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奥野敦子

奥野 敦子(おくのあつこ、1957年10月30日 - )は、日本の歌手ギタリスト東京都中野区出身[1]女子美術大学卒業[1]。本名よりもイリアという愛称で広く知られている。夫は俳優の山崎大輔。2児の母。自身には弟がいる[1]

奥野敦子
別名 イリア
山崎敦子
生誕 (1957-10-30) 1957年10月30日(65歳)
出身地 日本 東京都
学歴 女子美術大学卒業
ジャンル J-POP
職業 歌手
ギタリスト
担当楽器
ギター
共同作業者 ガールズ

ジューシィ・フルーツ
著名使用楽器
ギブソン・レスポール
グレコ・BW-600
グレコ・BG-800

人物・来歴

日本での女性バンドの先駆けであるガールズのギターを担当する。その後、近田春夫のバックバンドにギタリストとして参加する。1980年にBEEFがジューシィ・フルーツという名で再編成され、レコードデビューする。ジューシィ・フルーツではボーカルリードギターを担当し、アミューズに所属していた。同事務所所属でサザンオールスターズ原由子とはデビュー当時からの仲良しである。

ガールズはメンバー5人から構成されており「G.I.R.L.S.」の1文字ずつを頭文字に使う愛称を名乗った。奥野は『0011ナポレオン・ソロ』の登場人物イリヤ・クリアキンが好きだったことから「Illya」より拝借し、「イリア」を名乗った。バンド解散後も愛称はそのまま定着し、現在に至る。

ジューシィ・フルーツ時代はチェリーレッドのレスポールカスタムグレコ BW-600(ブローラ)、同BG-800(ブギー)といったギターを愛用。中でもピンクに塗られたBG-800がトレードマークだったが、これは奥野が色見本としてピンクのマニキュアを持参したところ、担当者が奥野にも知らせず、そのマニキュアを大量に使ってカラーリングしたもの(奥野本人のインタビューから)。

ジューシィ・フルーツで活躍していた時期、ギタリストの成毛滋のラジオ番組「ドクター・シーゲルとイリアちゃん」(文化放送)で、アシスタント兼生徒役(成毛の指導でギターの腕を高める)を務めた。

ジューシィ・フルーツ解散(1984年)後はソロでも活躍した。現在も主婦業の傍ら、音楽活動を行っている。また、2013年に復活したジューシィ・フルーツに参加している[2]

山崎敦子名義で画家としもて活動しており、2004年から杉並区内の幼稚園にて園児に絵や工作を教える専任講師を務めている。2022年8月には赤坂のギャラリー&カフェJalonaにて「山崎敦子 色鉛筆画展 〜ありのままで 美しい〜」を開催[3]

作品リスト

アルバム

  • Tingle
  • ジャパニーズ・ラヴァーズ

シングル

楽曲提供

作曲

作詞・作曲

主な出演作品

映画

テレビドラマ

バラエティ番組

ラジオ番組

脚注

  1. ^ a b c 週刊テレビ番組(東京ポスト)1985年11月8日号「プロフィル」30頁
  2. ^ “ジューシィ・フルーツ”. ジューシィ・フルーツ. 2021年6月27日閲覧。
  3. ^ “山崎 敦子 色鉛筆画展~ありのままで 美しい~ 2022.8.9(火)~8.13(土)”. Jalona. 2023年3月19日閲覧。

外部リンク

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