歴史
- 1927年(昭和2年)10月9日:国鉄越美南線 美濃洲原駅(現在の母野駅) - 当駅間開通と同時に美濃下川駅(みのしもかわえき)[3]として開業[1]。旅客および貨物の取扱を開始[5]。
- 1928年(昭和3年)5月6日:当駅 - 深戸駅間が延伸開業[1]。
- 1974年(昭和49年)
- 1986年(昭和61年)12月11日:国鉄越美南線の長良川鉄道への転換により同社の駅となる[1][5]。同時に大矢駅に改称[1][5]。
- 2018年(平成30年)8月1日:平成30年7月豪雨による被害で美濃市駅 - 当駅間の信号設備が損壊したため、運行再開に合わせてこの区間で(指導通信式)による運転を開始[8]。このための要員が配置される[8]。
駅構造
現在は美濃市駅 - 郡上八幡駅間で唯一列車交換が可能な駅であるため、昔から列車の行き違いが行われている。双方のホームは構内踏切でつながっている。下りホームに駅舎があり、ここにはかつて使用された鉄道備品などの展示が行われている鉄道館を併設している(観光列車「ながら」運行日に開館)[3][4][9]。また、2022年には駅スタンプが期間限定で駅舎内に設置された(金曜から日曜および祝日のみ)[10]。
トイレは男女別のものが駅舎の南側にある。観光列車「ながら」は当駅での客扱いは行わないが、10分程度停車しトイレ休憩がとられる。
のりば
- 付記事項
- 案内上ののりば番号は割り当てられていない。
- 場内・出発の各信号機は「行先」と記した方にしか設置されていないため、逆走運転をする事は出来ない。
利用状況
この節は(検証可能)な(参考文献や出典)が全く示されていないか、不十分です。(2022年8月) |
年度 | 1日平均乗車人員 |
---|---|
2011年(平成23年) | 15 |
2012年(平成24年) | 28 |
2013年(平成25年) | 18 |
2014年(平成26年) | 21 |
2015年(平成27年) | 19 |
駅周辺
- 桂昌寺
- 美並南部コミュニティーセンター
- 美並南部体育館
- 長良川
- 岐阜県道324号白山美濃線
- 岐阜県道325号大原富之保線
- 国道156号
バス路線
- 郡上市自主運行バス
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 26号 長良川鉄道・明知鉄道・樽見鉄道・三岐鉄道・伊勢鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年9月18日、10-11頁。
- ^ a b 「通報 ●越美南線美濃立花駅ほか7駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1974年11月28日、7面。
- ^ a b c 稲見眞一 (2022年6月15日). “稲見駅長の鉄道だよ人生は!! 長良川鉄道「おくみの号復活企画」(3)大矢駅の「ふるさとの鉄道館」。”. 中京テレビ放送. 2022年8月16日閲覧。
- ^ a b . 岐阜新聞Web. (2022年5月11日). オリジナルの2022年5月11日時点におけるアーカイブ。2022年8月16日閲覧。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、170頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ 「越美南、明知両線の営近 名鉄 四月一日から順次実施へ」『交通新聞』交通協力会、1974年2月27日、1面。
- ^ “日本国有鉄道公示第289号”. 官報. (1974年11月28日)
- ^ a b “長良川鉄道が全線で運転を再開”. 鉄道ファン・railf.jp. 鉄道ニュース. 交友社 (2018年8月3日). 2018年8月4日閲覧。
- ^ “長良川鉄道「急行おくみの号」に乗ってみた”. 中日新聞Web (2022年4月21日). 2022年8月16日閲覧。
- ^ . 岐阜新聞Web. (2022年7月22日). オリジナルの2022年7月22日時点におけるアーカイブ。2022年8月16日閲覧。