第35回日本アカデミー賞は、2012年3月2日に発表・授賞式が行われた。司会は関根勤と深津絵里[1]。
概要
対象となるのは2010年11月28日から2011年12月10日までに公開を開始し、1週間以上商業公開が行われた映画。
授賞式はグランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われ、中継は日本テレビ系列28局ネットおよびニッポン放送「オールナイトニッポンGOLD」枠(NRN系列18局同時ネット)にてそれぞれ当日夜に放送された。また長きに渡ってモノラル放送(モノステレオ放送)の状態であったが、この回よりステレオ放送を開始した。
候補は2012年1月16日に発表された。
最優秀作品賞
優秀作品賞
最優秀アニメーション作品賞
- (コクリコ坂から)
優秀アニメーション作品賞
- (映画「けいおん!」)
- (手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく)
- 豆富小僧
- 名探偵コナン 沈黙の15分
最優秀監督賞
- 成島出(八日目の蝉)
優秀監督賞
最優秀脚本賞
- 奥寺佐渡子(八日目の蝉)
優秀脚本賞
最優秀主演男優賞
- 原田芳雄(大鹿村騒動記)
優秀主演男優賞
- 大泉洋(探偵はBARにいる)
- 堺雅人((武士の家計簿))
- 三浦友和(RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ)
- 役所広司(最後の忠臣蔵)
最優秀主演女優賞
- 井上真央(八日目の蝉)
優秀主演女優賞
最優秀助演男優賞
優秀助演男優賞
最優秀助演女優賞
- 永作博美(八日目の蝉)
優秀助演女優賞
話題賞
俳優部門
- 前田敦子((もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら))
作品部門
- モテキ
新人俳優賞
最優秀音楽賞
- 安川午朗(八日目の蝉)
優秀音楽賞
最優秀撮影賞
- 藤澤順一(八日目の蝉)
優秀撮影賞
最優秀照明賞
- (金沢正夫)(八日目の蝉)
優秀照明賞
- (岩下和裕)(大鹿村騒動記)
- (宮西孝明)(最後の忠臣蔵)
- (川辺隆之)(岳-ガク-)
- 小野晃(ステキな金縛り)
最優秀美術賞
優秀美術賞
最優秀録音賞
- 藤本賢一(八日目の蝉)
優秀録音賞
- (瀬川徹夫)(ステキな金縛り)
- (田村智昭)/(室薗剛)(探偵はBARにいる)
- (照井康政)(大鹿村騒動記)
- (中路豊隆)/(瀬川徹夫)(最後の忠臣蔵)
最優秀編集賞
- 三條知生(八日目の蝉)
優秀編集賞
最優秀外国映画賞
優秀外国作品賞
会長特別賞
協会特別賞
- (御所園久利)(大道具)
脚注
- ^ 第35回日本アカデミー賞、『八日目の蝉』が最多の12部門13賞を受賞!今年は大接戦の予感!! - シネマトゥデイ、2011年1月16日、2011年1月17日閲覧。
外部リンク
- 第35回日本アカデミー賞