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上西 泰史(かみにし やすし、2月27日 - )は、日本のベーシスト、音楽プロデューサー、サウンドクリエイター、作詞家。大分県中津市出身。
略歴
1990年、バンド「ガラパゴス」にて東芝EMIよりメジャー・デビュー。担当楽器はベース。多くの楽曲で作詞・作曲を手がけ、ガラパゴスではジャングルビートと呼ばれる、当時のバンドブームから離れた独自のサウンドを追求した。個性的な歌詞と情緒的なメロディがボーカルの狩野環のストレートな歌声とマッチし、東芝EMI新人賞を受賞した。藤井丈司プロデュースによる1stアルバム、クマ原田による2ndアルバムまでは、エスニックな雰囲気や生ドラムの4つ打ちキック、タムやフロアドラムをメインにしたジャングルビートを基本に置きながら、1990年当時英国で流行していたミュージックシーケンサー、サンプリング、ループを積極的に取り入れたミクスチャー・ロック的音楽だった。自身もレコーディングで訪れたロンドンのエレクトロニック・ダンス・ミュージックに強い影響を受け、当時シーケンサーにOpcode Vison、 KORG M1とサンプラーに(AKAI S1000)をメインとして作曲を行っていた。ガラパゴスは3枚のオリジナル・アルバムとベスト・アルバムを発表し、1994年に解散。解散後は狩野環とSuoer EGOを結成(現在は活動休止)。声楽とノイズギターを融合させたLOAD PLANET I.Dのバンドを軸に置きながら、サウンドクリエイターとして活動開始。カプコンのシューティングゲームギガウイングのサウンドトラック制作を行った事をきっかけに、開発会社だったタクミコーポレーションのゲームで楽曲制作。CM音楽、ゲーム音楽、イベント映像音楽、サウンドロゴなど企業向けサウンド制作を中心に行うようになる。サウンド制作では幅広い音楽性を発揮し、ロック、テクノ、エレクトロ、アシッドジャズ、アンビエントなどクラブ系からオーケストラまでの作曲、トラック制作を一人で行った。日本はもとより海外でも高い評価を得ており、手に入りづらいゲームサントラが今もなお高額売買されている。
2006年にHAL from Apollo 69のボーカルhalと秋間経夫と共にバンド「Core-MEDALICS」の一員として活動。2008年より秋間の結成したグラムロック・バンドRama Amoebaにベーシストとして参加[1]。
2009年、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンよりRama Amoebaとしてメジャー第一弾アルバムを異例の2枚同時発売しヨーロッパツアーを行う[1]。
2010年、ソニーモバイルコミュニケーションズのスマートフォンXperiaSO-01Bのカメラ機能のサウンドデザインコンセプトを担当。
2012年1月25日、ガラパゴスの1stアルバム『DOWN BY LAW』が廉価盤として再発売[2]。2月1日に発売された布袋寅泰のボックス・セット『MEMORIAL SUPER BOX』生産限定盤には、かつて布袋がラジオ番組でカバーしたガラパゴス「月の流す涙」が収録[3]。6月英国のゲームクリエータの開発したiphoneゲームアプリpig bulletに曲を提供。作曲家としての活動も活発に行っている。6月27日、Rama Amoebaを脱退。
2013年、イギリスで開催されたUKソングライティング・コンテストにて、上西が作曲、藤生ゆかり作詞の『Samurai Fire (Down by Law)』がコメンデッド・エントリー2012を受賞した。
2015年3月、プロデュースを担当したタグチハナ「Orb」が発売。11月、フランスのバンドDEAD SEXY Inc.のリミックス「You can make it」が発売[2]。12月、プロデュースを担当したタグチハナ「Sound Of Swells」が発売。
2018年9月、DEAD SEXY Inc.のリミックス「Selfie Gluten Free」がレコードで発売。渋谷スターラウンジで行われたDEAD SEXY Inc.の来日公演にベースで参加。11月、コント劇団明日のアーに楽曲提供。
2021年1月、橘レイアプロデュース作品3曲が配信発売。
参加作品
アルバム
- ガラパゴス(東芝EMI)
- (Down By Law)(1990)
- (Flowers)(1992)
- (HONEY PIE)(1993)
- (TREASURE) (1994年6月1日)TOCT-8385
- Core-MEDALICS
- (DIORAMA)(2006)(DEDICATION RECORDS)
- Rama Amoeba
- (Hello! End Of The World)(2009年7月8日、GNCL-1212)
- (Golden Age Of Glam Rock)(2009年7月8日、GNCL-1213)
- RED OR BLUE (2012年4月4日、BZCS-1087)
オムニバス
- (STAR STREET TRAX VOL.1)(1994)(東芝EMI)
- YOSHIHITO ONDA WORKS at DEDICATION RECORDS 2001-2006(2006)(DEDICATION RECORDS)
- Rama Amoeba
- (果てしなきグラムロック歌謡の世界)(2012)(キングレコード)
サウンドトラック
- ギガウイング(1999)(セルピュータ)[4]
- ギガウイング2 マーズマトリックス(2001)(セルピュータ)[4]
- ナイトレイド(2001)(サイトロン・デジタルコンテンツ )[4]
- BLAST!〜SHOOTING GAME SOUND OMNIBUS VOL.1〜(2003)(ティームエンタテインメント)
- STORM!〜SHOOTING GAME SOUND OMNIBUS Vol.2〜(2003)(ティームエンタテインメント)
作詞
- 東京パフォーマンスドール 夢で逢いましょう(アルバム『Check My Heart』)
- 本田美奈子. Sweet Dreams(アルバム『優しい世界』)
バンド活動
各バンドの項目を参照
アレンジ参加
- サメ時々マシュマロ:クニイリツコ
ゲーム音楽
- ギガウイング(1999年)
- マーズマトリックス(2000年)
- ギガウイング2(2000年)
- お天気ころりん(2001年)
- ナイトレイド(2001年)
- GIGAWING GENERATIONS(2004年)
- ミロンのほしぞらしゃぼん パズル組曲(2006年)
- めざせ!!釣りマスター(2007年)