沿革
1963年、福田恆存が文学座を脱退した芥川比呂志らと結成した、財団法人・現代演劇協会附属の「劇団雲」と、同じく現代演劇協会附属の「劇団欅」が前身。1975年に「雲」から「演劇集団 円」が独立し、翌1976年、「雲」及び「欅」を併合・発展解消する形で、福田、小池朝雄らが中心となり、「劇団昴」が結成された。
結成以来、東京都文京区の三百人劇場を拠点劇場としていたが、2006年12月31日の同劇場閉館に伴い、2007年には現代演劇協会の傘下から離れ[1]、「劇団昴有限責任中間法人」となった。公益法人制度改革に伴い、2009年に一般社団法人に名称を変更した。
現在、劇団事務所は東京都豊島区南池袋にある[2]。また2016年より[3]、東京都板橋区大山東町に拠点劇場「Pit昴」(正式名称「サイスタジオ大山第1」)を確保し、各種公演を行なっている。
声優活動もしている所属俳優もおり、テアトル・エコーと共にディズニー映画の吹替に劇団員がキャスティングされる事も多く、VHS時代はキャスティングを全て劇団員で賄う吹替版も多く製作されていた。
所属
男性
女性
かつて所属した俳優
男性
- 飯田和平(在籍中に死去)
- 石田太郎(退団後死去)
- 石波義人(現所属:劇団四季)
- 板倉光隆(現所属:大沢事務所)
- 稲垣昭三(在籍中に死去)
- 内田稔(在籍中に死去)
- 江原正士(現所属:青二プロダクション)
- 遠藤征慈(退団後死去)
- 逢坂秀実(プロジェクト・レヴューに移籍後引退)
- 大林洋平
- 奥田隆仁(現所属:懸樋プロダクション)
- (小田悟)(現所属:ビートワン)
- 片岡弘鳳(現所属:ブライズヘッド)
- 加藤和夫
- 加納明(現所属:エフエンタープライズ)
- 久米明(退団後死去)
- 小池朝雄(在籍中に死去)
- (小谷野啓)(退団後死去)
- 小山武宏
- 髙木裕平(フリー)
- 立川志の輔(現所属:オフィスほたるいか)
- 田中正彦
- 辻つとむ(現所属:(優企画))
- 中条静夫(在籍中に死去)
- 鉄野正豊(引退)
- 鳥畑洋人
- 仲野裕(現所属:懸樋プロダクション)
- 中村雄一
- 西沢利明(退団後死去)
- 西本裕行(在籍中に死去)
- 平田広明(現所属:ひらたプロダクションジャパン)
- 藤木孝(ホリプロに移籍後死去)
- 松橋登
- 水野龍司(在籍中に死去)
- やなせさとる
- 簗正昭(劇団NLTに移籍後死去)
- 山中誠也(現所属:ネクシード)
- 吉岡ふみお(現所属:アクセント)
- 吉田幸紘
- 吉水慶(引退)
女性
脚注
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 劇団昴公演 – 現代演劇協会 デジタルアーカイヴ – Institute of Dramatic Arts Digital Archives