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三菱・チャレンジャー

チャレンジャー(CHALLENGER)は、三菱自動車工業が生産・販売しているミッドサイズSUVである。現在は海外専売車種である。日本でも1996年から2001年まで販売が行われていた。

現在は主にパジェロスポーツ(PAJEROSPORT)または、モンテロスポーツ等の車名で日本を除く世界各国で販売されている。

初代 K94・96・99W/94・97WG型(1996年 - 2011年)

三菱・チャレンジャー(初代)
K94・96・99W/94・97WG型
 
前期型 フロント 3.0 XR
 
後期型 フロント 3.5 XR
概要
製造国   日本 (岐阜県)
販売期間 日本:1996年7月 - 2001年6月 (製造は2011年まで)
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 (イージーセレクト4WD) / スーパーセレクト4WD (1998年の一部改良後は(センターデフ付フルタイム4WD))
(パワートレイン)
エンジン
  • 4D56 2.5 L 直列4気筒SOHCICターボディーゼル
  • 4M40 2.8 L 直列4気筒SOHCICターボディーゼル (機械式)
  • 4M40 2.8 L 直列4気筒SOHCICターボディーゼル (電制式)
  • 6G72 3.0 L V型6気筒SOHC24バルブ
  • 6G74 3.5 L V型6気筒DOHC24バルブ (GDI)
最高出力
  • 2.5 L 105ps/4,200rpm
  • 2.8 L 125 ps / 4,000 rpm (機械式)
  • 2.8 L 140 ps / 4,000 rpm (電制式)
  • 3.0 L 185 ps / 5,500 rpm
  • 3.5 L 245 ps / 5,500 rpm
最大トルク
  • 2.5 L 24.5kg・m / 2,000rpm
  • 2.8 L 30.0 kg・m / 2,000 rpm (機械式)
  • 2.8 L 32.0 kg・m / 2,000 rpm (電制式)
  • 3.0 L 27.0 kg・m / 4,500 rpm
  • 3.5 L 35.0 kg・m / 4,000 rpm
変速機
  • INVECS-II 4速AT
  • INVECS-II 5速AT
  • 5速MT
サスペンション
  • 前 : ダブルウィッシュボーン式トーションバースプリング
  • 後 : 3リンク式コイルスプリング
車両寸法
ホイールベース 2,725 mm
全長 4,530 mm
全幅 1,695 - 1,775 mm
全高 1,710 - 1,730 mm
車両重量 1,790 kg - 1,950 kg
その他
ベース車 三菱・パジェロ
後継車
(テンプレートを表示)
シャーシ・ボディ
シャーシには、2代目パジェロのラダーフレームを採用している。最廉価モデル「S」は5ナンバーサイズ、その他モデルは265サイズのワイドタイヤ、オーバーフェンダー装着の3ナンバーモデル、また簡易キャンピング仕様の8ナンバーモデルをラインナップする。
エンジン
当初は、6G72 V型6気筒SOHC12バルブ 2,972 cc (185馬力) と、4D56 直列4気筒SOHC 2,500 cc インタークーラー付きディーゼルターボ (105馬力)・4M40 直列4気筒SOHC2,800 cc インタークーラー付きターボディーゼル (125馬力) の3種類だった。
後に、6G74 V型6気筒DOHC24バルブ GDI 3,496 cc (245馬力) と4M40 直列4気筒SOHCインタークーラー付きターボディーゼル (140馬力) が機械式から電子制御式の燃料噴射となった。
サスペンション
サスペンションは、2代目パジェロ同様にフロントがダブルウィッシュボーン・トーションバースプリング式独立懸架、リアは3リンク・コイルスプリング式車軸懸架を踏襲。
四輪駆動システム
2代目パジェロに採用されたスーパーセレクト4WDを搭載している。このシステムは、トランスファーにビスカスLSD付きセンターデフを追加し、4WD時にはセンターデフ式フルタイム4WDとほぼ同等の舗装路での走行性能を有している。 センターデフにはデフロック機構を装備し、直結4WDと同等の悪路走破性も持つため、パートタイム4WDとフルタイム4WDの長所を兼ね備えたシステムである。また、走行中でも駆動方式が変更可能で、前後輪への駆動力の配分は50:50であり、必要に応じて、0:100に近い配分まで変化することが可能となる。一部グレードに、走行中の切り替えを可能にする電子クラッチを用いたパートタイム駆動車両のイージーセレクト4WDを採用している。
自動車衝突安全テスト
機関 試験年 評価 備考
IIHS アメリカ 1997年 オーバーラップテスト「不可」 評価は上から「優」「良」「可」「不可」
1998年 オーバーラップテスト「不可」
1999年 オーバーラップテスト「不可」
2000年 オーバーラップテスト「不可」
2001年 オーバーラップテスト「優」
2002年 オーバーラップテスト「優」
2003年 オーバーラップテスト「優」
2004年 オーバーラップテスト「優」

歴史

1996年7月
発表、販売開始。エンジンは3 Lの24バルブV6エンジン (6G72型・185馬力)、2.8 L 4気筒ディーゼルターボエンジン (4M40型・125馬力)、2.5 L 4気筒ディーゼルターボエンジン (4D56型・105馬力) 駆動方式はスーパーセレクト4WD (一部グレードにはイージーセレクト4WD)。
2代目パジェロロングをベースにしてサードシートを取り去り、ハッチバック乗用車と同様の跳ね上げ式リアゲートを持ったボディを被せている。そのため当時は珍しい(背面タイヤ)を装着していないSUVであった。背面タイヤ有り仕様は前期型のみリアフォグの隣に追加でウインカーが付く。(一部国では後期型と同じウィンカー無し仕様となる。)
日本国内での取扱い店はギャラン店カープラザ店になる予定だったが、ギャラン店のパジェロとの競合を避けるため、カープラザ店専売となった。
販売当初のグレードは下から「S」、「Z」(2.5 Lターボディーゼル)、「Z」(2.8 Lターボディーゼル)、「Z」(3.0 Lガソリン)、「X」(ターボディーゼル/ガソリン)、「XR」(ターボディーゼル/ガソリン) の6グレード体制。
1997年1月4日 - 1月19日
(ダカール~アガデス~ダカールラリー)に参戦。ドライバーは増岡浩、コ・ドライバーはアンディー・シュルツ。総合4位。篠塚建次郎/アンリ・マーニュ組が三菱・パジェロで日本人初の初優勝を勝ち取った。[1]
1997年8月
マイナーチェンジ。ガソリン車のエンジンを3.5 Lの6G74型GDIに変更し、60馬力の出力向上を実現。ATはGDI用はスポーツモード付き5速ATに変更。ディーゼルは4D56エンジンを廃止し、4M40エンジンに統一・電子制御化。
1998年1月1日 - 1月18日
(パリ~グラナダ~ダカールラリー)に参戦。ドライバーは増岡浩。総合4位。(ジャン・ピエール・フォントネ)/ジル・ピカール組が三菱・パジェロエボリューションで総合優勝を飾っている。[2]
1998年8月
一部改良。GDIエコランプやUVカットガラスなど、装備の充実化を図る。シティクルージングの駆動方式を従来のスーパーセレクト4WDからセンターデフ付フルタイム4WDに変更。
1999年1月1日 - 1月17日
(グラナダ~ダカールラリー)に参戦。ドライバーは増岡浩。総合6位。[3]
1999年6月
マイナーチェンジ。フロントグリル、ヘッドライト、バンパーのデザインを一新。ディーゼルターボを廃止しガソリンに一本化。車内は2トーンカラー化。ステアリングの形状も変更。グレードはXとXRの2つになり、全グレードの駆動方式をセンターデフ付フルタイム4WDに変更。
そして、XRにはフロントフォグランプ、木目調内装、フロントドアカーテシランプ、リアヒーター、ラゲッジネット、ルーフスポイラー、クロム仕様のドアハンドルとミラーという豪華装備が標準装備されている。
ボディーカラーは6種類に減らされている。
オフロードパッケージの追加。前期型とは違いウィンカーの無いリアフォグと背負い式スペアタイヤキャリアをセットで装着。
7月にフロントサイドエアダムの追加あり。マイナーチェンジがあったかは不明。
2000年11月12日
テカテ・スコア・バハ2000に三菱自動車のチーム三菱ラリーアートから増岡浩と米国人選手3人が三菱・チャレンジャーSCORE仕様車で出場し、55時間36分23秒でゴールしクラス3i優勝を果たした[4]
またTeam GEOLANDAR RALLIARTからはドライバー塙郁夫、Mike Lund、(高杉健吾)が三菱・チャレンジャーで出場し、クラス3位となった[5]
2001年6月
類似モデルのエアトレックの発売に伴い、日本国内向けの販売を終了。また2003年からは旧カープラザ店でもパジェロが取り扱い開始された。
2002年11月21日 - 11月23日
第35回 TECATE SCORE BAJA 1000に、Team GEOLANDARから塙郁夫が三菱・チャレンジャーで出場し、25時間13分22秒でゴールしクラス3位で優勝した[6]
2003年
アメリカでの販売はエンデバーの投入と同時に終了。中国ではダイムラー・クライスラーの中国法人「北京ベンツ」でもライセンス生産されていた。
2011年
「パジェロスポーツ」という車名で輸出専用車としてパジェロ製造で生産されていたがこの年で生産を終了した。生産台数は61万4505台[7]

基本グレード (特別仕様車除く)

グレード 製造年 エンジン型式 エンジン 排気量 最大出力 最大トルク 変速機 駆動方式
S 1996年7月 – 1997年8月 4D56 直列4気筒SOHCICターボディーゼル 2476 cc 105 ps / 4200 rpm 24.5 kg・m / 2000 rpm 5速MT パートタイム4WD
Z 1996年7月 – 1997年8月
1996年7月 – 1997年8月 4速AT
1996年7月 – 1997年8月 4M40 (機械式) 直列4気筒SOHCICターボディーゼル 2835 cc 125 ps / 4000 rpm 30.0 kg・m / 2000 rpm 5速MT
1996年7月 – 1997年8月 4速AT
1996年7月 – 1997年8月 6G72 V型6気筒SOHC24バルブ 2972 cc 185 ps / 5500 rpm 27.0 kg・m / 4500 rpm
ZX 1997年8月 – 1998年8月 6G74 (GDI) V型6気筒DOHC24バルブ 3496 cc 245 ps / 5500 rpm 35.0 kg・m / 4000 rpm 5速AT フルタイム4WD
X 1996年7月 – 1997年8月 4M40 (機械式) 直列4気筒SOHCICターボディーゼル 2835 cc 125 ps / 4000 rpm 30.0 kg・m / 2000 rpm 4速AT
1997年8月 – 1998年8月 4M40 (電制式) 140 ps / 4000 rpm 32.0 kg・m / 2000 rpm
1996年7月 – 1997年8月 6G72 V型6気筒SOHC24バルブ 2972 cc 185 ps / 5500 rpm 27.0 kg・m / 4500 rpm
1997年8月 – 2001年10月 6G74 (GDI) V型6気筒DOHC24バルブ 3496 cc 245 ps / 5500 rpm 35.0 kg・m / 4000 rpm 5速AT
XG 1998年8月 – 1999年6月 4M40 (電制式) 直列4気筒SOHCICターボディーゼル 2835 cc 140 ps / 4000 rpm 32.0 kg・m / 2000 rpm 4速AT
XR 1996年7月 – 1997年8月 4M40 (機械式) 125 ps / 4000 rpm 30.0 kg・m / 2000 rpm
1997年8月 – 1998年8月 4M40 (電制式) 140 ps / 4000 rpm 32.0 kg・m / 2000 rpm
1996年7月 – 1997年8月 6G72 V型6気筒SOHC24バルブ 2972 cc 185 ps / 5500 rpm 27.0 kg・m / 4500 rpm
1997年8月 – 1998年8月 6G74 (GDI) V型6気筒DOHC24バルブ 3496 cc 245 ps / 5500 rpm 35.0 kg・m / 4000 rpm 5速AT
1999年6月 – 2001年10月
GDI-X 1998年8月 – 1999年6月
GDI-XR

2代目(2007年 - 2016年)

三菱・チャレンジャー
三菱・パジェロスポーツ(2代目)
 
2012年 チャレンジャー
 
2014年 チャレンジャー (オーストラリア仕様)
 
2014年 チャレンジャー
概要
製造国   タイチョンブリ県
  ロシア
  ベトナム
  中国湖南省長沙市
販売期間 2007年 - 2016年
ボディ
乗車定員 5 - 7名
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 2WD / スーパーセレクト4WD
(パワートレイン)
エンジン
  • 4D56 2.5 L 直列4気筒DOHC16バルブICターボ (DI-D)
  • 4D56 2.5 L 直列4気筒DOHC16バルブICターボコ High Power (DI-D)
  • 4M41 3.2 L 直列4気筒DOHC16バルブICターボ (DI-D)
  • 6B31 3.0 L V型6気筒SOHC24バルブ (MIVEC)
  • 6G74 3.5 L V型6気筒SOHC24バルブ
最高出力
  • 2.5 L 136 ps / 3,500 rpm
  • 2.5 L 178 ps / 4,000 rpm (HP)
  • 3.2 L 163 ps / 3,500 rpm
  • 3.0 L 222 ps / 6,250 rpm
  • 3.5 L 186 ps / 4,750 rpm
最大トルク
  • 2.5 L 32 kg・m / 2,000 rpm
  • 2.5 L High Power
    • MT 40.8 kg・m / 2,000 – 2,850 rpm
    • AT 35.7 kg・m / 1,800 – 3,500 rpm
  • 3.2 L 35.0 kg・m / 2,000 rpm
  • 3.0 L 28.6 kg・m / 4,000 rpm
  • 3.5 L 30.9 kg・m / 3,750 rpm
変速機
INVECS-II 4速AT
サスペンション
  • 前 : ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング (スタビライザー付)
  • 後 : 3リンク式コイルスプリング (スタビライザー付)
車両寸法
ホイールベース 2,800 mm
全長 4,695 mm
全幅 1,815 mm
全高 1,800 - 1,840 mm
車両重量 1,935 - 2,085 kg
(テンプレートを表示)
シャーシ・ボディ
シャーシには、新開発のラダーフレームを採用。このラダーフレームは従来より軽量なを使用することで重量を削減している。
エンジン
エンジンは、4D56 2.5 L 直列4気筒DOHC16バルブICターボコモンレールDI-D・4M41 3.2 L 直列4気筒DOHC16バルブICターボコモンレールDI-D・6B31 3.0 L V型6気筒SOHC24バルブ・6G74 3.5 L V型6気筒SOHC24バルブを搭載している。
サスペンション
サスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン式コイルスプリング (スタビライザー付)、リアは3リンク式コイルスプリング (スタビライザー付) を採用。
四輪駆動システム
先代同様スーパーセレクト4WDを搭載している。加えて、4代目パジェロと同じくASTC (アクティブスタビリティ&トラクションコントロール) の搭載により、滑りやすい路面や、緊急回避時の急なハンドル操作による車両の不安定な動きや車輪のスリップを各輪独立してブレーキを作動させ、回転さを減少させることでスリップを抑制し、安定走行を支えるアクティブスタビリティコントロール (ASC)。また、雪道やぬかるみなどでの発進時や、急勾配での登坂・降坂時に駆動輪のスリップを感知すると、そのタイヤにブレーキをかけるとともにエンジンの出力をスロットル部で最適に制御するアクティブトラクションコントロール (ATC) を搭載している。(一部グレードには非搭載) ATCにより、前後片方輪空転しても空転タイヤにブレーキをかけて駆動力の流出を防止する。そのため、従来LSDデファレンシャルなどによる差動制限を、ブレーキで行うLSDとして作用するため、悪路走破性が飛躍的に向上している。
自動車衝突安全テスト
機関 試験年 評価 備考
ANCAP オーストラリア 2010年 ★★★★ 最高評価は★★★★★である。

歴史

  • 新開発のラダーフレームを採用し、エンジンには2WD仕様に新開発された6B31 3.0 L V型6気筒SOHC24バルブと新たに改良が加えられた2.5 L 4気筒DOHC16バルブICターボコモンレールDI-Dが搭載され4WD仕様には同じく4D56 2.5 L 4気筒DOHC16バルブICターボコモンレールDI-D・4M41 3.2 L 4気筒DOHC16バルブICターボコモンレールDI-D・6G74 3.5 L V型6気筒SOHC24バルブが搭載されている。
  • 4WD仕様には、2代目パジェロに搭載されていたスーパーセレクト4WDが採用されている。
2008年8月26日 - 9月7日
モスクワ国際モーターショーで新型「パジェロスポーツ」が世界初公開され、翌年アルゼンチンで開催されたダカール・ラリーの三菱チームのサポート車に起用される。トライトンをベースとしておりボディ・オン・フレーム構造を採用する。このモデルは日本未発売
2008年9月5日
タイ仕様のパジェロスポーツを公開。モスクワ国際モーターショーとは違い、2WDモデルやカットモデル、4WDモデルに搭載されるパワーユニット4M41も公開された。2WDモデルには2.5 L Di-Dが、4WDモデルには3.2 L Di-D (4M41) が搭載される。ロシア仕様は落ち着いた木目調パネルを採用した内装に対し、タイ仕様はスポーティーなシルバーパネルを採用。
2008年12月20日
ダカール・ラリーの参戦マシン「パジェロスポーツエボリューション」を公開。このマシンはミツビシ・モータース・タイランドとラリーアート・タイランドが共同開発したラリーマシンである。ドライバーは(マナ・ポーンシリチャン)/ティエリー・ラカンブル組
2009年1月3日 - 1月18日
ダカール・ラリーに本車をベースに開発されたラリーマシン「パジェロスポーツエボリューション」が参戦。総合73位、257時間23分51秒 (ペナルティ200時間14分) で完走。
2016年未明
ウェブサイトの商品情報から削除され、3代目に切り替えられる。

ロシアのラインアップ

  • 1ルーブル=約3円で換算
グレード エンジン型式 エンジン 排気量 最大出力 最大トルク 変速機 牽引能力 排ガス適合
Intense 5MT S04 4D56 (DI-D) 直列4気筒DOHC16バルブICターボ DI-D High Power 2,476 cc 178 ps / 4,000 rpm 40.8 kg・m / 2,000-2,850 rpm 5速MT 2,500 kg ユーロ4
Intense 5AT S04 35.7 kg・m / 1,800 – 3,500 rpm 5速AT
Instyle 5AT S05
Ultimate 5AT S03
Intense 5AT S06 6B31 (MIVEC) V型6気筒SOHC24バルブ MIVEC 2,998 cc 222 ps / 6,250 rpm 28.6 kg・m / 4,000 rpm 5速AT
Instyle 5AT S07
Ultimate 5AT S10

3代目(2015年 - )

三菱・パジェロスポーツ(3代目)
 
フロント(2015年8月登場型)
 
リア(2015年8月登場型)
概要
製造国   インドネシア
  ロシア
  タイチョンブリ県バーンラムン郡
販売期間 2015年8月 -
ボディ
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 FR/スーパーセレクト4WD II
(パワートレイン)
エンジン
  • 4N15 2.4 L 直列4気筒 DOHC コモンレールDi-D ハイパワーディーゼルターボ (MIVEC)
  • 4D56 2.5 L 直列4気筒 コモンレールDi-D ディーゼルターボ
最高出力
  • 2.4 L 181 ps
  • 2.5 L 136 ps
最大トルク 2.4 L 43.8 kgf.m / 2500 rpm
変速機
  • 8速AT
  • 5速AT
  • 6速MT
  • 5速MT
車両寸法
ホイールベース 2,800 mm
全長 4,785 mm
全幅 1,815 mm
全高 1,800 mm
(テンプレートを表示)
エンジン・トランスミッション
エンジンには、タービン容量を可変制御する「VGターボチャージャー」や「減速エネルギー(回生)システム」などを備えた2.4 L MIVECディーゼルターボエンジンである4N15型が搭載され、トランスミッションは本車種用に開発された三菱車初の8速ATとなる。
四輪駆動システム
3代目以降のパジェロに採用されている「スーパーセレクト4WD-II」に進化するとともに、三菱車で初となるオフロードモード制御やヒルディセントコントロールを採用。また、2代目同様にアクティブスタビリティ&トラクションコントロール(ASTC)も採用されている。

歴史

2015年8月1日
タイにて3代目へのフルモデルチェンジが発表され、同年秋よりタイを皮切りに順次発売された[8][9]
外観には「ダイナミックシールド」と呼ばれる新世代フロントフェイスデザインコンセプトを採用。
安全面においては、衝突安全強化ボディ「RISE」や合計7つのSRSエアバッグに加え、三菱車で初となる後側方死角警報システムをはじめ、衝突被害軽減ブレーキシステムや誤発進抑制制御システムといった予防安全装備、三菱車で初となる電動パーキングブレーキやマルチアラウンドモニター、前席左右の温度調整オートエアコンなどの先進装備も盛り込まれた。
3代目は欧州・アセアン・中東・アフリカ・中南米・ロシアなどへ順次展開を拡げ、2代目同様に約90ヶ国で販売する計画である。
2019年7月25日
大幅改良モデルがタイで世界初披露され、発売が開始された[10]
フロントデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」が進化し、ヘッドライトがフロントグリルと連続したデザインとなり、コンビネーションランプをバンパー左右コーナー部に配置。ボンネットが高くなったことでフロントフェイスの厚みが増し、メッキパーツが装備された。
新たに、8インチのカラー液晶メーター、8インチのスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)、ハンズフリー機能付エレクトリックテールゲート(セーフティ機構付)が採用され、Bluetoothによる連携でスマートフォンからのエレクトリックテールゲート開閉や降車リマインダー(ドアロック忘れなどを通知し、スマートフォンで施錠可能な機能)などの便利機能で構成された三菱リモートコントロールも採用された。
内装ではフロアコンソールやドアグリップの形状が変更され、ステッチ付ソフトパッドを追加。コンソール下部にはキーなどの小物類を収納し、左右どちらからでも出し入れが可能なアンダートレイが新たに採用され、フロアコンソール後端には150WのAC電源が配置された。
レーンチェンジアシスト(RCA)や後退時車両検知警報システム(RCTA)が追加され、安全性能が強化された。
2021年2月16日
2代目を継続販売していたインドネシア向けパジェロスポーツが2019年7月改良モデルに準じた3代目へフルモデルチェンジされた[11]

製造拠点

初代
2代目
3代目

輸出・現地生産先の名称

年間生産と販売

日本
生産 販売
1996 35,561 不明
1997 51,594 7,423
1998 71,562 2,592
1999 95,914 910
2000 92,475 369
2001 78,337 76
2002 69,001 -
2003 34,258 -
2004 30,515 -
2005 23,773 -
2006 17,455 -
2007 19,349 -
2008 9,210 -
2009 2,364 -
2010 2,154 -
2011 42 -
2012 - -
2013 - -
2014 - -
タイ
生産(新型=3代目) 販売(新型=3代目)
2005 - -
2006 - -
2007 11 -
2008 15,065 3,045
2009 37,179 7,280
2010 55,289 12,462
2011 67,966 20,008
2012 82,712(-) 25,315(-)
2013 49,438(-) 13,919(-)
2014 42,207(-) 6,186(-)
2015 15,819(52,542) 3,322(20,536)
2016 -(59,993) 1(13,165)

(Sources: , Facts & Figures 2002 , Facts & Figures 2010, Facts & Figures 2015, Facts & Figures 2017 Mitsubishi Motors website)

脚注

注釈

[脚注の使い方]

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ 「」『ラリーアートジャーナル』第70巻、 オリジナルの2016年4月20日時点におけるアーカイブ、2020年12月8日閲覧 
  2. ^ 「」『ラリーアートジャーナル』第76巻、 オリジナルの2016年4月20日時点におけるアーカイブ、2020年12月8日閲覧 
  3. ^ 「」『ラリーアートジャーナル』第82巻、 オリジナルの2016年4月19日時点におけるアーカイブ、2020年12月8日閲覧 
  4. ^ 「」『ラリーアートジャーナル』第93巻、 オリジナルの2016年10月5日時点におけるアーカイブ、2017年1月8日閲覧 
  5. ^ “”. アライズ (2000年11月). 2001年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月8日閲覧。
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  10. ^ 『三菱自動車、新型『パジェロスポーツ』を世界初披露』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2019年7月25日https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2019/detail5350.html2021年2月16日閲覧 
  11. ^ 『三菱自動車、インドネシアで『パジェロスポーツ』をモデルチェンジ』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2021年2月16日https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2021/detail5505.html2021年2月16日閲覧 

派生車

関連項目

外部リンク

  • パジェロスポーツ - 三菱自動車のグローバルウェブサイト内のページ
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