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大河原邦男

大河原 邦男(おおかわら くにお[注 1]1947年12月26日 - )は、日本のメカニックデザイナー[2]東京都稲城市出身[2]。息子はアニメーターの大河原烈[要出典]

おおかわら くにお
大河原 邦男
別名義 松田 豪(まつだ ごう)
生年月日 (1947-12-26) 1947年12月26日(75歳)
出生地 日本東京都稲城市
職業 メカニックデザイナー工業デザイナー
ジャンル 玩具アニメーションゲーム
活動期間 1972年 -
主な作品
 
受賞
(テンプレートを表示)

日本のメカニックデザイナーの草分け的存在で、『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツのデザインで知られる[3][4]

人物・略歴

日本のアニメーション作品で初のメカニック専門のデザイナー[3][4]。代表作は『科学忍者隊ガッチャマン』、『ヤッターマン』をはじめとするタイムボカンシリーズ、『機動戦士ガンダム』とそのシリーズ、『装甲騎兵ボトムズ』、『勇者王ガオガイガー』を含む勇者シリーズなど多数[4]。特に『機動戦士ガンダム』が起こした大ブームにより、自身の名前と「メカニックデザイナー」という職種が社会に認知された。

実家が機械を扱う仕事を代々営んでいたことから建設機械等を頻繁に見かける環境に育ち[5]、子供の頃から機械や物を作るのが好きだった[6][7]。そのため、家の倉庫にある機械部品を遊び道具代わりに工作に励む少年時代を過ごした[8][7]

東京都立町田高等学校卒業後、東京造形大学グラフィックデザイン科に入学。1年後にテキスタイルデザイン科に転科し、機織や染め物などを学ぶ[4]

卒業後、オンワード樫山に入社し、紳士服の企画を担当[9][10]。その後、キムラタンに転職し、子ども向けブランド「おとぎの国」の企画を担当するが、東京支店の企画部廃止で専門店向け営業職となる[4]。同僚の女性との結婚を機に、「同じ職場に二人ともいるのは不都合があるのでは」と考えて会社を辞める[9]

1972年、新聞広告の求人欄を見てタツノコプロに応募し、美術課に背景を描く係として採用される[2][9][注 2]。きっかけは結婚式で仲人に無職と紹介されるのが心苦しかったため。入社の決め手は妻の実家に近かったことだった[6]。アニメや漫画に興味がなかったので、アニメの制作方法も知らなかった[11]

入社してすぐに『科学忍者隊ガッチャマン』のメインスタッフとなり、番組タイトルロゴを手掛ける[12]。そして美術のかたわらメカデザインも担当していた上司の中村光毅 [注 3]に「メカデザインをやってみないか」と声をかけられ、メインメカ以外の敵メカや自動車などの乗り物などをすべて任される[4][9]。番組エンディングでは中村と共に「メカニックデザイン」とクレジットされ、アニメ業界で初のメカ専門のデザイナーとなる[3][13]

1976年、タツノコプロを退社して中村と「デザインオフィス・メカマン」を設立する[2][9]。フリー後初仕事の『ゴワッパー5ゴーダム』で、初めてメインメカのデザインを担当した[1]タイムボカンシリーズ第2作『ヤッターマン』で中村のデザインしたメインメカ以外のすべてのメカを担当[12]。これ以降、すべてのシリーズ作品を担当した[注 4]

1978年、メカマンを退社してフリーランスとなる[2][9]。転職したタツノコ時代の知人に声をかけてもらい、『無敵鋼人ダイターン3』からサンライズ制作作品に本格的に参加するようになる[9][注 5]。続いて参加した『機動戦士ガンダム』がプラモデルの大ヒットにより社会的ブームとなり、以降、メカニックデザイナーという職種が広く認知されるようになった[9][15]。『太陽の牙ダグラム』『装甲騎兵ボトムズ』では高橋良輔監督と組んでミリタリー系のリアルロボットを追求[16]。一方で『勇者シリーズ』のようなヒーロー的なスーパーロボットのデザインも手掛けた。

デザイナー活動40周年にあたる2012年、第16回文化庁メディア芸術祭功労賞を受賞し[17]、その功績を振り返るデザイン展覧会が各所で行われた。大河原のメカを見て育った世代と仕事する機会が増え、海外メーカーからのオリジナルメカの依頼や[18]、実物の工業製品のデザインを引き受けることもある[19][20][21]

地元の稲城市では「MECHANICAL CITY INAGI PRESENTS 大河原邦男プロジェクト[22]」と称して、公式キャラクター「稲城なしのすけ」のデザイン、大型モニュメントやデザインマンホールの設置、トークイベント「メカデザイナーズサミット」の開催など、様々なコラボ企画を推進している。

作風

サンライズ作品では『機動戦士ガンダム』『装甲騎兵ボトムズ』などのリアルロボットアニメから『勇者シリーズ』などのスーパーロボットアニメまで担当し、タツノコプロでもシリアスな『科学忍者隊ガッチャマン』の一方でタイムボカンシリーズなどのギャグアニメも担当するなど、手掛ける作品のジャンルは幅広い[9][12]

デザインするうえで気を付けていたのは、子どもの成長に悪影響を及ぼさないこと[9]。またタツノコでの経験から、あまりグロテスクだったり過激だったりするものは控えて、あくまで子供たちがワクワクするようなメカを考える習慣が付いたという[23]

メカデザインの業界では漫画好きやアニメ好きという人物が多いが、自身はそれらに全く興味がない[4][6]。子供の頃から漫画家やアニメーターになりたいと考えていたわけではなく、業界に入ったのも偶然である[9]。そのため、メカデザイナーとして目指しているのは、監督が求めているものを提供する完璧な職人であること[24]。商業アニメの場合、デザインの良し悪しではなく、スポンサーサイドからの制約の範囲内で演出家のイメージを具体化し、アニメーターのほとんどがその形を頭の中に思い浮かべることできるようにするのがプロの仕事だと思っている[9][24]。アニメーションはチームプレーであり、アーティストの感性が強すぎると職業として成り立たないと考えているので、作品に自分を出さずにクライアントからの要望に出来る限り近付けることを目指して努力する[9][24]。そのため、デザインを考える上であまり苦労を感じたことはないという[9]。『装甲騎兵ボトムズ』の(スコープドッグ)は唯一、自分が「やりたい」と温めていたデザインを制作側に提案したケースだった[16]

デザインに際しては、「現実にこのロボットを製造する場合、どういう工程で作るのか」までを考える[6]。実際に木工金属加工で模型を作ることもあり、すぐにCADで図面に起こせるものをイメージしてデザインしている[6]。ゲーム会社からオファーが来るようになってからはパソコンや3DCGについても勉強するようになった[25]

同じメカニックデザイナーでも、絵が好きな人間とメカが好きな人間がいて、ほとんどは前者だが、自身はメカやモノを作るのが好きなタイプであり、1970〜1980年代のロボットアニメ全盛期にはそのことが有利に働いたという[7][9]。1970年代以降、アニメのスポンサーは主に玩具会社になったため、変形や合体をプレゼンテーションしなければならず、その際、大河原は他のデザイナーのように絵を描くのではなく、立体模型を作っていた[7][9]。その方が絵を見せるよりもずっと理解しやすかったからである[7][9]。そのためスポンサーの受けが良く、だいたい即決してもらえたという[9]

シンプルな機能美も重視しているが、人間は見たことがある物を目にするとそれだけで『リアルだ』と認識するものなので、ザクの露出したパイプのように、あえて不合理なデザインでリアルさを訴求することもある[6]

民族衣装コスチューム仏像などからもヒントを得てロボットをデザインしており、ガンダムもチョンマゲから着想を得ている[26]

『ヤッターマン』とリアルロボットでは、『ヤッターマン』の仕事の方が面白いと思っている。理由は「どんなデザインをしても、誰からも批判されないから」[25]

絵の彩色はポスターカラーで行っている[25]

『機動戦士ガンダム』について

大河原の代表作であり、1980年にバンダイからプラモデルが発売されると全国的に品切れが続出し、社会現象にまでなった[15]

大河原に依頼が来たのは、『ガンダム』の作画監督の安彦良和が、デザインをSF考証にうるさいスタジオぬえから別のスタジオに変えようとしたため[27]。当時、メカデザインを専門にやっていたのがぬえの他は大河原の所属するメカマンだけだったことと、安彦がエンターテインメント性を考えた場合、タツノコプロ出身者が良いのではないかと考えたのが理由だった[28][29]。初め、途中参加だった大河原には作品のイメージが十分に伝わっていなかったため、安彦がロバート・A・ハインラインのSF小説『宇宙の戦士』に掲載されたスタジオぬえの宮武一貴デザインの装甲強化服「パワードスーツ」の挿絵をもとに、後に「ガンキャノン」となるラフデザイン画を描いて見せた[28]。しかし、そのデザインでは主役ロボにはならないと却下されたので、代わりに大河原は宇宙服をモチーフにしたロボットをデザインしたが、これも主役向きでないということで却下された[26][29]。そこで大河原は、新たに""をモチーフにしたロボットを提案した[26]。監督の富野由悠季の「それまでの円柱・角柱のロボットデザインから抜け出したい」という要望を考慮して腕や足に人間の筋肉のような要素を入れながらも、当時主流だった巨大ヒーローとしてのスーパーロボットの流れのままにデザインしたため、顔には人間のような口が付いており、安彦から「18メートルあるものに口があるのはおかしいだろう」というクレームが来てマスクが付けられた[9][29]。そしてそのデザインを安彦がクリンナップし、配色も決めたものが「ガンダム」の決定稿となった[29]。またスポンサーから主人公側には3体のロボットが必要だと言われ、大河原が安彦のラフをクリンナップした「ガンキャノン」と新たにデザインした「ガンタンク」もラインナップに加えられた[28]

一方、商品になる予定の無かった敵のジオン側のメカは、主役に負けない、むしろそれを食うようなものを作ろうという反骨精神のもと、自由にデザインしたという[28][30]。その当時、敵メカは商品化を前提としておらず、デザインに対する制約も少なかった[7][28]。また富野も「モノアイ(単眼)」にだけはこだわっていたが、それ以外は基本的に自由にデザインさせてくれたという[31]

ザク」のデザインは、防毒マスクとオンワード樫山時代にたくさん描いた背広のデザインを参考にしている[9]。また動力パイプがむき出しなのは兵器としてはウィークポイントだが、あるのとないのとでは頭に残るイメージの強さがまるで違ってしまうので、あえてそういうデザインにしている[9]。大河原は「ザクができてはじめて連邦軍とジオン軍を合わせた作品全体のデザインコンセプトが完成したと思っている」と発言している[26][31]

ザクに続いてグフとドムをデザインすると、それまで何も言ってこなかった富野が次々にラフデザインを描いてよこすようになった[28][31]。アイデアを出すたびに富野から2倍の量の案が返ってくるので、そのやりとりで当時4作品を同時に抱えていた大河原には物理的に時間が無くなってしまい、途中から富野の案のままデザインするようになった[28][31]

主役側の地球連邦軍と敵方のジオン公国のモビルスーツはそれぞれ、前者は連合国軍のアメリカ、後者はドイツ軍という自分なりの分け方をしている[28]。特に意識していたわけではなく、太平洋戦争の余韻を感じている世代なので、自然とそうなってしまったのだという[26]。同世代の富野や安彦など当時のクリエーター全員に当てはまることで、安彦が描くジオン軍のキャラクターがドイツ兵っぽかったのもそのせいだという[26]

ガンプラブーム以前、ガンダムも含めてロボットアニメの立体物商品といえば「超合金」などのダイカストモデルだったので、STマーク(玩具安全基準)を通過するための条件がかなり厳しかった。そのため、デザインの段階から尖っている部分は全部省かなくてはならず、強度的にも子供が落としたときのことまで考えなければならなかった[15]

エピソード

『科学忍者隊ガッチャマン』第59話に大河原と中村光毅をモデルにしたオガワラー博士とその助手のナカモーラという現実とは上司と部下の立場が逆転したキャラクターが登場する[1]

逆転イッパツマン』第38話にタイムリース社社員の大河原営業部員が登場する。

リメイク版『ヤッターマン』第59話にイラストではあるが大河原本人が登場しており、ボヤッキーから「オオカワラちゃん」と呼ばれている。

「好きなメカ ベスト3」として、『機動戦士ガンダム』からザクハロムサイ、同作以外には『装甲騎兵ボトムズ』に登場するAT(アーマードトルーパー)、『銀河漂流バイファム』に登場するバイファム、『蒼き流星SPTレイズナー』に登場するレイズナーを挙げている[32]モビルスーツバリエーションについては、プラモデルに同梱されているパンフレット[注 6]によると「ガンダムMSVシリーズはアニメーションでは作画上の制約から採用されないようなデザインを模したもの。いわゆる、デザインの遊びだったのですが、プラモデル化されたことにより多くのファンの方に親しまれているのは光栄」と述べている。また、他のインタビューでは「こんなに長く続くものだとは思っていなかった。もう少し考えて描くべきだった」とこぼしている[33]

「私の仕事は、アニメの現場と玩具屋さんの橋渡し」と語り、他と全く違うアプローチをし「首だけメカ」等をデザインに取り入れたラインナップを多発させた、青島文化教材社「合体シリーズ」の奇抜なアイデアに対して「私はアニメで、アオシマさんは玩具で、それぞれ子供の夢を育むという目標を持っていたという点では一緒だったのかも知れませんね」と発言し、肯定的な立場を取っている[34]。なお、この際、「首だけダイターン」を見て、「それにしても、これ、金属で作ったら良いオブジェになるだろうなあ」との感想も述べている[34]

作品年譜

アニメ作品

参加作品 クレジット 備考
1972年-
1974年
科学忍者隊ガッチャマン メカニックデザイン 本作タイトルロゴが業界初仕事[12]。以後、鉄獣メカのデザインなどを担当[4]
1974年-

1975年

破裏拳ポリマー
1975年 宇宙の騎士テッカマン
1975年-
1976年
タイムボカン 主役メカ・メカブトンの底部に格納されるヤゴ型メカ・ヤゴマリン[14]
1976年 ゴワッパー5 ゴーダム 初めてメインメカを担当したシリーズ[1]
1976年-

1977年

ブロッカー軍団IVマシーンブラスター メカキャラクターデザイン 「松田豪」名義[35]
1977年 ヤッターマン メカニックデザイン メインメカは中村光毅が担当し、その他はすべて大河原がデザインした[12]
合身戦隊メカンダーロボ デザインオフィス・メカマン」として参加。
超合体魔術ロボ ギンガイザー
超電磁マシーン ボルテスV
無敵超人ザンボット3 デザイン協力 バンドックの原案及び、メインメカの内部イラストを担当。
とびだせ!マシーン飛竜 メカニックデザイン
激走!ルーベンカイザー メカニック設定 「デザインオフィス・メカマン」として参加。
1978年 無敵鋼人ダイターン3 メカニカルデザイン
宇宙魔神ダイケンゴー メカニック設定
科学忍者隊ガッチャマンII メカニックデザイン
1979年 ゼンダマン
ザ☆ウルトラマン 第1~18話、第24話
機動戦士ガンダム メカニカルデザイン
科学忍者隊ガッチャマンF メカニックデザイン
1980年 無敵ロボ トライダーG7 メカニカルデザイン
タイムパトロール隊オタスケマン メカニックデザイン
とんでも戦士ムテキング
1981年 (海底大戦争 愛の20000マイル)
最強ロボ ダイオージャ メカニカルデザイン
ヤットデタマン メカニックデザイン
ゴールドライタン メカニック・デザイン
ドラえもん のび太の宇宙開拓史 メカニックデザイン
1981年-
1982年
劇場版 機動戦士ガンダムシリーズ メカニカルデザイン
1981年-
1983年
太陽の牙ダグラム[36] メカニカル・デザイン
1982年 戦闘メカ ザブングル メカニカルデザイン
逆転イッパツマン メカニックデザイン
1983年 未来警察ウラシマン
装甲騎兵ボトムズ メカニカル・デザイン メカから小道具まですべてのデザインを担当し、そのコンセプトを統一している[31]
イタダキマン メカニックデザイン
ザブングルグラフィテイ メカニカルデザイン
ドキュメント 太陽の牙ダグラム
銀河漂流バイファム
1984年 機甲界ガリアン
超力ロボ ガラット
1985年 機動戦士Ζガンダム
装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー
蒼き流星SPTレイズナー メカニカルデザイン
1986年 機動戦士ガンダムΖΖ デザイン協力
装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル メカニカルデザイン
1987年 機甲戦記ドラグナー メカデザイン
1988年 装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ メカニカルデザイン
機甲猟兵メロウリンク メカニックデザイン
1989年 魔動王グランゾート メカニカルデザイン
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 モビルスーツ原案
1990年 勇者エクスカイザー メカニックデザイン
からくり剣豪伝ムサシロード からくり人デザイン
1991年 太陽の勇者ファイバード メカデザイン
機動戦士ガンダムF91 メカニカルデザイン
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY モビルスーツ原案
1992年 伝説の勇者ダ・ガーン メカデザイン
1993年 勇者特急マイトガイン メカデザイン
機動戦士Vガンダム メカニカルデザイン
疾風!アイアンリーガー メカニックデザイン
タイムボカン王道復古 メインメカ
1994年 勇者警察ジェイデッカー メカデザイン
装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端 メカニカルデザイン
機動武闘伝Gガンダム
1995年 黄金勇者ゴルドラン メカデザイン
新機動戦記ガンダムW メカニカルデザイン
1996年 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
勇者指令ダグオン メカデザイン
機動新世紀ガンダムX メカニカルデザイン
超者ライディーン メカニカルコンセプト
1997年 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz メカニカルデザイン
勇者王ガオガイガー メカニックデザイン
1998年 銀河漂流バイファム13
ダイノゾーン キャラクターデザイン
1999年 ∀ガンダム メカニカルデザイン
ベターマン メカニックデザイン
2000年 勇者王ガオガイガーFINAL メカニックデザイン
タイムボカン2000 怪盗きらめきマン[37] メカニックデザイン
GUNDAM THE RIDE メカニカルデザイン
2002年 機動戦士ガンダムSEED メカニックデザイン
超重神グラヴィオン グラヴィオンデザイン
2004年 機動戦士ガンダム MS IGLOO ベースメカニカルデザイン
機動戦士ガンダムSEED DESTINY メカニックデザイン
2005年-
2006年
(機動戦士Ζガンダム A New Translation) シリーズ メカニカルデザイン
2005年 銀魂(ジャンプフェスタ・アニメツアー'05上映版) メカデザイン
2006年 スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-
機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER メカニックデザイン
2007年 機神大戦ギガンティック・フォーミュラ ギガンティックデザイン
2007-
2009年
機動戦士ガンダム00 メカニックデザイン
2007-
2008年
装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ メカニカルデザイン
2008年-
2009年
ヤッターマン(第2作) メカニックデザイン
2009年 リング・オブ・ガンダム オリジナルガンダムデザイン
(劇場版 ヤッターマン 新ヤッターメカ大集合! オモチャの国で大決戦だコロン!) メカニックデザイン
2010年 機動戦士ガンダムUC モビルスーツ原案
装甲騎兵ボトムズ 幻影篇 メカニカルデザイン
劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- メカニックデザイン
スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター-
装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE メカニカルデザイン
模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG メカニックデザイン
2011年 装甲騎兵ボトムズ 孤影再び メカニカルデザイン
2012年 一発必中!!デバンダー メカニックデザイン
2013年 革命機ヴァルヴレイヴ メカニカルデザイン
ガンダムビルドファイターズ メカニックデザイン
2014年 スペース☆ダンディ ゲストメカデザイン、

機動戦士デザイン

ガンダムビルドファイターズトライ メカニックデザイン
2015年 機動戦士ガンダム THE ORIGIN オリジナルメカニカルデザイン
機動戦士ガンダム サンダーボルト モビルスーツ原案
2016年 (映画プリパラ み〜んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ) プリメカデザイン
タイムボカン24[14] メカニックデザイン
(アクダーマメカ)
ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ メカニックデザイン
2017年 機動戦士ガンダム Twilight AXIS オリジナルメカデザイン
ガンダムビルドファイターズ バトローグ メカニックデザイン
ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲
タイムボカン 逆襲の三悪人 メカニックデザイン
(アクダーマメカ)
2018年 ガンダムビルドダイバーズ メカニックデザイン
2019-

2020年

ガンダムビルドダイバーズRe:RISE[38]
2020年 もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ 第1シリーズ22~25話
最響カミズモード! ゲストキャラデザイン
2021年 EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション ゲストメカデザイン
ガンダムブレイカー バトローグ[39] メカニックデザイン
2022年 機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 メカニカルデザイン

ゲーム作品

参加作品 クレジット 備考
1988年 アサルト メカデザイン
1990年 サイバーナイト メカニック・デザイン
1991年 機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122 メカニックデザイン
1992年 ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス ゲストメカデザイン
1995年 機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079 メカニックデザイン
第4次スーパーロボット大戦 オリジナルメカデザイン
(ヴェルヌワールド) タイトルロゴデザイン
1996年 アースライト ルナ・ストライク HUユニット・メカニック・デザイン
1999年 サンライズ英雄譚 メカデザイン
2001年 機甲兵団 J-PHOENIX
2002年 機甲武装Gブレイカー
2004年 スーパーロボット大戦GC オリジナルメカニカルデザイン
2006年 SDガンダム スカッドハンマーズ
2011年 ファンタシースターポータブル2 インフィニティ
2016年 スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ オリジナルメカニックデザイン
ワールド オブ ファイナルファンタジー ゴッドオメガデザイン
2022 スーパーロボット大戦30(エキスパンションパック) 新設定のスコープドッグのデザインを担当[40]

その他

著書

  • 『太陽の牙ダグラムメカニカルアート集 大河原邦男の世界』講談社 1983 (ISBN 978-4061724716)
  • 『大河原邦男アイアンワークス』バンダイ 1989 (ISBN 978-4891894627)
  • 『大河原邦男画集  : Gundam art works (A-collection)』ムービック, 1998.9 (ISBN 978-4896013979)
  • 『大河原邦男画集2』ムービック, 1998.12 (ISBN 978-4896014099)
  • 『大河原邦男Gundam design works』ムービック, 1999 (ISBN 978-4896014365)
  • 『大河原邦男Dougram & Votoms design works』ムービック 2000.4 (ISBN 978-4896014556)
  • 『大河原邦男real robot design works』ムービック, 2000.5 (ISBN 978-4896014747)
  • 『大河原邦男brave series design works』ムービック, 2000.8 (ISBN 978-4896014877)
  • 『機動戦士ガンダム原典継承 ― 大河原邦男画集』角川書店 2009.3 (ISBN 978-4048542944)
  • 『大河原邦男Walker [メカニックデザインの鉄人]』KADOKAWA, 2015 (ISBN 978-4047319875)
  • 『メカニックデザイナーの仕事論 ヤッターマン、ガンダムを描いた職人』光文社新書 2015 (ISBN 978-4047319875)

展覧会

脚注

注釈

  1. ^ 大河原の読みは、「おおがわら」ではなく「おおかわら」[1]
  2. ^ 同期に制作に入った井上明(後に『タイムボカンシリーズ ヤットデタマン』のプロデューサーなど)と横尾潔(後に『とびだせ!マシーン飛竜』のプロデューサーなど)がいる[4]
  3. ^ 美術監督でありながら、『マッハGoGoGo』の主役メカ・マッハ号やガッチャマンの主役戦闘機・ゴッドフェニックスなど、時代を越えて評価されるメカのデザインも手がけている[3]
  4. ^ 第1作『タイムボカン』ではヤゴマリンを担当しただけだったが、そのリメイク作品『タイムボカン24』、および『タイムボカン 逆襲の三悪人』でアクダーマ(ビマージョ・ツブヤッキー・スズッキー)側のメカデザインを担当したため、一応シリーズ全作品に関わったことになる[14]
  5. ^ サンライズ作品への初参加はメカマン時代に主役メカのクリンナップを手掛けた『超電磁マシーン ボルテスV』。
  6. ^ バイファム、ダンバインなどの初版にのみ付属。正確な名称は『HYPER MECHANICAL ANIMATION WORLD』。

出典

  1. ^ a b c d “『機動戦士ガンダム』放送開始30周年記念企画 – メカデザイナー・大河原邦男氏に聞く! (2/5ページ)”. マイナビニュース. マイナビ (2009年5月26日). 2022年3月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e “”. NHK. 2012年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年2月13日閲覧。
  3. ^ a b c d 丸本大輔 (2012年12月18日). “今だから話せる「ガンダム」「ダンバイン」「パトレイバー」生みの親たちのメカデザイナーズサミットレポ (1/5ページ)”. エキレビ!. エキサイト. 2022年3月27日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i “『機動戦士ガンダム』放送開始30周年記念企画 – メカデザイナー・大河原邦男氏に聞く! (1/5ページ)”. マイナビニュース. マイナビ (2009年5月26日). 2022年3月27日閲覧。
  5. ^ School TV DREAM TRAIN J-WAVE 2015年8月31日
  6. ^ a b c d e f “「ガンダム」デザイナーが語る 長寿の秘密メカに「リアルさ」凝縮”. NIKKEI STYLE. 日本経済新聞 (2012年6月3日). 2022年3月27日閲覧。
  7. ^ a b c d e f 三品貴志 (2015年8月16日). “大河原邦男展(上) 「ヤッターマンぽく」作ったGガンダム メカデザインの大河原邦男さん 後輩は「大河原ロボを一番うまく動かせるのは自分」(2/5ページ)”. 産経ニュース. 産経新聞. 2022年3月27日閲覧。
  8. ^ メカニックデザイナー 大河原邦男展 ガイドコメント 2015年
  9. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 仙石実 (2017年7月7日). “「継続は力なり」なぜ私はこの世界で第一人者になれたのか メカニックデザイナー 大河原邦男”. LEADERS on-line. 2022年3月27日閲覧。
  10. ^ “「ガンダム」デザイナーが語る 長寿の秘密メカに「リアルさ」凝縮”. NIKKEI STYLE. 日本経済新聞 (2012年6月3日). 2022年3月27日閲覧。
  11. ^ “「無知だったのがすごく幸いした」パンクブーブー佐藤とサクライ総統が大河原邦男直撃インタビュー!!第2回【ターニングポイントについて】”. 電撃ホビーウェブ (2016年12月30日). 2023年3月23日閲覧。
  12. ^ a b c d e “大河原邦男、モビルスーツの生みの親が語るザク誕生秘話「ガンダムへの反骨心」1”. ORICON NEWS. オリコン (2019年4月1日). 2022年3月27日閲覧。
  13. ^ “氷川竜介のチャンネル探訪 第29回 追悼・中村光毅美術監督 SFアート&デザインの草分けにして巨匠”. バンダイチャンネル. バンダイ (2011年5月20日). 2022年3月28日閲覧。
  14. ^ a b c “タイムボカン:新作アニメは10月からであらすじも公開 メカデザインは大河原邦男!”. MANTANWEB(まんたんウェブ). 株式会社MANTAN (2016年6月9日). 2022年3月27日閲覧。
  15. ^ a b c 丸本大輔 (2012年12月18日). “今だから話せる「ガンダム」「ダンバイン」「パトレイバー」生みの親たちのメカデザイナーズサミットレポ (2/5ページ)”. エキレビ!. エキサイト. 2022年3月27日閲覧。
  16. ^ a b “クリエイターインタビュー 第12回 メカニックデザイナー 大河原邦男<後編>”. サンライズワールド (2022年11月25日). 2023年3月23日閲覧。
  17. ^ “大河原邦男|功労賞|第16回”. 文化庁メディア芸術祭 (2012年). 2023年3月23日閲覧。
  18. ^ “大河原邦男氏×Kelvin Sau氏(threezero)対談! 『ボトムズ』&スコープドッグについて語る!”. 電撃ホビーウェブ (2016年5月24日). 2023年3月23日閲覧。
  19. ^ “あのガンダム大河原邦男デザインのインテリアライトが登場!”. ウォーカプラス (2009年10月1日). 2023年3月23日閲覧。
  20. ^ “大河原邦男デザインの電気自動車がアニメ化?! 異色の企画でクラウドファンディング開始”. アニメ!アニメ! (2015年8月17日). 2023年3月23日閲覧。
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  38. ^ “ガンダム公式 YouTube チャンネル「ガンダムチャンネル」開設!『ビルドダイバーズRe:RISE』10月配信決定!”. GUNDAM.INFO. (2019年7月31日). https://www.gundam.info/news/video-music/news_video-music_20190731_26.html 2019年7月31日閲覧。 
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  42. ^ 該当形式は名電1号3400系7000系2000系
  43. ^ 新キャラで特殊詐欺根絶へ 大河原邦男さん制作「ストッポ君」お披露目(産経ニュース2017年9月4日)

関連項目

外部リンク

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その他
  • 超・大河原邦男展 - 兵庫県立美術館
  • 第12回メカニックデザイナー 大河原邦男 - サンライズワールド
  • 安彦良和&大河原邦男トークイベントレポート - GUNDAM.INFO
  • 大河原邦男プロジェクト - 稲城市
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