上越国際スキー場前駅(じょうえつこくさいスキーじょうまええき)は、新潟県南魚沼市樺野沢にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)上越線の駅である。
上越国際スキー場前駅 | |
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待合室と2番線ホーム出入口(2021年9月) | |
じょうえつこくさいすきーじょうまえ Jōetsu International Skiing Ground* | |
◄大沢 (1.0 km) (2.3 km) 塩沢► | |
所在地 | 新潟県南魚沼市樺野沢 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■上越線** |
キロ程 | 105.6 km(高崎起点) |
電報略号 | コサ |
駅構造 | 高架駅(盛土上) |
(ホーム) | 2面2線[1] |
開業年月日 | 1997年(平成9年)12月27日[1] |
備考 | 無人駅[1](乗車駅証明書発行機 有) |
* かつてはJōetsukokusaiskijōmaeまたはJōetsukokusaisukijōmaeとも表記。 ** 冬季のみ北越急行ほくほく線の上越線に乗り入れる普通列車の一部が停車。 |
概要
駅名にある通り上越国際スキー場の最寄り駅として開設された。当初は冬季のみ営業の臨時駅であったが、現在は常設駅に昇格し、通年営業を行っている。ただし、2018年現在でも早朝・深夜には普通列車でありながら当駅を通過する列車があるほか、北越急行ほくほく線直通列車も冬季の一部の普通列車を除き、全列車が当駅を通過する。[2]
歴史
駅構造
築堤上にある相対式ホーム2面2線を有する高架駅[1]。駅構内にはホーム相互間の連絡手段はなく、駅と立体交差する市道を経由しての徒歩連絡となる。双方向のホームの入り口に(乗車駅証明書発行機)が設置されている。
越後湯沢駅管理の無人駅で、駅舎はなくプレハブの待合所があるのみである。
のりば
1番線ホーム出入口(2021年9月)
待合室内(2021年9月)
ホーム(2021年9月)
駅周辺
当駅を出てすぐスキー場駐車場およびゲレンデ入口となっている。
- 上越国際スキー場(冬季)・上越国際プレイランド(春 - 秋)
- ホテルグリーンプラザ上越(通年営業)
また、当駅西側に位置する樺沢城跡からは周囲を一望できる。
バス路線
越後交通グループの南越後観光バスが運行する路線バス、および南魚沼市のコミュニティバス「市民バス」が当駅周辺を経由する。
- MY 湯沢=塩沢=六日町 線[5]
- 国道17号経由の便は同国道沿いの「上越国際スキー場入口」(MY20)が、下舞子経由の便はひとつ北側の「中村」(MY35)が最寄りバス停となるが、当駅からは前者は1.0 km、後者は1.6 kmほど離れている。
- <直行> 湯沢駅前=上越国際スキー場
- 冬季のみ運行。越後湯沢駅と当駅前を結んでいる。
- <市民バス> ■ 石打・竹俣コース
- スキー場の反対側、当駅を出て徒歩1分ほどの「上越国際スキー場前」が最寄りバス停となる[6]。
このほか、ホテルグリーンプラザ上越が、当駅と同ホテルを結ぶ予約制の送迎バスを運行している[7]。
その他
当駅の駅名は正式表記で9文字で、あしかがフラワーパーク駅、鹿島サッカースタジアム駅に次いでJRグループで3番目に長い駅名となっている。また、仮名表記では17文字で1位である。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■上越線(一部列車は当駅通過)
- 大沢駅 - 上越国際スキー場前駅 - 塩沢駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e 『鉄道ジャーナル』第32巻第4号、鉄道ジャーナル社、1998年4月、94頁。
- ^ 2021・22年シーズンは、直江津発の下り列車で当駅停車がある。JR時刻表2022年1月号。
- ^ 「鉄道記録帳2003年4月」『RAIL FAN』第50巻第7号、鉄道友の会、2003年7月1日、22頁。
- ^ a b “駅構内図(上越国際スキー場前駅)”. 東日本旅客鉄道. 2020年2月1日閲覧。
- ^ 湯沢・六日町地区 - 南越後観光バス.2018年11月10日閲覧。
- ^ 市民バス 石打・竹俣コース - 南魚沼市.2018年11月10日閲覧。
- ^ 送迎バスのご案内 - ホテルグリーンプラザ上越.2018年11月10日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(上越国際スキー場前駅):JR東日本