京都医療技術短期大学(きょうといりょうぎじゅつたんきだいがく、英語: Kyoto College of Medical Technology)は、京都府南丹市園部町小山東町今北1-3に本部を置いていた日本の私立大学である。1989年に設置され、2011年に廃止された。大学の略称は医短。現在は京都医療科学大学となっている。
概観
大学全体
- 京都医療技術短期大学は、(学校法人島津学園)により運営されていた日本の私立短期大学。短大の設立は1989年と至って新しいが、起源となっているレントゲン技術講習所から数えれば、80年以上の歴史があった。そのため、設置学科も診療放射線技術学科のみとなっていた。
建学の精神(校訓・理念・学是)
- 京都医療技術短期大学における建学の精神は「品性、技術ともに優れた技術者を養成して、医療技術の発展に応え、人類の健康と福祉の向上に寄与する」となっていた。これは、創始者である島津源蔵によりうたわれたものとなっている。
教育および研究
- 京都医療技術短期大学は、診療放射線技師を養成に力をいれた教育を行っていた。臨地実習先の実績として京都大学医学部附属病院・京都府立医科大学附属病院・京都市立病院・京都第一赤十字病院・京都第二赤十字病院・国立京都病院・京都桂病院などがあった[1]。
学風および特色
- 京都医療技術短期大学の経営母体は「島津学園」であることから、当短大は島津製作所との関連が深かった。
沿革
基礎データ
所在地
- 京都府南丹市園部町小山東町今北1-3
交通アクセス
象徴
- 京都医療技術短期大学のカレッジマークは、広げた翼をモチーフにしたものとなっていた。これは、医療技術者を学ぶものとして、柔軟な思考(頭)と豊かな品性(心)を養い、翼を拡げて明日へ羽ばたく向上心を培うことを意味するものとなっていた[1]。
教育および研究
組織
学科
- 診療放射線技術学科
専攻科
- なし
別科
- なし
取得資格について
- 診療放射線技師の受験資格が得られるようになっていた。
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
大学関係者と組織
プロジェクト:大学/人物一覧記事についての編集方針(ガイドライン)「記載する人物」により、単独記事のない人物(赤リンクまたはリンクなし)は掲載禁止となっています。記事のある人物のみ追加してください。(2021年12月) |
卒業後の進路について
就職について
- 専門職に就く人が大半。実績の例として京都府立医科大学附属病院・奈良県立医科大学附属病院・大阪大学医学部附属病院・広島大学病院・天理よろづ相談所病院・島津製作所・(三菱重工業大倉山病院)・大津赤十字病院・大阪赤十字病院・静岡赤十字病院などがある[1]。
編入学・進学実績
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
- 京都医療科学大学#歴史