土屋 品子(つちや しなこ、1952年2月9日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(8期)。
土屋 品子 つちや しなこ | |
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2014年12月15日撮影 | |
生年月日 | 1952年2月9日(71歳) |
出生地 | 日本 東京都港区 |
出身校 | 聖心女子大学文学部 |
前職 | 料理研究家 |
現職 | 衆議院議員 |
所属政党 | (無所属→) (無所属の会→) 自由民主党(無派閥) |
称号 | 文学士 |
親族 | 父・土屋義彦 (参議院議長・埼玉県知事) |
公式サイト | つちや品子オフィシャルサイト |
選挙区 | 埼玉13区 |
当選回数 | 8回 |
在任期間 | 1996年 - 2009年 2012年 - 現職 |
外務大臣政務官(第1次小泉改造内閣)、環境副大臣(第1次安倍内閣)、厚生労働副大臣(第2次安倍内閣)、衆議院外務委員長、自民党副幹事長などを歴任した。
来歴
東京都港区生まれ。現在は埼玉県春日部市大字八丁目に在住[1]。浦和市立岸中学校、共立女子高等学校、聖心女子大学文学部歴史社会学科、香川栄養専門学校卒業[2]。その後は父・土屋義彦の力添えにより、テレビ埼玉で自らの名を冠した料理番組に長らく出演し、埼玉県民の間で知名度を上げた。
1996年の第41回衆議院議員総選挙に埼玉13区から無所属で出馬し、初当選。なお父・義彦が既にこの時点で埼玉県知事であったため、既成の大政党の候補者は埼玉13区には1人も擁立されなかった。初当選後、新井将敬や石破茂、船田元、望月義夫ら無所属の議員で院内会派「21世紀」を結成。その後、無所属の会に入党する。
2001年、無所属の会を離党し自由民主党に入党。翌2002年、第1次小泉改造内閣で外務大臣政務官に任命された。
2003年7月、姉・市川桃子が政治資金規正法違反で逮捕され、父・義彦や母・栞も(東京地検特捜部)による事情聴取を受け(後に不起訴処分)、義彦は埼玉県知事の辞職に追い込まれる。しかし、直後の第43回衆議院議員総選挙では父・義彦から譲られた強固な後援会組織を活かし、民主党の武山百合子に約500票差まで迫られながらも辛勝した。2005年には姉・桃子が自己破産する。同年の第44回衆議院議員総選挙では民主党の武山を約4万票差の大差で破り、4選。
2006年、安倍内閣で環境副大臣に任命される。2009年の第45回衆議院議員総選挙では、前年に死去した父の遺影を掲げて選挙運動を繰り広げたが、埼玉13区で民主党新人の森岡洋一郎に惜敗し、比例復活もならず落選した。
2012年12月の第46回衆議院議員総選挙では、埼玉13区に出馬。公明党の推薦なしで森岡らを破り[3]、国政に復帰した。
2013年9月30日、第2次安倍内閣で厚生労働副大臣に就任。2014年12月の第47回衆議院議員総選挙では、埼玉13区に出馬し、6選。衆議院外務委員長に就任。
2015年11月、自由民主党広報副本部長兼広報戦略局長に就任。
2016年8月、自民党女性活躍推進本部長に就任[4]。
2017年の第48回衆議院議員総選挙で7選。
2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙で野党候補に前回より差を詰められながらも8選。
政策・主張
人物
- 2016年8月15日に在日本大韓民国民団東京本部の主管で東京・江戸川区総合文化センター開催された第71周年光復節中央記念式典で「昨年末の慰安婦問題合意により、関係が前向きになった。亡父の土屋義彦が、韓国・全羅南道に杉の種50万本を送り、今では森になった。私も生涯日韓友好関係に努めた父に習い、檜の種50万本を寄贈した。これからも地道な交流を続けたい」とあいさつした[10]。
- 栄養士、調理師、製菓衛生師の資格を持つ[2]。
- 過去の公設秘書に清水勇人がいる。2009年、清水は埼玉県さいたま市長に就任した。
- 無所属の会時代の2000年に執行された第42回衆議院議員総選挙ではプロモーションビデオ仕立ての政見放送を製作し、水着姿を披露した。同政見放送の司会には大学後輩の細川珠生を起用した。
- 日本卓球協会から五段を授与されている[11]。
- 2013年の衆議院議員資産公開では、1億3335万円で女性1位となった[12]。
- 2020年9月現在、衆参含めて一度も入閣していない最多当選女性国会議員である。
所属団体・議員連盟
- 北京オリンピックを支援する議員の会
- 日韓議員連盟(幹事)
- 例外的に夫婦の別姓を実現させる会
- TPP交渉における国益を守り抜く会
- 選択的夫婦別氏制度を早期に実現する議員連盟(会長代行)
叙勲
著書
- 四季を咲く(土屋品子・(鈴木薫)共著、1992年8月、阪急コミュニケーションズ) (ISBN 4484922169)
脚注
- ^ “自由民主党埼玉県支部連合会 政治資金収支報告書(平成30年分定期公表)” (PDF). 埼玉県選挙管理委員会 (2019年11月28日). 2019年12月2日閲覧。
- ^ a b c d e f 公式プロフィール
- ^ 【衆院選2014戦いの情勢】11~15区 12区、元自民県議の争い再び 産経新聞 2014年11月27日
- ^ 自民、行革本部長に河野氏 日本経済新聞 2016年8月24日
- ^ 自民、次期衆院選72選挙区の公認予定者を決定 10増10減受け 毎日新聞 2022年12月23日
- ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
- ^ 基本的人権の保障に関する調査小委員会議事録 2002年4月11日
- ^ 当議員連盟の役員が決まりましたので公表します。105名の入会議員のうち、90名に役員になっていただきました。一日も早い実現に向けて、力を合わせて取り組んで参ります。
- ^ “衆議院選挙2017/10/22タバコ対策の公開アンケート”. 「子どもに無煙環境を」推進協議会 (2017年10月24日). 2021年10月30日閲覧。
- ^ <光復71年民団式典>「創団70年」新たな跳躍へ…「同胞大統合」果敢に
- ^ “段位取得者” (PDF). 公認資格者名簿. 日本卓球協会. p. 21. 2020年8月6日閲覧。
- ^ 女性は自民が上位独占 土屋品子氏トップ 産経新聞 2013年5月27日