十条仲原(じゅうじょうなかはら)は、東京都北区の町名。現行行政地名は十条仲原一丁目から十条仲原四丁目。全域が住居表示実施済み区域である。郵便番号は114-0031[2]。
地理
東京都北区の中央部に位置し、王子地区内に属する。広義の「十条」地区の北部に当たる。東は中十条、南・西は上十条、北は赤羽西と接する。JR埼京線十条駅・赤羽駅間の線路の西側に広がる住宅街である。十条仲原二丁目と十条仲原三丁目の間を環七通り(都道318号環状七号線)が通過している。十条仲原四丁目の線路沿いには国鉄の官舎跡地に整備された清水坂公園がある。
歴史
1871年(明治4年)11月14日に浦和県(現埼玉県)から東京府に編入された。1889年(明治22年)の町村制施行時点では大部分が北豊島郡王子村(1908年に町制施行し王子町へ)大字上十条であった。王子町は1932年(昭和7年)に東京市へ編入され王子区へ移行し、大字上十条は上十条町となる。1939年に町名整理により上十条町の一部が十条仲原一~四丁目となった。
1947年(昭和22年)に王子区は滝野川区と合併し北区が成立。その後1967年に住居表示により十条仲原一・三・四丁目の全域及び十条仲原二丁目の一部(残りの一部は上十条五丁目に編入)が新たな十条仲原一~四丁目となり現在に至っている。
町名の変遷
実施後 | 実施年月日 | 実施前 |
---|---|---|
十条仲原一丁目 | 1967年(昭和42年)5月1日 | 十条仲原一丁目(全域) |
十条仲原二丁目 | 十条仲原二丁目(一部) | |
十条仲原三丁目 | 十条仲原三丁目(全域) | |
十条仲原四丁目 | 十条仲原四丁目(全域) |
地名の由来
「仲原」は大字上十条時代の小字に由来し、1939年に上十条町から分離する際に採用された。十条台地の野原の中央という意味。
世帯数と人口
小・中学校の学区
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4][5]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
十条仲原一丁目 | 全域 | (北区立王子第五小学校) | 北区立十条富士見中学校 |
十条仲原二丁目 | 全域 | (北区立王子第三小学校) | |
十条仲原三丁目 | 全域 | ||
十条仲原四丁目 | 1〜5番 6番1〜2号、7〜16号 7番2〜11号 8番8〜11号 11番1〜6号、14〜26号 14番5〜12号 15番 16番9〜10号 17〜21番 | 北区立西が丘小学校 | |
その他 | 北区立王子第三小学校 |
交通
鉄道
道路
- 東京都道318号環状七号線(環七通り)
路線バス
環七通り上に「十条仲原二丁目」バス停があり、以下の系統が通過する[6]。
- 都営バス
- 国際興業バス
- 国際興業バス・関東バス
- 国際興業(赤31)/関東(赤31):高円寺駅 - 野方駅北口 - 中板橋駅入口 - 大和町 - 十条仲原二丁目 - 赤羽駅東口
- 王78と同じく環七通りに沿って高円寺方面へ向かう系統で、もう一つの主力系統となる。王78とは異なり赤羽駅をターミナルとする。
- 国際興業(赤31)/関東(赤31):高円寺駅 - 野方駅北口 - 中板橋駅入口 - 大和町 - 十条仲原二丁目 - 赤羽駅東口
施設
脚注
外部リンク
- 北区