来歴
滋賀県大津市出身。兄弟の影響で6歳からバレーボールを始める。
洛南高等学校を経て、東海大学に進学。2022年の4年時には主将を務め、春季関東リーグの制覇に貢献し、最優秀選手賞とセッター賞を受賞した[1][2]。また、東日本大学選手権大会(東日本インカレ)でも優勝を果たし2冠を達成[3]。同年、V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)に所属するサントリーサンバーズの内定選手となった[1][4]。その後の全日本大学選手権大会(全日本インカレ)では3冠は逃したものの準優勝を果たした[3]。Vリーグでは、内定選手としてV1男子の試合に出場し、Vリーグデビューを果たした。
2023年、大学卒業後に、サントリーサンバーズに入団した。同年、日本代表登録メンバーに選出された[5]。
同年の第71回黒鷲大会では大宅真樹に代わりスタメンセッターを任され、チームの準優勝に貢献し、若鷲賞(最優秀新人賞)を受賞した[6]。「コートの中では新人などは関係ない」と振る舞う気丈さも見せ、決勝での敗戦については「いい経験になった。この悔しさを忘れず次に生かしたい」と語った[7][8]。山村宏太監督は「世界一のセッターになりたいという志の高さは、間違いなくチームに新しい風を吹き込んでくれている」と評した[9]。
球歴
- 日本代表(2023年)
所属チーム
- 洛南高等学校(2016-2019年)
- 東海大学(2019-2023年)
- サントリーサンバーズ(2023年-)
受賞歴
- 2022年 - 関東大学リーグ(春季) 最優秀選手賞、セッター賞
- 2023年 - 第71回黒鷲旗全日本選抜大会 若鷲賞
脚注
- ^ a b “サントリー 山本龍、鬼木錬の加入が決定”. 月バレ.com (日本文化出版). (2022年10月6日) 2023年4月9日閲覧。
- ^ 田中夕子 (2022年6月7日). “東海大が春季リーグV、山本龍主将「選んできた道が最善だった」と思えるようになれた”. 4years. (朝日新聞社) 2023年4月9日閲覧。
- ^ a b 田中夕子 (2023年2月15日). “東海大学・山本龍 1年から活躍する盟友に「歯がゆさ」、練習重ねインカレ決勝で対峙”. 4years. (朝日新聞社) 2023年4月9日閲覧。
- ^ “2023年度 内定選手のお知らせ”. サントリーサンバーズ (2022年10月3日). 2023年4月9日閲覧。
- ^ “2023年度男子日本代表チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2023年4月9日閲覧。
- ^ “第71回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会 特別表彰選手(男子)” (PDF). 日本バレーボール協会. 2023年5月6日閲覧。
- ^ 村上正 (2023年5月4日). “サントリー山本龍「コートでは新人とか関係ない」 黒鷲旗バレー”. 毎日新聞 2023年5月6日閲覧。
- ^ “準Vのサントリー・山本龍「悔しさを次に生かしたい」 黒鷲旗バレー”. 毎日新聞. (2023年5月6日) 2023年5月6日閲覧。
- ^ “準Vのサントリー・山村監督「伸びしろはたくさん」 黒鷲旗バレー”. 毎日新聞. (2023年5月6日) 2023年5月6日閲覧。
外部リンク
- 山本龍 - V.LEAGUE
- 山本龍 - サントリーサンバーズ