中国電力レッドレグリオンズ（ちゅうごくでんりょくレッドレグリオンズ、英: Chugoku Electric Power Red Regulions あるいは英: ENERGIA ～）は、広島県を拠点とするJAPAN RUGBY LEAGUE ONE所属のラグビーチーム。
| クラブカラー | 赤 |
|---|---|
| ユニオン | 日本ラグビー協会 |
| 愛称 | レッドレグリオンズ |
| 創設年 | 1987年 |
| 本拠地 | 広島県 フレンドリーエリアとして中国地方全域 |
| グラウンド | 中国電力坂グラウンド バルコムBMWスタジアム バルコムBMWラグビースタジアム |
| 収容人数 | 不明（坂） 13800（バルコムS） 1100（バルコムR） |
| 代表者 | 小川司德（顧問） |
| コーチ | 脊川穏 岩戸博和(ヘッドコーチ) |
| 所属リーグ | JAPAN RUGBY LEAGUE ONE |
| 公式サイト | |
| rrrfc | |
概要
母体は中国電力。陸上競技部、女子卓球部とともにカンパニースポーツとして活動している。本拠地は安芸郡坂町にある中国電力坂グラウンド。他にも、広島市にある広島県総合グランド（陸上競技場・ラグビー場）を試合会場に使用している。
チームカラーは、以前は青が主体[2]であったが、2009年シーズンから現在の赤[3]に変更している。2017年からチーム名をレッドレグリオンズとする。社内公募で決定したもので、しし座で最も明るい恒星レグルス（Regulus）と獅子（Lion）を組み合わせた造語。レグルスをラグビー部とし、しし座の星々を社員・ファン・家族などラグビー部に関わる人達として、すべての人達がしし座のように固い絆でつながることにより獅子のように強いチームになる、というチームの目指す方向性を示している[4]。
同じく広島県を拠点とするマツダブルーズーマーズとの対戦は広島ダービーと呼ばれている。
歴史
1990年代半ばから西日本社会人Aリーグに定着。2003年のトップリーグ創設後はトップキュウシュウAに所属し、2007年には2位となり(トップチャレンジシリーズ2)に初出場した。2009年、2014年、2016年にもトップチャレンジシリーズ2に出場。
2017年、トップチャレンジリーグに昇格するも、2019年にトップキュウシュウAに降格。2020年、トップリーグ再編に伴う新リーグへの参加希望申請を行い承認されたことを受けて、トップチャレンジリーグに再昇格。
2021年7月16日、新リーグJAPAN RUGBY LEAGUE ONEの3部リーグに振り分けされることになった[5]。
タイトル
最上位リーグ
なし
下位リーグ
- トップキュウシュウA 優勝：1回（2019）
成績
リーグ戦戦績
- 1994年度 西日本社会人Aリーグ 7位
- 1995年度 西日本社会人Aリーグ 5位
- 1996年度 西日本社会人Aリーグ 5位
- 1997年度 西日本社会人Aリーグ 7位
- 1998年度 西日本社会人Aリーグ 6位
- 1999年度 西日本社会人Aリーグ 4位
- 2000年度 西日本社会人Aリーグ 6位
- 2001年度 西日本社会人Aリーグ 5位
- 2002年度 西日本社会人Aリーグ 5位
- 2003-2004 トップキュウシュウA 3位
- 2004-2005 トップキュウシュウA 5位
- 2005-2006 トップキュウシュウA 4位
- 2006-2007 トップキュウシュウA 3位
- 2007-2008 トップキュウシュウA 2位、(トップチャレンジ2)・3位、トップキュウシュウA残留
- 2008-2009 トップキュウシュウA 3位
- 2009-2010 トップキュウシュウA 2位、(トップチャレンジ2)・3位、トップキュウシュウA残留
- 2010-2011 トップキュウシュウA 5位
- 2011-2012 トップキュウシュウA 4位
- 2012-2013 トップキュウシュウA 3位（予選リーグ 4勝2敗・3位、決勝リーグ1-3位グループ 2敗）
- 2013-2014 トップキュウシュウA 3位（予選リーグ 4勝2敗・3位、決勝リーグ1-3位グループ 2敗）
- 2014-2015 トップキュウシュウA 2位（予選リーグ 4勝2敗・2位、決勝リーグ1-3位グループ 1勝1敗）、(トップチャレンジ2)・2位、トップキュウシュウA残留
- 2015-2016 トップキュウシュウA 4位（予選リーグ 4勝3敗・4位、決勝リーグ1-4位グループ 3敗）
- 2016-2017 トップキュウシュウA 2位（予選リーグ 6勝・1位、決勝リーグ1-3位グループ 1勝1敗）、(トップチャレンジ2)・3位、トップチャレンジリーグに参入
- 2017-2018 トップチャレンジリーグ 6位（1stステージ 1勝6敗・7位、2ndステージ 2勝1敗）
- 2018-2019 トップチャレンジリーグ 8位（1stステージ 1勝6敗・7位、2ndステージ 1勝2敗）、トップチャレンジリーグ入れ替え戦・敗北、トップキュウシュウAに降格
- 2019-2020 トップキュウシュウA 優勝（5勝）、トップチャレンジリーグに昇格。
- 2020-2021 トップチャレンジリーグ 9位(リーグ戦 0勝4敗)
2022-23シーズンの順位
| ||||||||||||||
| チーム | 試合数 | 勝ち点 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | NTTドコモレッドハリケーンズ大阪 | 10 | 44 | 9 | 0 | 1 | 422 | 203 | 219 | |||||
| 2 | 九州電力キューデンヴォルテクス | 10 | 38 | 8 | 0 | 2 | 324 | 184 | 140 | |||||
| 3 | クリタウォーターガッシュ昭島 | 10 | 15 | 3 | 0 | 7 | 273 | 327 | -54 | |||||
| 4 | スカイアクティブズ広島 | 9 | 10 | 2 | 0 | 7 | 183 | 328 | -145 | |||||
| 5 | 中国電力レッドレグリオンズ | 9 | 9 | 2 | 0 | 7 | 167 | 327 | -160 | |||||
| ||||||||||||||
2022-23シーズンのスコッド
中国電力レッドレグリオンズの2022-23シーズンのスコッドは下記のとおり[8]。
ヘッドコーチ: 岩戸博和
| 選手 | ポジション | 身長 | 体重 | 誕生日（年齢[9]） | 登録区分[10] |
|---|---|---|---|---|---|
| 坪井秀龍 | (プロップ) | 181cm | 115kg | 1989年3月21日（33歳） | - |
| (前田恵輔) | (プロップ) | 172cm | 102kg | 1990年1月18日（32歳） | - |
| (大木寿之) | (プロップ) | 182cm | 108kg | 1994年2月9日（28歳） | - |
| (北島聖也) | (プロップ) | 175cm | 120kg | 1995年3月6日（27歳） | - |
| (石田大輝) | (プロップ) | 178cm | 115kg | 1997年2月18日（25歳） | - |
| (有藤孔次朗) | (プロップ) | 173cm | 102kg | 1998年3月24日（24歳） | - |
| (宮田賢斗) | (プロップ) | 170cm | 93kg | 1998年7月27日（24歳） | - |
| (岡本大輔) | (フッカー) | 170cm | 100kg | 1992年3月30日（30歳） | - |
| (浅井佑輝) | (フッカー) | 178cm | 102kg | 1992年8月24日（30歳） | - |
| (岩永健太郎) | (フッカー) | 171cm | 91kg | 1995年4月12日（27歳） | - |
| (庄島啓倫) | (ロック) | 184cm | 106kg | 1984年4月25日（38歳） | - |
| (守谷徹郎) | (ロック) | 188cm | 99kg | 1987年8月10日（35歳） | - |
| (藤崎健大) | (ロック) | 184cm | 98kg | 1990年1月20日（32歳） | - |
| (西川太郎) | (ロック) | 180cm | 102kg | 1994年10月9日（28歳） | - |
| (青木智成) | (ロック) | 189cm | 107kg | 1998年5月9日（24歳） | カテゴリA |
| (呉山聖道) | (ロック) | 180cm | 95kg | 1998年7月25日（24歳） | - |
| (松永浩平) | (フランカー) | 177cm | 93kg | 1990年7月16日（32歳） | - |
| エドワード・カーク | (フランカー) | 191cm | 108kg | 1991年8月28日（31歳） | カテゴリA |
| 森山皓太 | (フランカー) | 186cm | 110kg | 1993年11月29日（29歳） | - |
| (石渡健吾) | (フランカー) | 175cm | 92kg | 1997年5月2日（25歳） | - |
| (松田進太郎) | (フランカー) | 175cm | 95kg | 1999年5月23日（23歳） | カテゴリA |
| (河口駿) | (ナンバー8) | 180cm | 110kg | 1992年7月28日（30歳） | - |
| (塚本奨平) | (スクラムハーフ) | 168cm | 70kg | 1993年1月19日（29歳） | - |
| (河嶋凜太郎) | (スクラムハーフ) | 160cm | 65kg | 1993年10月28日（29歳） | - |
| (溝渕篤司) | (スクラムハーフ) | 167cm | 70kg | 1998年10月31日（24歳） | - |
| (山田一平) | (スタンドオフ) | 171cm | 80kg | 1995年5月25日（27歳） | - |
| (吉田橋蔵) | (スタンドオフ) | 177cm | 85kg | 1997年12月20日（24歳） | - |
| (黒川勝平) | (ウイング) | 175cm | 80kg | 1988年9月7日（34歳） | - |
| (東川寛史) | (ウイング) | 175cm | 84kg | 1995年6月9日（27歳） | - |
| 中野将宏 | (ウイング) | 168cm | 78kg | 1996年1月25日（26歳） | - |
| (藤井健太郎) | (ウイング) | 178cm | 87kg | 2000年1月17日（22歳） | カテゴリA |
| (荒井基植) | (センター) | 171cm | 76kg | 1991年1月1日（31歳） | - |
| (森田政彰) | (センター) | 166cm | 84kg | 1991年10月21日（31歳） | - |
| (鳥飼誠) | (センター) | 178cm | 88kg | 1993年8月7日（29歳） | - |
| (山口莉輝) | (センター) | 180cm | 82kg | 1999年2月14日（23歳） | - |
| (平山真也) | (センター) | 176cm | 85kg | 1999年10月8日（23歳） | カテゴリA |
| (畑中啓吾) | (フルバック) | 173cm | 76kg | 1991年5月24日（31歳） | - |
| (松岡祐斗) | (フルバック) | 183cm | 92kg | 1998年2月22日（24歳） | - |
過去の所属選手
「(Category:中国電力レッドレグリオンズ及びその前身チームの選手)」も参照
- 岩戸博和 - 現・同チームヘッドコーチ
- シオペ・ロロタヴォ - 現・リコーブラックラムズ東京
- 染山茂範 - 現・日野レッドドルフィンズ
- 脊川穏 - 現・同チーム監督
脚注
- ^ “2006今シーズンを振返って”. レッドレグリオンズ. 2018年2月6日閲覧。
- ^ “2008バックナンバー 対 三菱重工長崎”. レッドレグリオンズ. 2018年2月6日閲覧。
- ^ “2009バックナンバー トップキュウシュウAリーグ（対 JR九州）”. レッドレグリオンズ. 2018年2月6日閲覧。
- ^ “チーム名の決定について”. レッドレグリオンズ. 2018年2月6日閲覧。
- ^ “ラグビー新リーグ名称は「リーグONE」22年1月7日開幕 1部は神戸製鋼、パナソニックら12チーム”. ヤフースポーツ (2021年7月16日). 2021年7月16日閲覧。
- ^ 順位 - JAPAN RUGBY LEAGUE ONE
- ^ NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 大会概要およびアーリーエントリーについて - JAPAN RUGBY LEAGUE ONE
- ^ 中国電力レッドレグリオンズ 選手一覧 - JAPAN RUGBY LEAGUE ONE
- ^ 年齢は2022年12月17日の開幕時点のもの
- ^ カテゴリ A（日本代表の実績または資格あり）試合登録枠：17 名以上 同時出場可能枠：11 名以上。カテゴリ B（日本代表の資格獲得見込み）試合登録枠：任意 同時出場可能枠：任意。カテゴリ C（他国代表歴あり等、カテゴリ A, B以外）試合登録枠：３名以下
関連項目
- 九州電力キューデンヴォルテクス
- 中部電力ラグビー部
- (東京電力ラグビー部)（現・レッドブルズ）
- 中国電力陸上競技部
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- エネルギア・スポーツサポートクラブ ラグビー部
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