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宇部港駅

宇部港駅(うべこうえき)は、かつて山口県宇部市小串に所在した、日本貨物鉄道(JR貨物)宇部線貨物支線の貨物駅廃駅)である。貨物取扱量が日本一であった時期もあった。

宇部港駅
駅舎(1999年)
うべこう
Ubekō
居能 (2.2 km)
所在地 山口県宇部市小串
北緯33度57分11秒 東経131度14分28秒 / 北緯33.95306度 東経131.24111度 / 33.95306; 131.24111座標: 北緯33度57分11秒 東経131度14分28秒 / 北緯33.95306度 東経131.24111度 / 33.95306; 131.24111
所属事業者 日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 宇部線(貨物支線)
キロ程 2.2 km(居能起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1929年昭和4年)5月16日[1]
廃止年月日 2006年平成18年)5月1日
(テンプレートを表示)

概要

宇部港に面する、宇部興産の最重要拠点工場が付近にあり、当駅で取り扱う貨物も宇部興産向けの石灰石石炭等が大半であった。工場へ多くの専用線が伸びていた。なお、当駅は工場の東半分へ続く専用線が分岐し、残りの西半分への専用線は隣駅の居能駅から分岐していた。

その他に(貯炭所)が設けられていた宇部港石炭埠頭へ続く専用線もあり、石炭の出荷に使用されていた。

歴史

  • 1929年昭和4年)5月16日宇部電気鉄道 当駅 - 新沖山間開通と同時に、沖ノ山旧鉱駅として開業[1]
  • 1930年(昭和5年)4月29日:当駅 - 沖ノ山新鉱間が開通。
  • 1931年(昭和6年)7月21日宇部鉄道の支線として、宇部新川 - 当駅間の連絡線が開業し、当駅に乗り入れ。
  • 1937年(昭和12年)10月1日:宇部鉄道の連絡線が旅客営業を廃止。貨物支線となる。
  • 1941年(昭和16年)11月29日:宇部鉄道が宇部電気鉄道を合併。宇部鉄道単独駅となる。
  • 1943年(昭和18年)5月1日:宇部鉄道が国有化、宇部西線所属となる。同時に宇部港駅に改称[1]
  • 1948年(昭和23年)2月1日:宇部西線が小野田線に改称。
  • 1949年(昭和24年)3月1日:旅客営業を廃止(貨物駅となる)[2]。旅客列車は隣の西沖山駅(居能方)・港町駅(沖ノ山新鉱方)での折り返しとなる[2]
  • 1952年(昭和27年)4月20日:宇部線が居能経由の新線に切り替えられたことに伴い、小野田線の当駅 - 居能間と当駅 - 沖ノ山新鉱間が宇部線所属の貨物支線となり、宇部(現在の宇部新川) - 当駅間の小野田線貨物支線が廃止。
  • 1961年(昭和46年)11月1日:当駅 - 沖ノ山新鉱間が廃止、宇部興産専用線となる。
  • 1975年(昭和50年)4月:宇部市 - 美祢市間に宇部興産専用道路が開通。
  • 1982年(昭和57年)3月:興産大橋が開通し宇部興産専用道路が全通。以降、貨物取扱量が激減する。
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により日本貨物鉄道(JR貨物)の駅(宇部線所属)となる[1]
  • 1998年平成10年)4月1日:美祢線美祢駅からの石灰石輸送貨物列車が廃止。
  • 1999年(平成11年)7月1日:宇部駅継走の濃硝酸輸送貨物列車が廃止。列車の設定廃止。
  • 2006年(平成18年)5月1日:居能 - 当駅間の廃止により、廃駅となる。
  • 2011年(平成23年)2月:跡地に残存していた線路および事務所の建物が全て撤去解体。

駅周辺

現状

1999年平成11年)の貨物支線休止後しばらくして、正式な廃線が決まっていないにもかかわらず踏切の線路側にガードレールが設置されたり、信号機の向きが横向きに変えられるなどされていた。正式廃止後にほとんどの線路が撤去されたが、それ以外の廃線跡は、廃止当時に近い状態のまま残されている。当駅の駅舎(事務室)は正式廃止後に撤去された。

現在、居能 - 当駅間の廃線跡に並行する国道190号から分岐する宇部湾岸道路地域高規格道路山口宇部小野田連絡道路の一部区間)の建設工事が進められている。これに伴い宇部港駅への引き込み線の跡地が部分的に道路用地となり、一部線路が撤去されていたが、残存していた線路と駅に関係する建物は2011年2月までに全て撤去解体された。線路跡地のうち、トライアル宇部中央店に隣接する部分は一時的に駐車場として利用されているが、将来は宇部湾岸道路の建設用地となる予定である。

また、2009年平成21年)まで宇部港駅であった敷地の一部に『TSUTAYA JRF宇部中央店』が存在した。店舗名のJRFが示す通り、JR貨物が関連事業としてTSUTAYAのフランチャイズをしていた。その後は「TSUTAYA 宇部中央店」となり、地元書店の幸太郎本舗などを経営する山口産業がフランチャイズをしていたが、2014年に閉店した。その後複合カフェの「快活CLUB宇部中央店」となっている。

跡地に立地する施設

駅の跡地は宇部市の中心市街地(中央町および新町)に位置するが、国道190号沿線にはロードサイド店舗が多数立地している。

商業施設
その他

隣の駅

日本貨物鉄道(JR貨物)
宇部線貨物支線(2006年廃止区間)
居能駅 - 宇部港駅
  • 旅客営業が廃止されるまでは、途中駅として(西沖山駅)があった。
日本国有鉄道
宇部線貨物支線(1961年廃止区間)
宇部港駅 - (沖ノ山新鉱駅)
  • 旅客営業が廃止されるまでは、途中駅として(港町駅)と(発電所前駅)があった。
小野田線貨物支線(1952年廃止区間)
宇部港駅 - 宇部駅
  • 旅客営業が廃止されるまでは、途中駅として上町停留場があった。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、292頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。 
  2. ^ a b 「運輸省告示第76号」『官報』1949年2月25日(国立国会図書館デジタルコレクション)

関連項目

  • (複々線#三線) - 山陽本線宇部駅-厚狭駅間には、宇部港駅-美祢駅間の貨物列車専用の別線(単線)が通常の複線とは別に設置されていた。現在は廃止されており、本線をオーバークロスする部分の構造物などが遺構として残っている。
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