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新冠町

新冠町(にいかっぷちょう)は、北海道日高振興局中部にある。日本有数の(軽種馬)産地として栄えている。近年はレコードと音楽による街づくりを進めている。町内にある「新冠レ・コード館」には、60万枚を超えるレコードが所蔵されている。

にいかっぷちょう 
新冠町
道の駅サラブレッドロード新冠に併設されたレ・コード館
新冠町旗 新冠町章
1968年3月21日制定
日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道日高振興局
新冠郡
市町村コード 01604-7
法人番号 4000020016047
面積 585.81km2
総人口 5,190([編集])
住民基本台帳人口、2023年3月31日)
人口密度 8.86人/km2
隣接自治体 帯広市沙流郡平取町日高町日高郡新ひだか町河西郡中札内村
町の木 (ヒガツラ)
町の花 ツツジ
他のシンボル -
新冠町役場
町長
([編集])
(鳴海修司)
所在地 059-2492
北海道新冠郡新冠町字北星町3-2
北緯42度21分45秒 東経142度19分06秒 / 北緯42.36239度 東経142.31836度 / 42.36239; 142.31836座標: 北緯42度21分45秒 東経142度19分06秒 / 北緯42.36239度 東経142.31836度 / 42.36239; 142.31836
外部リンク 公式ウェブサイト

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
(テンプレートを表示)
新冠川河口
新冠川
かつて運行されていた大狩部・節婦間の日高本線

町名の由来

「新冠」の名称が文献上初めて登場するのは1700年(元禄13年)の『松前島郷帳』にある「にかぶ」の記載であり、1739年(元文4年)頃発行の「蝦夷商賣文書」には「ニイカップ」と記載されている[1]。また、「新冠」の当て字が定着する以前には「新勝府[1]」の当て字が使われたこともある。

この名称はアイヌ語の「ニカㇷ゚(ni-kap)」(木・皮〔革〕)が原義とされるが、その名称となった理由については諸説あり、永田方正は、この地のアイヌがニレの木の樹皮から作った衣服を着用しており、他地域のアイヌの衣服と色が異なっていたことに由来する、と説明している[2]

また、もとはアイヌ語で現在の新冠川河口付近の大岩(現在は判官館岬と呼称)が突き出している地形から「ピポㇰ(pi-pok)」(岩・下)と呼ばれていたところ、それが方言で密売を表す「ビイフク」という語と似ているため良くない名称であるとして、音が近い「ニカㇷ゚(ni-kap)」に改めたとする説もある[1]。この時期については松浦武四郎の『東蝦夷日誌』の記述に依れば、1809年(文化6年)に川尻の会所の名称を「呼び声のよろしからざるに依て」、「ビボク」から「ニイカツプ」と改めたとされているが[2]、前述の「にかぶ」の記載の初出よりは後のことである。

地理

日高振興局沿岸中部に位置する。北部は日高山脈に由来する山岳地帯。 南部は太平洋に面する。気候は北海道内では温暖で、積雪も少ない。

新和(1991年 - 2020年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 9.4
(48.9)
12.3
(54.1)
17.9
(64.2)
25.4
(77.7)
31.3
(88.3)
33.2
(91.8)
35.0
(95)
36.0
(96.8)
33.0
(91.4)
25.9
(78.6)
20.9
(69.6)
15.5
(59.9)
36.0
(96.8)
平均最高気温 °C°F −0.1
(31.8)
0.7
(33.3)
4.8
(40.6)
11.7
(53.1)
17.9
(64.2)
21.4
(70.5)
24.8
(76.6)
26.0
(78.8)
22.8
(73)
16.4
(61.5)
8.9
(48)
1.9
(35.4)
13.1
(55.6)
日平均気温 °C°F −7.1
(19.2)
−6.1
(21)
−0.9
(30.4)
5.1
(41.2)
11.3
(52.3)
15.6
(60.1)
19.7
(67.5)
20.7
(69.3)
16.5
(61.7)
9.3
(48.7)
2.6
(36.7)
−4.2
(24.4)
6.9
(44.4)
平均最低気温 °C°F −14.5
(5.9)
−14.0
(6.8)
−7.3
(18.9)
−1.7
(28.9)
4.5
(40.1)
10.3
(50.5)
15.7
(60.3)
16.4
(61.5)
11.0
(51.8)
2.9
(37.2)
−3.2
(26.2)
−10.3
(13.5)
0.8
(33.4)
最低気温記録 °C°F −28.6
(−19.5)
−29.2
(−20.6)
−23.3
(−9.9)
−13.3
(8.1)
−4.8
(23.4)
−0.5
(31.1)
4.9
(40.8)
6.1
(43)
−0.7
(30.7)
−6.8
(19.8)
−15.7
(3.7)
−26.7
(−16.1)
−29.2
(−20.6)
降水量 mm (inch) 42.2
(1.661)
40.0
(1.575)
69.3
(2.728)
98.5
(3.878)
127.7
(5.028)
99.4
(3.913)
150.6
(5.929)
206.3
(8.122)
161.2
(6.346)
125.0
(4.921)
106.6
(4.197)
74.0
(2.913)
1,300.6
(51.205)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 9.0 9.1 11.1 12.3 11.8 9.9 11.4 12.0 11.5 13.0 13.5 11.5 136.2
平均月間日照時間 118.2 116.4 140.7 162.3 182.8 150.5 117.2 133.3 152.9 144.0 106.6 107.1 1,631.8
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[3]

隣接している自治体

人口

 
新冠町と全国の年齢別人口分布(2005年) 新冠町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 新冠町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

新冠町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


沿革

  • 1881年明治14年) 新冠郡高江村外10ケ村戸長役場が設置される
  • 1923年大正12年) 新冠郡高江村、(大狩部村)(おおかりべ)、(葉朽村)(はくち)、(受乞村)(うけこい)、(元神部村)(もとかんべ)、(比宇村)(ひう)、(泊津村)(はくつ)、(去童村)(さるわらんべ)、(姉去村)(あねさる)、(万揃村)(まんそろえ)、(滑若村)(なめわか)を合併、新冠郡高江村。即日改称、二級町村制、新冠郡新冠村
  • 1954年昭和29年) 町内の大字を行政字とした上で、以下のように再編
    • 高江村 → 高江、新冠、節婦、朝日、西泊津
    • 大狩部村 → 大狩部
    • 葉朽村 → 共栄、大狩部
    • 受乞村 → 共栄、東川
    • 元神部村 → 東川
    • 比宇村 → 美宇、里平、新和、太陽
    • 泊津村 → 西泊津、東泊津、朝日、大富
    • 去童村 → 緑丘、古岸、朝日、高江
    • 姉去村 → 東泊津、朝日、大富
    • 万揃村 → 万世、明和、大富
    • 滑若村 → 泉、若園、新栄、岩清水、古岸
  • 1961年(昭和36年) 町制施行、新冠町
  • 1981年(昭和56年) 新冠町開町100年
  • 1997年(平成9年)4月11日 道の駅サラブレッドロード新冠オープン
  • 2001年平成13年) 開町120年
  • 2003年(平成15年)8月9日 台風10号の被害を受ける

静内町三石町と合併を協議、当初は市に昇格予定で、新市名称は「ひだか市」に決定していた。 その後新冠町が合併の時期の延期を申し入れし、協議の結果、合併協議は休止される事になった。

姉妹都市・提携都市

経済

基幹産業は稲作・畑作・酪農・畜産など。 日高軽種馬共同育成公社が置かれ、馬の育成も盛ん。アイドルホースとして知られたハイセイコー中央競馬クラシック三冠を成し遂げたナリタブライアンコントレイルなどの競走馬を輩出している。

金融機関

農協・漁協

郵便局

  • 新冠郵便局
  • 節婦郵便局
  • 新和郵便局

※集配業務は静内郵便局が担当

宅配便

公共機関

警察

教育

  • 中学校
    • (新冠中学校)
  • 小学校
    • 新冠・朝日(太陽・大狩部・節婦・若園・明和・美宇・東川は、2008年4月に閉校)

交通

 
新冠駅

鉄道

バス

2021年(令和3年)4月1日のJR日高本線鵡川駅以南廃止に伴い、運行系統調整等が行われた[6]

  • 新冠町・日高町共同運行バス:西新冠地区予約運行便[7]

タクシー

  • 新冠ハイヤー

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

文化財

重要無形民俗文化財

  • アイヌ古式舞踊 - 新冠民族文化保存会

その他

文化・スポーツ施設

  • 新冠郷土資料館
  • 新冠町図書プラザ
  • 新冠町民スポーツセンター、町民プール、町民グランド

名所・観光スポット・公園

 
新冠温泉

祭事・催事

  • 氷川神社祭典、にいかっぷふるさと祭り(7月
  • 駒まつり(9月

出身有名人

主要な生産馬

以下五十音順に表記する[8]。戦績等は各馬の項目を参照。

脚注

  1. ^ a b c 新冠町史編さん委員会 編『続新冠町史』新冠町、1996年、47-48頁。doi:10.11501/3021487https://doi.org/10.11501/30214872022年10月30日閲覧 
  2. ^ a b 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 別巻〉、2018年11月30日、356頁。ISBN (978-4-88323-114-0)。 
  3. ^ “新和 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2023年3月30日閲覧。
  4. ^ (PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2021年1月5日。 オリジナルの2021年1月5日時点におけるアーカイブ2021年1月5日閲覧 
  5. ^ (PDF)(プレスリリース)国土交通省北海道運輸局、2021年1月5日。 オリジナルの2021年1月5日時点におけるアーカイブ2021年1月5日閲覧 
  6. ^ “日高地域広域公共バス時刻表” (PDF). 浦河町. 2021年4月21日閲覧。
  7. ^ 西新冠地区予約運行便(厚賀駅前発着)路線図・時刻表 - 新冠町ホームページ
  8. ^ 新冠町史編さん委員会 編『続新冠町史』新冠町、1996年、679頁。doi:10.11501/3021487https://doi.org/10.11501/30214872022年10月30日閲覧 

関連項目

外部リンク

  • 公式ウェブサイト
  • 新冠町レ・コード館
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