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六角家(ろっかくや)は、家系ラーメン店の屋号のひとつと、その運営会社である。本店運営会社は2020年に破産して消滅したが、本店以外で「六角家」を屋号とした姉妹店は、当社と別経営の戸塚店を含めて営業している。
概要
家系ラーメン吉村家2号店であった本牧家で創業者の吉村実に学んだ神藤隆が、1988年(昭和63年)に横浜市神奈川区六角橋商店街付近の東急東横線の東白楽駅と白楽駅のほぼ中間で、カウンターのみの客席で開店した。店名の「六角」はこの地名に由来する[2]。当初はカウンターに座る客がそれぞれ麺の量と硬さ、スープの味の濃さ、トッピングなどを伝えたが、のちに食券を採用する。吉村家と同じ酒井製麺を採用していた。
1990年(平成2年)9月に法人へ改組[1]し、1994年に新横浜ラーメン博物館の開業と同館に出店[1]して広く認知され、関東地方でセブン-イレブンのオリジナル商品として六角家を冠したカップ麺が発売された[1]。
2012年で六角橋本店、羽田店、戸塚店、海老名店、船橋店、御徒町店の6店舗を営業し、かつては札幌、名古屋、大阪、高松に直営店があった[1]。
2015年1月に消費税の滞納などで神藤の自宅が財務省から抵当権を設定された[3]。経営が悪化[1]して来店客数の減少と店主の体調不良により2017年10月31日に本店を閉店した。
本店運営会社の有限会社六角家は2020年(令和2年)9月4日に横浜地方裁判所から破産手続開始が決定[1][4]され、2020年12月21日に法人格が消滅した。
本店以外で「六角家」を屋号とした姉妹店は、当社と別経営の戸塚店を含めて営業している[1]。
特徴
ほかの家系ラーメン店よりもスープの味が柔らかい。
関連項目
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k “破産開始決定 (有)六角家”. TSR速報. 東京商工リサーチ (2020年9月15日). 2020年9月16日閲覧。
- ^ “横浜の家系の歴史を築いた「歴史系」の3店舗を調査!”. はまれぽ.com (2013年9月28日). 2022年3月13日閲覧。
- ^ 「文春オンライン」特集班 (2020年10月8日). “家系ラーメン・名門「六角家」はなぜ破産したか 大手飲食チェーン参入で「職人vs.資本系」に勝負あり?”. 文春オンライン (文藝春秋)2023年3月24日閲覧。
- ^ “「六角家 六角橋本店」経営会社 破産手続き開始決定”. 神奈川新聞. (2020年9月15日) 2020年9月16日閲覧。
外部リンク
- 【公式】ラーメン六角家 (@rokkakutotsuka) - Twitter - 戸塚店アカウント