY ME ドラえもんはテレビ朝日、夜は短し歩けよ乙女はフジテレビ

出典

1. ^ “Japan Academy Prize (2007)” (Japanese). Japan Academy Prize. 2010年12月20日閲覧。
2. ^ “Japan Academy Prize (2008)” (Japanese). Japan Academy Prize. 2010年12月20日閲覧。
3. ^ “Japan Academy Prize (2009)” (Japanese). Japan Academy Prize. 2011年4月13日閲覧。
4. ^ “Japan Academy Prize (2010)” (Japanese). Japan Academy Prize. 2011年4月13日閲覧。
5. ^ “Japan Academy Prize (2011)” (Japanese). Japan Academy Prize. 2012年1月16日閲覧。
6. ^ “Japan Academy Prize (2012)” (Japanese). Japan Academy Prize. 2012年1月16日閲覧。
7. ^ “Japan Academy Prize (2013)” (Japanese). Japan Academy Prize. 2013年3月12日閲覧。
8. ^ “Wind Rises, Madoka, Lupin vs. Conan, Harlock, Kaguya Earn Japan Academy Prize Nods”. Anime News Network (2014年1月16日). 2014年1月16日閲覧。
9. ^ “Stand By Me Doraemon, Rurouni Kenshin Win Japan Academy Prizes”. Anime News Network (2015年2月27日). 2015年2月28日閲覧。
10. ^ “Anthem of the Heart, Miss Hokusai, DBZ, Boy & Beast, Love Live! Earn Japan Academy Prize Nods”. Anime News Network (2016年1月18日). 2016年1月18日閲覧。
11. ^ “your name., Shin Godzilla Earn Japan Academy Prize Nods”. Anime News Network (2017年1月16日). 2017年1月16日閲覧。
12. ^ “In This Corner of the World, 'your name.' Win Japan Academy Prizes”. Anime News Network (2017年3月3日). 2017年3月3日閲覧。
13. ^ “Masaaki Yuasa's "The Night Is Short, Walk on Girl" Wins Japan Academy Prize's "Animation of the Year"”. Crunchyroll (2018年3月3日). 2018年7月4日閲覧。
14. ^ “日本アカデミー賞：最優秀アニメーション作品賞は「天気の子」　140億円の大ヒット”. MANTANWEB (2020年3月6日). 2020年3月6日閲覧。
15. ^ “「SLAM DUNK」「ONE PIECE」「すずめの戸締まり」など日本アカデミー賞優秀賞発表”. コミックナタリー. 2023年1月26日閲覧。

関連項目

• 日本アカデミー賞作品賞

外部リンク

• 日本アカデミー賞公式ウェブサイト