岩倉 具正(いわくら ともまさ、1905年(明治38年)1月24日[1] - 1964年(昭和39年)7月31日[1][注釈 1])は、昭和期の宮内官、政治家、華族。(貴族院子爵議員)。
経歴
東京府出身。子爵・(岩倉具明)の長男として生まれる[1][2][3]。父の隠居に伴い、1938年(昭和13年)2月1日、子爵を襲爵した[1][2][4]。
学習院を経て[3]、1933年(昭和8年)東京帝国大学文学部支那哲学科を卒業[2]。宮内省勤務、国際電気通信会社員を務めた[2]。
1946年(昭和21年)5月10日、貴族院子爵議員補欠選挙で当選したが[5][6]、翌月14日に辞職した[7][8][9]。
栄典
親族
脚注
注釈
- ^ 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』36頁では7月30日。
出典
- ^ a b c d e f g h 『平成新修旧華族家系大成』上巻、212頁。
- ^ a b c d e 『人事興信録』第14版 上、イ253頁。
- ^ a b 『華族畫報』上、376頁。
- ^ 『官報』第3323号、昭和13年2月2日。
- ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、57頁。
- ^ 『官報』第5815号、昭和21年6月5日。
- ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、56頁。
- ^ 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』36頁。
- ^ 『官報』第5829号、昭和21年6月21日。
- ^ 『官報』第3769号「叙任及辞令」1925年3月18日。
- ^ 岩倉具明『華族家庭録』華族会館 編 (華族会館, 1937)
- ^ 高崎セロファンの大和合併愈々調印中外商業新報 1934.9.16 (昭和9)
参考文献
- 人事興信所編『人事興信録』第14版 上、1943年。
- 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成』上巻、霞会館、1996年。
- 杉謙二編『華族畫報』上、吉川弘文館、2011年(華族画報社大正2年刊の複製)。