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世田谷代田駅

世田谷代田駅(せたがやだいたえき)は、東京都世田谷区代田二丁目にある、小田急電鉄小田原線である。駅番号OH 08

世田谷代田駅*
駅舎(2021年4月)
せたがやだいた
Setagaya-Daita
OH 07 下北沢 (0.7 km)
(0.7 km) 梅ヶ丘 OH 09
所在地 東京都世田谷区代田二丁目31-12
北緯35度39分29.5秒 東経139度39分40.5秒 / 北緯35.658194度 東経139.661250度 / 35.658194; 139.661250座標: 北緯35度39分29.5秒 東経139度39分40.5秒 / 北緯35.658194度 東経139.661250度 / 35.658194; 139.661250
駅番号 OH08
所属事業者 小田急電鉄
所属路線 小田原線
キロ程 5.6 km(新宿起点)
駅構造 地下駅
(ホーム) 1面2線
乗降人員
-統計年度-
7,983人/日
-2021年-
開業年月日 1927年昭和2年)4月1日
備考 *1946年 - 世田ヶ谷中原駅より改称
(テンプレートを表示)

世田谷代田駅
配線図
(凡例)

歴史

当駅と京王井の頭線新代田駅の間には、戦争中から戦後にかけて井の頭線に車両を運び込むための連絡線代田連絡線)が敷設されていた。地上駅だったころ上りホームの裏側に連絡線の跡地が残っていたが、複々線工事に伴い痕跡は消滅した。

駅名の由来

開業時の「世田ヶ谷中原」は、駅所在地の地名である代田村の小字(こあざ)から。その後、1946年に「代田村」が細分化されたため、「世田谷代田」に改称する。

駅構造

地下2階の緩行線上に1面2線の(島式ホーム)が設けられており、その直下をホームのない急行線が通過している。ホームにはホームドアが設置されており、ホームと地上の間は階段のほかエレベーターエスカレーターで連絡している。

地上に駅施設があり、改札口はコンコースの両側に設置されているが、地下化工事に伴って現在の駅舎が設置された当時は西側(有人改札)のみであった。2021年3月に設置された東側改札はICカード専用の無人改札である(精算機・ICカードチャージ機未設置)。コンコース及びホームにはそれぞれ天窓が設置されている。地上のコンコースには2017年3月24日に、小田急電鉄の環境保全対応や当駅付近の地下化工事の紹介(模型など)を展示した「小田急環境ルーム」が設置された[11]

トイレ多目的トイレを併設した男女別の水洗式で、小田急環境ルームの隣に設置されている。また、多目的トイレはオストメイト対応型と子供用便器併設型(オストメイト非対応)が1室ずつ、合計2室の設置となっている。

改札横にはストリーマーコーヒーカンパニーの店舗が入居している[12]

のりば

ホーム 路線 方向 行先
1   小田原線 下り 小田原片瀬江ノ島方面
2 上り 新宿  千代田線方面

変遷

地下化工事前

相対式ホーム2面2線を有する地上駅だった。改札は下りプラットホームに直結したものだけであるが、2009年7月24日までは臨時改札口(無人)が上りホーム上にあった。ホーム間は跨線橋で結ばれていたが、天気が良い日には富士山を見る事ができた事から「富士見窓」という名前の窓が設置されていた。この窓は仮駅舎にも引き継がれていた。

また、プラットホームは古くからの駅の構造がそのまま残っている箇所が多かった。駅の柱や車両の増結に伴いホームを延伸していった様子、木造のホーム壁面と一体になっているベンチなど、2000年代の駅においてはあまり見かけられなくなったものも見られた。

工事前の駅舎(2004年1月3日)

急行線工事完了前

小田急は東北沢 - 梅ヶ丘間で連続立体交差化(地下化)及び複々線化工事に着手し、2006年3月26日から2013年3月22日までは仮設橋上駅に移設され、同時に下りホーム側の改札口も従来より20 m程新宿寄りに移動された。2009年7月24日までは上りホームの臨時改札口も設置されていたが、翌日から1か所に統合された。

工事中の仮駅舎(2007年10月8日)

緩行線工事完了まで

2013年3月23日に地下3階を通過する急行線が先行して開通し、この線路沿いに仮設の相対式ホーム(8両編成対応)が設置された。地下化から2015年8月28日までは、地下2階の緩行線ホーム予定地に改札口をはじめとする仮の駅施設が置かれた。地下化時点では地上から地下2階の改札口まで106段の階段が仮設された[13]

2015年8月29日、地上部の駅舎が供用開始となり、改札・駅事務室が移設された。この時点で地上と地下2階の間にはエスカレーター階段エレベーターが設置されたが、地下2階とホームの間にはエレベーター・階段のみで、エスカレーターは設置されていなかった[14]

2018年3月3日の複々線化工事完成に伴い、地下2階の緩行線ホーム(10両編成対応)の使用が開始された。同時に地下3階の急行線仮設ホームは廃止され、ホームなどの旅客用設備は撤去された。

利用状況

2021年度の1日平均乗降人員7,983人であり[15]、小田急線全70駅中63位。

近年の1日平均乗降・(乗車人員)推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[16]
年度 1日平均
乗降人員[17]
1日平均
乗車人員[18]
出典
1956年(昭和31年) 4,371 [* 1]
1957年(昭和32年) 4,206 [* 2]
1958年(昭和33年) 4,478 [* 3]
1959年(昭和34年) 4,038 [* 4]
1960年(昭和35年) 8,519 3,869 [* 5]
1961年(昭和36年) 7,973 3,909 [* 6]
1962年(昭和37年) 8,128 4,026 [* 7]
1963年(昭和38年) 8,611 4,266 [* 8]
1964年(昭和39年) 8,712 4,301 [* 9]
1965年(昭和40年) 8,772 4,347 [* 10]
1966年(昭和41年) 8,458 4,148 [* 11]
1967年(昭和42年) 8,787 4,349 [* 12]
1968年(昭和43年) 9,183 4,523 [* 13]
1969年(昭和44年) 9,535 4,814 [* 14]
1970年(昭和45年) 9,070 4,630 [* 15]
1971年(昭和46年) 9,496 4,770 [* 16]
1972年(昭和47年) 10,150 5,084 [* 17]
1973年(昭和48年) 9,938 4,937 [* 18]
1974年(昭和49年) 10,426 5,223 [* 19]
1975年(昭和50年) 10,495 5,175 [* 20]
1976年(昭和51年) 10,119 5,009 [* 21]
1977年(昭和52年) 9,841 4,811 [* 22]
1978年(昭和53年) 9,938 4,905 [* 23]
1979年(昭和54年) 9,536 4,803 [* 24]
1980年(昭和55年) 8,937 4,707 [* 25]
1981年(昭和56年) 9,665 4,696 [* 26]
1982年(昭和57年) 9,616 4,645 [* 27]
1983年(昭和58年) 9,711 4,706 [* 28]
1984年(昭和59年) 10,401 4,925 [* 29]
1985年(昭和60年) 11,017 4,997 [* 30]
1986年(昭和61年) [19]11,405 5,139 [* 31]
1987年(昭和62年) 11,322 5,094 [* 32]
1988年(昭和63年) 11,213 5,093 [* 33]
1989年(平成元年) 10,873 4,919 [* 34]
1990年(平成02年) 10,720 4,934 [* 35]
1991年(平成03年) 10,475 4,940 [* 36]
1992年(平成04年) 10,282 4,842 [* 37]
1993年(平成05年) 10,010 4,689 [* 38]
1994年(平成06年) 9,773 4,546 [* 39]
1995年(平成07年) 9,655 4,485 [* 40]
1996年(平成08年) 9,661 4,469 [* 41]
1997年(平成09年) 8,732 4,455 [* 42]
1998年(平成10年) 8,689 4,464 [* 43]
1999年(平成11年) 8,614 4,380 [* 44]
2000年(平成12年) 8,537 4,306 [* 45]
2001年(平成13年) 8,571 4,258 [* 46]
2002年(平成14年) 8,449 4,220 [* 47]
2003年(平成15年) 8,492 4,251 [* 48]
2004年(平成16年) 9,050 4,214 [* 49]
2005年(平成17年) 9,017 4,227 [* 50]
2006年(平成18年) 9,001 4,203 [* 51]
2007年(平成19年) 8,853 4,257 [* 52]
2008年(平成20年) 8,566 4,151 [* 53]
2009年(平成21年) 8,339 4,041 [* 54]
2010年(平成22年) 8,162 3,962 [* 55]
2011年(平成23年) 8,133 3,937 [* 56]
2012年(平成24年) 8,289 4,027 [* 57]
2013年(平成25年) 8,093 3,894 [* 58]
2014年(平成26年) 7,934 3,869 [* 59]
2015年(平成27年) 7,886 3,862 [* 60]
2016年(平成28年) 8,150 4,006 [* 61]
2017年(平成29年) 8,343 4,112 [* 62]
2018年(平成30年) 8,828 4,384 [* 63]
2019年(令和元年) 9,348 4,653 [* 64]
2020年(令和02年) 7,061 3,542 [* 65]
2021年(令和03年) 7,983

駅周辺

代田地区は下北沢代沢)周辺から続く低層住宅地で、大規模な商業施設や公共施設は存在しない。下北沢や新宿に近いこともあり、近年は住宅地としての人気が高まり、住宅の販売価格や家賃が上昇している。

かつて存在していた施設

  • 代田四丁目バス(操車所)((バス路線:蒲13系統)〈→森91・品94〉)
「代田四丁目」は現在、環七通り上のバス停となっており、東急バスの森91系統が発着している(2013年3月31日までは都営バスの宿91系統も発着していた)。

作品の舞台

  • silentフジテレビ 2022年
    • 放映中より「ゆかりの地」として訪問する客が増え、2022年11月の定期乗車券を除く乗降客数は放映開始前の9月より22.7%も増加した[20]。小田急電鉄では、2022年4月より車両や駅構内のロケーションサービスを開始し、本作についてはテレビ局側の「下北沢付近」という要望に対して「ロケーションが良くてきれいで、乗降客が意外と少ない」という理由から当駅を候補地の一つに提案したと報じられている[21]。放映期間中には駅構内でドラマのBGMや主題歌を流すタイアップも行われた[20]

隣の駅

小田急電鉄
  小田原線
快速急行・通勤急行・急行・通勤準急・準急
通過
各駅停車
下北沢駅 (OH 07) - 世田谷代田駅 (OH 08) - 梅ヶ丘駅 (OH 09)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 佐藤信之「小田急電鉄連続立体化・複々線化事業を振り返る」『鉄道ピクトリアル』第68巻第6号(通巻946号)、電気車研究会、2018年6月1日、69 - 71頁、ISSN 0040-4047。 
  2. ^ a b 杉田弘志「小田急電鉄 列車運転の変遷とその興味」『鉄道ピクトリアル』第60巻第1号(通巻829号)、電気車研究会、2010年1月10日、213 - 218頁、ISSN 0040-4047。 
  3. ^ (PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2013年1月31日。 オリジナルの2019年5月16日時点におけるアーカイブ2020年4月11日閲覧 
  4. ^ “” (PDF). 小田急電鉄 (2013年1月1日). 2019年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月21日閲覧。
  5. ^ (PDF)(プレスリリース)小田急電鉄/箱根登山鉄道、2013年12月24日。 オリジナルの2021年5月9日時点におけるアーカイブ2021年5月9日閲覧 
  6. ^ “” (PDF). 小田急電鉄 (2015年7月1日). 2019年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月10日閲覧。
  7. ^ “” (PDF). 小田急電鉄 (2017年1月1日). 2019年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月10日閲覧。
  8. ^ (PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2017年12月15日。 オリジナルの2018年1月30日時点におけるアーカイブ2020年4月11日閲覧 
  9. ^ (PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2017年11月1日。 オリジナルの2019年4月15日時点におけるアーカイブ2020年4月11日閲覧 
  10. ^ 世田谷代田駅 東口 2021年3月6日10時から利用開始 - しもブロノート(2021年3月1日)2021年5月16日閲覧。
  11. ^ (PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2017年3月9日。 オリジナルの2020年5月10日時点におけるアーカイブ2020年5月10日閲覧 
  12. ^ 世田谷代田駅 店舗・サービス - 小田急電鉄(2018年3月4日閲覧)
  13. ^ “地下化後の世田谷代田駅に106段の階段-ネット上で話題に”. 下北沢経済新聞. (2013年3月28日). https://shimokita.keizai.biz/headline/1738/ 2018年3月3日閲覧。 
  14. ^ “世田谷代田駅のご案内・周辺情報|小田急電鉄”. 2015年9月5日閲覧。
  15. ^ 1日平均駅別乗降人員 - 小田急電鉄
  16. ^ 世田谷区統計書 - 世田谷区
  17. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  18. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  19. ^ 当駅の乗降人員最高値年度
  20. ^ a b “「silent」効果で世田谷代田駅の乗降客22%増 成功の陰に小田急電鉄の新戦略”. 産経新聞. (2022年12月21日). https://www.sankei.com/article/20221221-AEAICFVQRJHIZAZBTJ3CNVPKXU/#:~:text=%E3%83%95%E3%82%B8%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E7%B3%BB%E3%81%A7%EF%BC%91%EF%BC%90,%E5%AE%A2%E3%81%8C%E5%A2%97%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82 2023年2月9日閲覧。 
  21. ^ “小田急・世田谷代田駅、人気ドラマの「聖地」に 「silent」プロデューサーの狙いは”. 朝日新聞. (2022年12月7日). https://craft.asahi.com/article/2022/12/silent/ 2023年2月9日閲覧。 

出典

東京都統計年鑑
  1. ^ 昭和31年 (PDF) - 14ページ
  2. ^ 昭和32年 (PDF) - 14ページ
  3. ^ 昭和33年 (PDF) - 14ページ
  4. ^ 昭和34年
  5. ^ 昭和35年
  6. ^ 昭和36年
  7. ^ 昭和37年
  8. ^ 昭和38年
  9. ^ 昭和39年
  10. ^ 昭和40年
  11. ^ 昭和41年
  12. ^ 昭和42年
  13. ^ 昭和43年
  14. ^ 昭和44年
  15. ^ 昭和45年
  16. ^ 昭和46年
  17. ^ 昭和47年
  18. ^ 昭和48年
  19. ^ 昭和49年
  20. ^ 昭和50年
  21. ^ 昭和51年
  22. ^ 昭和52年
  23. ^ 昭和53年
  24. ^ 昭和54年
  25. ^ 昭和55年
  26. ^ 昭和56年
  27. ^ 昭和57年
  28. ^ 昭和58年
  29. ^ 昭和59年
  30. ^ 昭和60年
  31. ^ 昭和61年
  32. ^ 昭和62年
  33. ^ 昭和63年
  34. ^ 平成元年
  35. ^ 平成2年
  36. ^ 平成3年
  37. ^ 平成4年
  38. ^ 平成5年
  39. ^ 平成6年
  40. ^ 平成7年
  41. ^ 平成8年
  42. ^ 平成9年
  43. ^ 平成10年 (PDF)
  44. ^ 平成11年 (PDF)
  45. ^ 平成12年
  46. ^ 平成13年
  47. ^ 平成14年
  48. ^ 平成15年
  49. ^ 平成16年
  50. ^ 平成17年
  51. ^ 平成18年
  52. ^ 平成19年
  53. ^ 平成20年
  54. ^ 平成21年
  55. ^ 平成22年
  56. ^ 平成23年
  57. ^ 平成24年
  58. ^ 平成25年
  59. ^ 平成26年
  60. ^ 平成27年
  61. ^ 平成28年
  62. ^ 平成29年
  63. ^ 平成30年
  64. ^ 平成31年・令和元年
  65. ^ 令和2年

関連項目

外部リンク

  • 小田急電鉄 世田谷代田駅
  • (鉄道建築協会賞、作品部門、2017年度受賞・インターネットアーカイブ・2022年時点の版)
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