中央(ちゅうおう)は、宮城県仙台市青葉区の地名(地図 - Google マップ)。一丁目から四丁目までが設置されている。郵便番号980-0021。
地理
北側を広瀬通と元寺小路、西側を東二番丁通り、南側を北目町通、東側をJR仙台駅の駅舎および軌道敷等で囲まれるエリアで、JR仙台駅西口一帯、すなわち、仙台駅前と呼ばれる地域とほぼ重なる。
東北地方最大の交通ターミナルを擁し、仙台市都心部の中心業務地区 (CBD) の一角を成す。また、大型店が集積する「仙台駅前商店街」、専門店が並ぶアーケード街「中央通り」(ハピナ名掛丁商店街、クリスロード商店街)、平日昼間に営業している常設市場「仙台朝市」などがあり、当地の西側に位置する「一番町」と並ぶ中心商業地区でもある。ビルの上層階や地下には飲食店も多く、東北地方最大の歓楽街「国分町」には及ばないものの集積度が高い。
高層ビルが建ち並び、JR仙台駅のペデストリアンデッキが網の目のように上空を行き交い、青葉通り・駅前通り・南町通り・愛宕上杉通りなどの大通りが地上を縦横に走り、地下ではJR仙石線のあおば通駅、仙台市地下鉄南北線および東西線の仙台駅が交差し、その間を仙台駅東西地下自由通路を初めとする地下道が網の目のように繋ぐ、動線が立体的な街区である(詳細は(仙台トンネル#仙台駅周辺)参照)。
歴史
沿革
世帯数と人口
施設
一丁目
北を広瀬通りおよび(元寺小路)、西を愛宕上杉通り(日吉丁・東五番丁・清水小路)、南を新寺通り(新北目町ガード)、東を概ねJR仙台駅軌道敷で囲まれる街区にあたる。JR仙台駅東口側にも、旧仙石線仙台駅前の東六番丁の一部に中央一丁目がある。北東端には宮城野橋(X橋)がある。
二丁目
北を広瀬通り、西を東二番丁通り、南を青葉通り、東を愛宕上杉通り(東五番丁)で囲まれる街区にあたる。
三丁目
北を青葉通り、西を東二番丁通り、南を朝市通り[7]、東を愛宕上杉通り(東五番丁)で囲まれる街区にあたる。
四丁目
北を朝市通り[7]、西を東二番丁通り、南を北目町通り、東を愛宕上杉通り(東五番丁)で囲まれる街区にあたる。南東端の交差点は旧六道の辻。
- 仙台朝市の南側
- EBeanS
- 住友生命仙台中央ビル (SS30)
- 仙台国際ホテル
- イムス明理会仙台総合病院
- ホテルモントレ仙台
類似地名
仙台市内には、当地の他にも「中央」と名の付く地名がいくつかあるので混同注意。なお、泉中央と八乙女中央は、七北田川をはさんで接している。
脚注
- ^ a b “町名別年齢(各歳)別住民基本台帳人口”. 仙台市 (2017年4月28日). 2017年6月30日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ 中央(昭45)(仙台市「仙台市の住居表示実施状況」 2.実施地区名一覧《実施年降順》)
- ^ 歴史的町名復活検討委員会報告 資料(仙台市「歴史的町名復活検討委員会」)
- ^ 新寺小路・連坊小路(昭57)(仙台市「仙台市の住居表示実施状況」 2.実施地区名一覧《実施年降順》)
- ^ 仙台駅東(昭63)(仙台市「仙台市の住居表示実施状況」 2.実施地区名一覧《実施年降順》)
- ^ a b 仙台市道青葉1247号・中央三丁目1号線および仙台市道青葉1248号・中央四丁目2号線
- ^ 宮城県道264号大衡仙台線の新道以外の区間などが該当する。
- ^ 北根・荒巻(昭53)(仙台市「仙台市の住居表示実施状況」 2.実施地区名一覧《実施年降順》)
- ^ 上谷刈・八乙女(平11)(仙台市「仙台市の住居表示実施状況」 2.実施地区名一覧《実施年降順》)
- ^ a b 第6回 資料3 町名変更区域図(仙台市「歴史的町名復活検討委員会」)
- ^ 愛子(平14)(仙台市「仙台市の住居表示実施状況」 2.実施地区名一覧《実施年降順》)
関連項目
外部リンク
- 宮城県商店街振興組合連合会
- 仙台駅前ナビ(仙台駅前商店街振興組合)
- ハピナ名掛丁商店街(名掛丁商店街振興組合) … 中央通り
- クリスロード商店街(クリスロード商店街振興組合) … 中央通り
- 仙台朝市どっとこむ!(仙台朝市商店街振興組合)