歴史
国鉄時代の駅舎（1987年）
駅構造
相対式ホーム2面2線[8]を有する地上駅である。旅客の乗り降りは駅舎側のホームのみを使用[1]。使用しない反対側ホームには約100体にのぼる狸の置物が置かれている[9]。
以前はSKR200形気動車が留置されていたが、現在は夜間停泊などに使われている。なお、貴生川方面には信楽高原鐵道の信楽検修庫がある[8][10]。また、当駅より先も線路が続いており、終端に引き上げ線がある[8]。当駅は信楽線唯一の有人駅であり[1][3]、1991年の列車衝突事故以後線内において信号機が唯一使用されている駅でもある。
引き上げ線側から見た駅構内（2008年5月）
信楽線終端部（2020年7月）
信楽検修庫（2019年11月、隣接する駐車場より撮影）
利用状況
この節は(検証可能)な(参考文献や出典)が全く示されていないか、不十分です。（2021年11月） |
| 年度 | 1日平均乗車人員 |
|---|---|
| 2011年（平成23年） | 426 |
| 2012年（平成24年） | 431 |
| 2013年（平成25年） | 380 |
| 2014年（平成26年） | 346 |
| 2015年（平成27年） | 371 |
| 2016年（平成28年） | 432 |
| 2017年（平成29年） | 329 |
駅周辺
信楽焼タヌキ像
陶芸の町として知られる旧信楽町の中心駅。駅西側はそれに関する店や施設が多い。駅東側は小さな集落となっており、大日寺という寺院もある。
- 信楽焼タヌキ像 - 信楽駅前に立つ、高さ5.3メートルの信楽焼の像[1][9][11][12][13]。胴回り6.6メートル[14]。観光シーズンごとに信楽町観光協会が衣装を替えている[14]。
- 信楽陶器卸商業協同組合[15]
- 信楽焼ミュージアム
- 丸伊製陶へちもんショップ[16]
- 甲賀市役所信楽地域市民センター（旧・信楽町役場）
- 甲賀広域行政組合信楽消防署
- 甲賀警察署信楽交番
- (信楽伝統産業会館)（新館）[17][18]
- 旧信楽伝統産業会館（旧館）[19]
- (甲賀市立信楽図書館)
- 信楽体育館
- 信楽郵便局
- 信楽中央病院
- 信楽中央公民館
- 大日寺
- 法林寺
- 紫香楽一宮 新宮神社
- 陶器神社
- 信楽高原鐵道本社
- 滋賀タクシー信楽営業所
- 国道307号
- 滋賀県道137号信楽停車場線
- 大戸川
- 信楽川
バス路線
駅舎の前に「信楽駅」停留所があり、路線バスとコミュニティバスの各路線が発着する。なお、ここでは「現行路線」と「廃止路線」に分けて解説する。
現行路線
旧信楽町内しか運行しない便が多いが、帝産湖南交通の田上車庫行きと甲賀市コミュニティバスの朝宮線（甲賀市）の一部便は大津市内に乗り入れる。
- 帝産湖南交通
- (10系統)
- 田上車庫
- ※午前1便のみ。［ミホミュージアム → 信楽駅］間の路線もあるが、片方向しか運行されない。
- 甲賀市コミュニティバス
- (朝宮線)
- (宮尻)
- (多羅尾線)
- 信楽駅
- ※循環路線（(小川出) 方面）
- (田代・畑・陶芸の森巡回線)[20]
- 信楽駅
- ※循環路線（ハイランド 方面）
- 備考
- 甲賀市コミュニティバスのバスロケーションシステムを兼ねたデジタルサイネージが当駅待合室に設置され、2021年3月1日から運用を開始した[21]。
- 神山・江田・南新田方面へ向かうデマンドタクシー（エリアタクシー）の路線（(コミタク神山江田エリア)）も設定されているが、乗車する場合は予約が必要となる[22]。
廃止路線
かつては街どうしを結ぶ路線が多く、県境を越える路線も設定されていた。なお、石山駅行きは西回り（国鉄バス（現・西日本JRバス））と東回り（帝産湖南交通）の2路線が設定されていた。
- 国鉄バス（現・西日本JRバス）
- ※旧日本国有鉄道自動車局（国鉄バス）時代から運行されたが、2002年9月30日限りで廃止された。廃止後は朝宮・石山方面への路線が甲賀市コミュニティバスの朝宮線として運行されているが、石山駅への乗り入れは消滅した。
- 帝産湖南交通
- 10系統
- 信楽案内所 / 石山駅（※沢出・漆原・田上車庫・建部大社・唐橋前方面）
その他
セーフティーしがらき（2020年7月）
隣の駅
- 信楽高原鉄道
- ■信楽線
- 玉桂寺前駅 - 信楽駅
脚注
- ^ a b c d e f 川島 2009, p. 81.
- ^ a b c d e f g h 朝日 2011, p. 18.
- ^ a b c d e f g h 寺田 2013, p. 275.
- ^ “信楽の大たぬき魔女に変身、ハロウィーン前に仮装”. 産経ニュース. (2017年10月20日) 2021年11月18日閲覧。
- ^ “姿消すあの日「青」だった信号機 信楽高原鉄道事故30年”. 産経ニュース. (2021年5月17日) 2021年11月18日閲覧。
- ^ 梅原淳 (2021年5月28日). “死者10人以上の鉄道事故の発生傾向から見る 4月、5月は魔の月か”. Yahoo!ニュース. 2021年11月18日閲覧。
- ^ a b 寺田 2013, p. 131.
- ^ a b c 川島 2009, p. 12.
- ^ a b . 読売新聞オンライン. (2020年10月10日). オリジナルの2020年10月19日時点におけるアーカイブ。 2021年8月1日閲覧。
- ^ 朝日 2011, p. 15.
- ^ “映えスポ 信楽駅のたぬき像（滋賀県甲賀市）”. 日本経済新聞. (2020年6月17日) 2021年8月1日閲覧。
- ^ . 京都新聞. (2021年1月28日). オリジナルの2021年1月29日時点におけるアーカイブ。 2021年11月18日閲覧。
- ^ a b 稲見眞一 (2021年10月27日). “稲見駅長の鉄道だよ人生は!!-各駅停写の旅- 鉄印帳の旅(32)信楽高原鐡道信楽駅にて。”. 中京テレビ放送. 2021年11月18日閲覧。
- ^ a b “信楽タヌキが衣替え／滋賀”. びわ湖放送. (2022年1月19日) 2022年1月28日閲覧。
- ^ “信楽陶器卸商業協同組合 - 信楽焼の活性化・発展に貢献します。”. 信楽陶器卸商業協同組合. 2022年4月16日閲覧。
- ^ “”. ほっとする信楽. 信楽町観光協会. 2022年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月11日閲覧。
- ^ “信楽伝統産業会館（新館）”. 甲賀市. 2022年4月16日閲覧。
- ^ “信楽伝統産業会館”. ほっとする信楽 信楽町観光協会. 信楽町観光協会. 2022年8月3日閲覧。
- ^ “新・旧信楽伝統産業会館のご案内”. 緋色のであい いこうか信楽 (2020年7月31日). 2022年4月16日閲覧。
- ^ “「行き止まり路線からワープ」東海・近畿5選 屈指の秘境路線から都会へ抜けられる!”. 乗りものニュース (2020年10月20日). 2021年10月26日閲覧。
- ^ . 中日新聞Web. (2021年3月2日). オリジナルの2021年3月1日時点におけるアーカイブ。 2021年11月18日閲覧。
- ^ “” (PDF). 甲賀市 (2023年4月1日). 2023年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月30日閲覧。
参考文献
関連項目
外部リンク
- 駅・車両紹介 - 信楽高原鐵道
- 滋賀県観光情報 信楽高原鐵道信楽駅 - びわこビジターズビューロー