待合所(まちあいじょ)は、何かを待つ間に雨雪、風や寒さ、日差し、排気ガスなどをしのぐために設けられた建物である。建物内にある場合には待合室と呼ばれるが、区分は曖昧である。
一部のバス会社では、出札窓口が設置されている待合所を「○○待合所」と正式に呼んでいる場合がある(例:弘南バス浪岡待合所[1])。
北海道では駅付近に待合所という商売があった。列車の本数も限られ待ち時間も多く、冬季には列車の大幅遅延・運休も免れない地域特性のため、風雨を避ける屋内で列車待ち・迎えに来る人を待つスペースを提供し、これらの客に供食サービスを行う業態である。根室本線厚岸駅前の駅弁調製業者「氏家待合所」の名称はその名残である。
待合所が設けられる例
脚注
- ^ 現在は廃止され、「浪岡」バス停ポールのみ。
関連項目
- Homunculus loxodontus - 「待っている人」を表現した彫刻