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富川駅

富川駅(とみかわえき)は、北海道日高振興局沙流郡日高町富川南2丁目にあった、北海道旅客鉄道(JR北海道)日高本線廃駅)である。電報略号ミハ事務管理コードは▲132206[2]

富川駅
駅舎(2017年9月)
とみかわ
Tomikawa
汐見 (9.1 km)
(7.7 km) 日高門別
所在地 北海道沙流郡日高町富川南2丁目
北緯42度31分0.63秒 東経142度1分15.07秒 / 北緯42.5168417度 東経142.0208528度 / 42.5168417; 142.0208528座標: 北緯42度31分0.63秒 東経142度1分15.07秒 / 北緯42.5168417度 東経142.0208528度 / 42.5168417; 142.0208528
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 日高本線
キロ程 43.6 km(苫小牧起点)
電報略号 ミハ
駅構造 地上駅
(ホーム) 1面1線
開業年月日 1913年大正2年)10月1日[1]
廃止年月日 2021年令和3年)4月1日[JR北 1][運輸局 1]
備考 無人駅
路線廃止に伴う廃駅
(テンプレートを表示)
富川駅
とみかわ
Tomikawa
(? km) (東佐瑠太)
所属事業者 沙流鉄道
所属路線 沙流鉄道線
キロ程 0.0 km(富川起点)
開業年月日 1922年大正11年)8月21日
廃止年月日 1952年(昭和27年)12月11日
(テンプレートを表示)

1986年(昭和61年)10月まで運行されていた急行「(えりも)」の停車駅であった。

かつては平取までの沙流鉄道の接続駅であった。

歴史

 
1975年の富川駅と周囲約750m範囲。右が静内方面。かつて沙流鉄道が右端踏切手前から道路に沿って別れており、また、この分岐点付近から逆に駅裏側へ向かって右上の木工場敷地界に沿って専用線が敷かれていたが、一部が道路に転用されている。さらに駅表の川との間に見える貯木場はかつては倍以上の面積を持ち、川には陸揚網場が設けられていて、王子製紙向けの原木が山となっていたが、その中央へ貨物ホームへの引込み線から分岐した専用線が引きこまれていた。こちらも斜めに向かう裏道の一部や貯木場の外周道路の一部に転用されている。これらの状況は、国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの1952年10月(沙流鉄道廃止直前)撮影 USA-M149-13 等で確認することができる。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

当駅の所在する地名より[10]

旧駅名の佐瑠太(さるふと)は、アイヌ語の「サル・プト」(沙流川の河口)に由来する[10]

駅構造

単式ホーム1面1線を有した地上駅だった。ホームは線路の南東側(様似方面に向かって右手側、旧1番線)に存在した。転轍機を持たない棒線駅となっていた[8]。かつては単式ホーム島式ホーム(片面使用)複合型2面2線を有する列車交換可能な交換駅であった[11]。互いのホームは駅舎側ホーム中央部分と対向ホーム東側を結んだ(構内踏切)で連絡した[11]。駅舎側(南西側)が上りの1番線、対向側(北東側)が下りの2番線となっていた[11]。また島式ホームの外側1線が(側線)として残っており[11]、この側線からは苫小牧方に分岐する行き止まりの短い側線を1線有した[11]。そのほか1番線の苫小牧方から分岐し駅舎南側の(ホーム切欠き)部分の旧貨物ホームへの側線を1線、1番線苫小牧方と2番線様似方を結ぶ(渡り線)を1線有していた[11]。交換設備運用廃止後は対向側の線路は側線を含め1993年(平成5年)までには撤去されたが、ホーム前後の線路は転轍機の名残で湾曲していた[8]

静内駅が管理していた無人駅だった。駅舎は構内の南東側に位置しホームに接していた。(有人駅)時代の駅舎は改築され、明かり窓を配した鋭角的にそそり立つ合掌部分と板張りの外壁を有する[9]木造駅舎となっていた[8]。ホーム側には木彫りの熊の顔が掛けられていた[8]。駅舎とは別棟でトイレ棟を有した[9]

かつては駅舎内に売店があった(1993年(平成5年)3月時点では営業中であった[8])。また「ハヨピラ ししゃも祭り」と記載された駅スタンプが設置されていた[8]

自動券売機設置駅だった。

利用状況

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去の各調査日における平均である。当駅についてはバス代行期間が存在するため、一部でバスと列車が別集計となっているほか、各年で集計期間が異なる。備考も参照。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
列車 代行バス
1981年(昭和56年) (170.5) [11] 1日乗降人員:341
1992年(平成04年) (137.0) [8] 1日乗降人員:274
2014年(平成26年) 109 [JR北 4] 当年の列車は単年の値。
2017年(平成29年) 81 [JR北 5] 2015年度末から鵡川 - 様似間バス代行。当年のバスは単年の値。
2018年(平成30年) 87.5 [JR北 6] 代行バスの値は過去2年平均
2019年(令和元年) 77.5 [JR北 7] 代行バスの値は過去3年平均
2020年(令和02年) 69.3 [JR北 8] 代行バスの値は過去4年平均

駅周辺

周囲は材木工場などがあり、原木なども積んである。市街地は国道を中心に広がる。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
日高本線
汐見駅 - *フイハップ浜駅 - 富川駅 - 日高門別駅
*:打消線は区間廃止前からの廃駅[12]

かつて存在した路線

沙流鉄道(旧・沙流軌道)
沙流鉄道線(廃止)
佐瑠太駅 - (東佐瑠太駅)

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 旧駅の位置は 5万分の1地形図「佐瑠太」大日本帝國陸地測量部 1928年測量1931年発行
  2. ^ 1993年(平成5年)6月時点では簡易委託駅(書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)101ページより。)。

出典

  1. ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、862頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、228頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ 『官報』 1913年10月06日 鉄道院彙報「軽便鉄道運輸開始」(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ 『官報』 1924年09月12日 鉄道省彙報「地方鉄道運輸開始」(国立国会図書館デジタルコレクション)
  5. ^ 『官報』 1929年11月19日 鉄道省告示第238号(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ 『官報』 1944年03月27日 運輸通信省告示第105号「停車場名改称」(国立国会図書館デジタルコレクション)
  7. ^ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社2011年6月発行)150ページより。
  8. ^ a b c d e f g h 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)101ページより。
  9. ^ a b c 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)345ページより。
  10. ^ a b 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)100ページより。
  11. ^ a b c d e f g 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)101ページより。
  12. ^ 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介新潮社2008年5月発行)29ページより。

JR北海道

  1. ^ a b (PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2021年1月5日。 オリジナルの2021年1月5日時点におけるアーカイブ2021年1月5日閲覧 
  2. ^ (PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2015年1月13日。 オリジナルの2015年1月15日時点におけるアーカイブ2020年10月30日閲覧 
  3. ^ “” (PDF). 北海道旅客鉄道. 2022年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月16日閲覧。
  4. ^ “” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2018年8月1日). 2018年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月17日閲覧。
  5. ^ 「」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道、3頁、2018年7月2日。 オリジナルの2018年8月17日時点におけるアーカイブ2018年8月17日閲覧 
  6. ^ “” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  7. ^ “” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人未満の線区(「赤色」「茶色」5線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月4日閲覧。
  8. ^ “”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。

北海道運輸局

  1. ^ a b (PDF)(プレスリリース)国土交通省北海道運輸局、2021年1月5日。 オリジナルの2021年1月5日時点におけるアーカイブ2021年1月5日閲覧 

関連項目

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