歴史
- 1957年(昭和32年)2月11日:国鉄山陰本線の和知駅 - 立木駅間に新設開業[1]。旅客営業のみ[1]の駅員無配置駅[2]。
- 1966年(昭和41年)10月1日:行き違い設備が完成し、使用開始[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1]。
- 1991年(平成3年)4月1日:舞鶴鉄道部発足により、その管轄となる。
- 2006年(平成18年)7月1日:舞鶴鉄道部廃止に伴い福知山支社直轄に戻され、西舞鶴駅の被管理駅となる。
- 2012年(平成24年)3月17日:ダイヤ改正により、一部普通列車が通過となる[4](該当列車は翌2013年3月16日より快速に改称)。
- (時期不明):(管理駅)が西舞鶴駅から綾部駅へ移転したことにより、綾部駅の被管理駅となる。
- 2021年(令和3年)3月13日:ダイヤ改正により、普通列車が全停車になる。
- 2022年(令和4年)
駅構造
築堤上に相対式ホーム2面2線を持つ、行違い設備を備えた高架駅。福知山駅管理の無人駅で駅舎はなく、直接ホームに入る形になっている。傾斜面上にホームがある関係上、築堤の下から階段を昇って入る。加えて1番ホーム脇(国道の反対側)にも出入口がある。自動券売機は設置されておらず、トイレも設置されていない。
のりば
- 付記事項
- 1番のりばを上下本線、2番のりばを上下副本線とした一線スルーとなっているため、通過列車及び行違いを行わない停車列車は上下線とも1番のりばを通る。
- 反対方向からの通過列車と行違いを行う停車列車は、上下線とも2番のりばに停車する。
- 停車列車同士の行違いの場合は、福知山方面行(下り)が1番のりば、園部方面行(上り)が2番のりばに入る。
- 列車運転指令上では、2番のりばの方が「1番線」とされ、案内上の表記と逆になっている。
利用状況
付近には小規模な集落しかなく、利用者は少ない。
1日の平均乗車人員は以下の通りである[5]。 1日の平均乗降人員は以下の通りである[6]。
年度 | 1日平均 乗車人員 | 1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
1999年(平成11年) | 49 | |
2000年(平成12年) | 38 | |
2001年(平成13年) | 36 | |
2002年(平成14年) | 36 | |
2003年(平成15年) | 36 | |
2004年(平成16年) | 38 | |
2005年(平成17年) | 38 | |
2006年(平成18年) | 33 | |
2007年(平成19年) | 33 | |
2008年(平成20年) | 22 | |
2009年(平成21年) | 22 | |
2010年(平成22年) | 30 | |
2011年(平成23年) | 25 | 50 |
2012年(平成24年) | 27 | 54 |
2013年(平成25年) | 25 | 51 |
2014年(平成26年) | 25 | 50 |
2015年(平成27年) | 19 | 38 |
2016年(平成28年) | 14 | 28 |
2017年(平成29年) | 25 | |
2018年(平成30年) | 28 | |
2020年(令和2年) | 32 |
駅周辺
- わちグラウンド
- 京丹波町和知
- 龍心寺
- 道の駅和(なごみ)
- 国道27号
- 兵庫県道・京都府道59号市島和知線
- 由良川
- バス路線
- 京丹波町町営バス
- 「改善センター前」停留所 - 国道27号沿い
- 「安栖里」停留所 - 兵庫県道・京都府道59号線沿い
隣の駅
脚注
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、301頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ 「通報 ●白新線黒山、早通、大形及び山陰本線安栖里4駅の設置について(営業局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1957年2月7日。
- ^ 「三駅の行違い設備完成」『交通新聞』交通協力会、1966年9月30日、1面。
- ^ “普通電車の一部 通過へ 山陰線・安栖里、立木、山家と舞鶴線・真倉の4駅 17日から改正 住民「本当に残念」”. 京都新聞 (京都新聞社): p. 25(地方版). (2012年3月9日)
- ^ 京都府統計書による。
- ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月25日閲覧
関連項目
外部リンク
- 安栖里駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道